共働きの現役保育士です。
保育園への準備物、多いですよね。
特に0歳児になると、総計20品目はあるでしょうか。
せっかく新品で揃えても、子どもはすぐに汚すので買い替える頻度も高いです。
お金もかかります。
わざわざブランド品を買わなくても、100均で似たような子供用品が販売されていますよね。
100均の商品は品質面で劣るのは紛れもない事実ですが、保育士としては100均で揃えた持ち物でも全く構いませんよ。
ただ、100均で揃えた場合には、次のような点は知っておきたいですね。
食事エプロンはマジックテープに要注意
保育園でも低年齢クラスでの給食時には必ず着用する食事用エプロン。
100均で売られているエプロンとメーカー品とを比較すると次の通りです。
220円(2枚で)
1,100円(2枚で)
値段は3倍以上違いますね。
注目すべきはサイズとテープ部分です。
100均のエプロンは、36cm×22cmで、メーカー品は37cm×25cmです。
数センチの差ですが、保育園では食べこぼしをキャッチするよう、ポケット部分にお皿を入れて食べることがあります。
100均のエプロンだと、微妙に小さくてお皿が入れられないのですよね。
また、見た目ではわかりにくいのですが、マジックテープの部分が100均とメーカー品とでは大きく異なります。
100均のマジックテープはすぐ取れる!
自宅でも保育園に持参している100均エプロンと同じものを使っている場合は、マジックテープが付かなくなっていることに気付きやすいですね。
自宅では別のエプロンを使っているお家の子は、保育園で食べるたびに首から100均エプロンが落ちてきて気の毒な感じになっています。
ループタオルの吸水性には目をつぶる
110円
420円
ループタオルの場合、注目すべきはサイズと材質です。
100均のループタオルのサイズは、30cm×30cm、メーカー品のサイズは34cm×34cmです。
100均のループタオルの材質は、ポリエステル100%、メーカー品の材質は綿100%です。
実際、保育園で100均のループタオルを使っている園児は筆者の保育園ではごくまれにみる程度ですが、保育士としてはどこのループタオルでも保育に支障はありません。
ただ、100均のループタオルはサイズが小さく吸水性が劣るので、子どもが「とりあえず手をタオルに擦り付けている」という状態にはなっています。
100均靴下は使用率高し
110円
靴下の場合、注目すべきは材質です。
100均の靴下の材質は、ポリエステル+ポリウレタン、メーカー品の材質は綿82.9%(他、ポリエステル14.3%+ポリウレタン2.8%)です。
やはり100均の場合は、合成繊維なので吸水性に劣ります。
ただ、子どもの靴下、めちゃくちゃ汚れますよね。靴下を買っても買ってもすぐ汚れます。
保育園でも靴下は100均の物、見かける頻度が高いですね。
保育園の準備物を100均で揃えるときの注意
保育士としては保育園の準備物がブランド品だろうが100均だろうが、おおむね保育に影響がありません。
ただ、100均の物は劣化が早い一方、保護者が劣化に気が付いていない場合も多いと感じます。
保育園の準備物を100均で揃えたのであれば、劣化状態のチェックと早めの買い替えをしましょう。
まとめ
保育園の準備物を100均で揃えた場合に知っておきたいことを紹介してきました。
保育園に持参する物は多く、全部揃えて買い替えるとお金もかかります。
100均アイテムを織り交ぜるものありですよ。
保育園の準備物の選び方については、次の記事でまとめています。
参考にして買い間違いを防いでくださいね。
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