保育園の先生がもらって迷惑なプレゼント5種類「お菓子の数が微妙」

保育園の先生へのNGプレゼント

共働きの現役保育士です。

旅行の後や進級・卒園のタイミングなどで、プレゼントやお土産をくださるお家も多いです。

今回は、保育園の先生がちょっと困ってしまうプレゼントについて、保育園事情を踏まえて紹介します。

先生たちにプレゼントは迷惑なのか

筆者自身は差し入れやプレゼントをいただくととても嬉しいですよ。
迷惑ということはありません。

他の職員もお土産などを楽しくいただいていますよ。

一方、特に公立の保育園では、お土産やプレゼント等を受け取ってはいけない方針の場合があります。
公立の保育園の職員は公務員だからという理由です。

差し入れを受け取れない方針の保育園以外では、ありがたくいただく保育園の方が多いのではないでしょうか。

保育園でのお土産の配り方

職員全員あてでプレゼントやお土産をいただいた時、保育園ではどのように対応しているのかはあまり知られていないでしょう。
実録するとこんな感じです。

  1. 受け取った人が「◯◯ちゃんのお家からです」などとメモを付け事務所などに保管
  2. 特に担任にはいただき物をした旨を可能最短で伝達
  3. 昼礼など先生たちが集まる場面で、いただきものの紹介をしつつ皆で分ける

保育園の先生がもらって迷惑なプレゼント

プレゼントをいただいて迷惑ということはほぼありませんが、分配や扱いに困る物はあります。
これまでいただいた贈り物の中から、そんなプレゼントやお土産について紹介します。

微妙な個数のお菓子

保育園の先生がちょっと困ってしまうプレゼントでありがちなのが、分けるのに困る個数のお菓子です。

旅行に行った際にお土産を買ってきてくださるのは非常にありがたいのですが、例えば、職員数16人の保育園に対し6個入りのお菓子などの場合は、分け方に困ることがあります。

天空のスイーツ プリン アソート 1箱 詰め合わせ お取り寄せ 誕生日 ギフト 敬老の日

プリン、非常においしそうですが、6個だと担任の先生プラス両隣のクラスの担任の先生で分ける?!
じゃんけんでもらう人決める?!
・・・と困惑してしまいます。

保護者が頻繁に会話をするのは主に担任になりますが、意外にも合同保育の時間が長いです。
合同保育中は担任以外の先生が保育にあたっていることも多いです。

また、保育士の他、園長や調理師・栄養士・看護師なども子どもに深く関わっています。
いただいた差し入れを誰に優先して配るのかを決めるのはとても難しいです。

だからといって、全職員にお土産を買うとなるとお金もかかります。

旅行に行ったからといって、お土産を買わなくてはなどと思う必要は全くありません。
子どもたちからのお土産話が嬉しいです。

アルバムやボリューミーなお手紙

子どもや保護者の方からのお手紙、嬉しいです。筆者がいただいたお手紙は全部大切に保管しています。

一方、手紙というより卒園時などにいただくことがある、アルバム風のボリュームがあり過ぎるお手紙はどうすれば良いかと迷ってしまうことがあります。

保護者の目線では「うちの子との想い出をいつまでも大切にして欲しい」という気持ちからアルバムやメモリアルグッズを選ぶかと思います。

先生目線では、思い出も大切なのですが全員を平等に、他のお友達との想い出も平等に心の中に残したい気持ちです。

匂いが強すぎるハンドクリーム

特定の先生宛に贈るプレゼントとして、ハンドクリームをくださる場合があります。
値段的に手頃なのと、実際、保育士は頻繁に手を洗うので手荒れしやすいということにご配慮いただいたのでしょう。


N organic HOME モイストアロマハンドクリーム

良い香りのハンドクリームはとても嬉しいのですが、香りが強すぎると子どもたちから「◯◯先生の手から匂いがするー」と言われてしまうので、保育中は使えないことがあります。

オフの日などにありがたく使わせていただいていますよ。

手作りのお菓子

保育園の先生は基本的にお菓子が大好きですが、手作りの品は避けた方が良いですね。

バレンタインなど子どもが作ったお菓子も同様です。

お菓子をプレゼントするなら市販品をおすすめします。

昆虫類

「園児たちで見てください」というように、カブトムシやザリガニ、カマキリなどをいただくことが結構な頻度であります。

保育園で昆虫類を育てることは良くありますが、先生たちは戦々恐々。
「カブトムシかっこいいねー」などと言いつつ、実は虫を全く触れないという先生も少なくありません。

昆虫などの生き物類は、いきなり持参せずに事前にご一報の上、持参をお願いします。

昆虫はプレゼントなのかは微妙なところですが。

植物

園庭が殺風景過ぎる・園児たちに自然と触れる機会を得て欲しいなどの理由により、植物や観葉植物をプレゼントしようと考える方もいるかもしれません。

毎日の水やりが必要なのが植物です。誰がやるのか、長期休暇中はどう管理するのかなどの問題が生じます。

また、病害虫への対応やアレルギーの園児にも配慮する必要があります。

植物や観葉植物を贈りたい場合は、事前に保育園に確認してから贈りましょう。

一方、先生が自宅に持ち帰る花束は別です。いただいて悪い気がする先生はほぼいないはずですよ。

1人だけにこっそり渡す

特定の先生だけにこっそりとプレゼントを渡すのはおすすめしません。

他の先生や他の保護者に渡すときの会話を聞かれても困らない渡し方をおすすめします。

例えば、複数の担任がいて「〇〇先生は子どもが一番大好きだった先生だったので特別に、こっそりと」といった渡し方は、いただく方も困ってしまいます。

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まとめ

保育園の先生がちょっと困ってしまうプレゼントについて紹介してきました。

プレゼントは一切受け取らないという方針の保育園でない限り、基本的にプレゼントやお土産は喜ばれていますよ。

先生や保育園に対するプレゼントとして喜ばれたものについて、以下の記事で紹介しているので、合わせてご覧くださいね。

また、保育園に持って行く喜ばれるお土産は以下の記事で紹介しています。

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