「保育園の持ち物」名前を直接書かない方法 保育士おすすめ10選

保育園名前を直接書かない方法

共働きの現役保育士です。

後できょうだいにお下がりしたい・メルカリで売りたいなどの理由で、保育園用の服や靴に直接名前を書きたくない方もいるでしょう。

今回は、名前付けの手間と保育園の先生が喜ぶかという視点を加味しながら、直接書かずに名前付けをする方法を紹介していきます。

名前を直接書かないで済む方法

マスキングテープを使う

親が手間なし度:
保育園の先生喜び度:


名前入りマスキングテープ

マスキングテープ、かわいいし剥がした跡が残らないし、貼るのも簡単ですね。

「マスキングテープでも取れない!」とか「洗濯しても大丈夫!」とか言われていますが、正確には「数回の洗濯程度では取れない」が正解です。

何回も洗濯していればすぐ取れます。

園児(0歳)
園児(0歳)

僕らの服、2-3回しか洗わないってことないよねえ。
手でごしごしとかもしないといけないでしょ。

保育士目線では、おすすめではありません。

基本的に全員が就労している保育園児の保護者の方たち。
みんな、全員忙しいんです。

帰宅したら急いで洗濯機回して・・で精一杯。
名前のマスキングテープが取れていないかなんて毎回チェックするなんて不可能というものです。

園児(0歳)
園児(0歳)

「マスキングテープが剝がれてないか毎日チェックを欠かさない」なんてできる人いないよねー。
親忙しくても、うちら容赦なく泣くよ。

1回洗濯してみたけど大丈夫だったと判断するのではなく、マスキングテープは、定期的に状態をチェックできる方に選んでもらいたいですねえ。

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お名前シールを貼る

親が手間なし度:
保育園の先生喜び度:

手書きは読みにくく、滲んできてしまうのは避けられないため、お名前シールで記名するのもおすすめです。
さらに、お名前シールの中では、ビニール製より布製のシールがおすすめです。
ビニール製ははがれやすいので、剥がれ落ちた場合、誤嚥の原因になります。
一方、布製はまず剝がれない。
保育園の先生目線では、はがれないし文字が読みやすくありがたいですね。
園児(0歳)
園児(0歳)

剥がれない分、剥がしたときに若干跡が残るけどね。
そこはご容赦。

服から靴、お道具箱まで何にでも貼れるので便利です。

スナップ式ネームタグを使う

親が手間なし度:
保育園の先生喜び度:


お名前タグ スナップ式

名前を書いたループを靴や鞄などに巻いてスナップでパッチンと留めます。

貼り付けることがないので一切跡が残らないので便利です。

ネームタグの留め具には、スナップボタン式・粘着テープ式・キーホルダー式と種類がありますが、保育士目線ではスナップボタン式がありがたいです。

粘着テープ式は取れやすいし、キーホルダー式は金具が付いていてぶらぶらするので安全上、お勧めできないためです。

布やタグに縫い付ける

親が手間なし度:
保育園の先生喜び度:


お名前刺繍布地 縫い付けタイプ

お名前を書いた布地を服やお布団などに縫い付けても、直接名前を書くことなく記名できます。

縫い付ける手間がかかりますが、金具などがないため安全性が高い上、外した後も跡が残りません。

特にお布団などは、名前を書いた大判の布地を縫い付けている方も多いですが、名前が見やすいので保育士も助かっています。

園児(0歳)
園児(0歳)

保育園の敷布団は年長さんまでずっと使うよ。
買い替えなくてOKな物だから、お布団には特に布の縫い付け方式がおすすめ。

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中敷きに名前を書く

親が手間なし度:
保育園の先生喜び度:

名前が書ける中敷き

靴の場合、サイズ調整のために中敷きを入れている方もいるでしょう。

靴に名前を直接書くのを避けるために、中敷きに名前を書くのも一案です。

要は名前が書いてあれば良いので、保育士としても困りません。

おむつのサブスクを利用する

親が手間なし度:
保育園の先生喜び度:

おむつのサブスクを導入している保育園の場合は、サブスクを利用することでおむつへの名前書きがなくなります。

ちなみに、おむつのサブスクって、園児全員がサブスクの場合は保育士側も助かるのですが、サブスクの子とおむつ持参の子が混在していると逆にものすごい手間だったりします。

サブスクの在庫管理が大変なんです・・

園児(0歳)
園児(0歳)

サブスク導入したらおむつの発注業務が増えて先生たちが青くなってる。

ワッペン

親が手間なし度:
保育園の先生喜び度:


お名前ワッペン

ワッペンを縫い付けても、直接書かずに名前を付けることができます。

縫い付ける手間がかかりますが、ワッペンは繰り返し使用を前提にしているため、外して何度でも使えるのが良いですね。

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靴につける名札

親が手間なし度:
保育園の先生喜び度:


ゴム製なので安全な靴の名札

名前のタグがついた輪の形をした靴の名札もあります。

靴の名札という名前ですが、傘や鞄など何にでも取り付けられます。

靴の名札にも種類があり、輪部分がプラスチック製とゴム製とがあります。

保育士目線では、ゴム製をおすすめしたいです。
プラスチック製だと破損したときに危険だし、実際割れやすいので。

園児(0歳)
園児(0歳)

靴の名札のプラスチックの輪っかが割れたやつ。
保育室に落ちてることあるよね。
私たち口に入れちゃうからやめてなー。

プラスチック製だと無理ですが、ゴム製なら服や帽子などにも付けられますね。

後で譲ることなど考えない

親が手間なし度:
保育園の先生喜び度:

後で売ったり譲ったりするために名前を書かない方法を考えるのではなく、保育園で使う衣類はワンシーズン限りの使い捨てであると決めてしまうのも一手です。

後で譲りたいから名前を直接書かない努力をしたのに、子どもが派手に汚してきたとなるとなんだかイライラしてしまいませんか?

園児(0歳)
園児(0歳)

僕たちの仕事は元気に遊ぶことである。
服が汚れたと言われても困るのである。

園児(0歳)
園児(0歳)

保育園の先生も、私たちに私たちの仕事をたっぷり楽しんで欲しいと言っている。

汚れてもいい・ワンシーズンで使い倒すという服だけを使うのも悪くはない手ですよね。

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まとめ

名前付けの手間と保育園の先生が喜ぶかという視点を加味しながら、直接書かずに名前付けをする方法を紹介してきました。

直接名前を書きたくないから何もしないというのは、保育園生活を送るときに非常に支障があることなので、何らかの方法で名前が分かるようにして欲しいというのが保育士としての切なる願いです。

保育園の持ち物への名前の書き方について、詳しくは下の記事でまとめています。
書く位置からひらがな・漢字の使い分け、フルネームと下の名前の使い分けまで詳しく解説していますので参考にしてくださいね。

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