「160mlと240mlの哺乳瓶どちらを選ぶべき」メリット・デメリットを現役保育士が解説

哺乳瓶160-240ml

共働きの現役保育士です。

哺乳瓶の主に160mlと240mlの2サイズが流通しています。

哺乳瓶を買いそろえるときどちらのサイズを何本購入すべきか迷ってしまいますね。

今回は、160mlと240mlのサイズ別にメリットとデメリットを紹介していきます。

結論としては、240mlを主でそろえることをお勧めします。

哺乳瓶の大きさ

160mlの哺乳瓶のメリット・デメリット

飲む量が少ない新生児期は160mlの哺乳瓶で十分です。
ただ、使える時期が短いため、160mlの哺乳瓶はあると便利ですが、無理して購入する必要はありません。

哺乳瓶短い

160mlのメリットとデメリットを見てみましょう。

160mlの哺乳瓶のメリット

1. 倒れない!

240mlの哺乳瓶は倒れやすいので扱いにくいことがあります。

2. 果汁用の小さな哺乳瓶の代わりとして十分使える。

果汁用として哺乳瓶が販売されていますが、小さいタイプの哺乳瓶で全く問題ありません。また、夏場の水分補給に麦茶を小さいタイプの哺乳瓶に入れて持ち歩けます。

3. 哺乳瓶3本用の消毒器に、きちんと詰めれば5本まで入り、一気に加熱消毒可能。

3本用の消毒器に5本詰め込むことの是非はさておき、加熱消毒の回数が少なくできるのは大きなメリットです。

哺乳瓶消毒

大きい哺乳瓶だとどうしても3本までしか入りません。

小さいタイプの哺乳瓶のデメリット

1. 月齢が大きくなると量が足りなくなる。

小さい哺乳瓶は使う時期が短いです。

2. ミルクを溶かすために勢いよく振るとこぼれる

ミルクの溶かしやすさだと大きい哺乳瓶の方が溶かしやすいです。
ただ、キャップをしておけば逆さまにしてもミルクはこぼれないので、小さい哺乳瓶でもキャップを付けて思い切り振って溶かせます。

大きいタイプ(240ml)の哺乳瓶のメリット・デメリット

240mlの哺乳瓶のメリットとデメリットを見てみましょう。

哺乳瓶の大きさ 大きいタイプ

240mlの哺乳瓶のメリット

1. 大人が持ちやすい。

大人が介助する際は、大きい哺乳瓶が持ちやすいです。

2. 赤ちゃんから見ると大きいほうが持ちやすい。

赤ちゃんが哺乳瓶を持つようになったときに、赤ちゃんも大きいほうが両手で持ちやすいです。

240mlの哺乳瓶のデメリット

1. 倒れるし、子供に倒される。

授乳時は片手は子供を抱っこしているので、もう一方の手だけで哺乳瓶を扱いますが、キャップを閉めようとしたときに大きい哺乳瓶だと良く倒れます。
子供が足で蹴り倒すことも・・

2. 底のほうが洗いにくい。

洗いやすさだと大きい哺乳瓶は底の方がブラシが届きにくいです。

300mlの哺乳瓶は必要か

240mlの上、300mlの哺乳瓶もあります。

ミルクをよく飲むということであれば、ミルクを増やすのではなく離乳食で栄養を取れるように、食事の方を進めましょう。

300mlの哺乳瓶まで購入は不要ですよ。

まとめ

160mlと240mlの哺乳瓶のどちらを選ぶかを決めるときに知っておきたい、それぞれのメリットとデメリットを紹介しました。

160mlの哺乳瓶は扱いやすいなどのメリットがありますが、使える期間が短いため240mlの哺乳瓶をメインにそろえることをおすすめします。

園児が保育園に持ってくる哺乳瓶の8割がこれ、「ピジョンの240ml哺乳瓶プラスチック」 ですねえ。

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