幼保英検1級保育士が紹介する0歳に読む英語の絵本

共働きの現役保育士(幼保英検1級)です。

赤ちゃんや小さな子供に英語に触れてもらうべく、英語の本や絵本を読み聞かせると良いとよく言います。

保護者(ママ)
保護者(ママ)

0歳児に英語の絵本を読み聞かせたいと思いますが、私自身は英語が得意ではありません。
英語ができない親でも読み聞かせできる英語絵本ありませんか?

今回はこんな希望を持つ方に向けて、0歳児へのおすすめ英語絵本を紹介していきます。

0歳児向け英語絵本の選び方

0歳に読む英語絵本

親が楽しめる絵本

絵本に限らず0歳児をはじめ、乳児・幼児さんの遊びではママ・パパ自身が楽しいと思う遊びでないと子どもは楽しいと感じません。

保育士たちも絵本を選ぶときは、誰かが良いといった絵本ではなく、自分が楽しいと思える絵本を子どもたちに読み聞かせしていますよ。

色彩豊かな絵本

0歳児さんの視力は発達途上です。

このため、淡い色彩の美しい絵本はもう少し大きくなってから楽しむとして、今は色彩が豊かで明るい色使いの絵本を選びましょう。

絵柄の輪郭がはっきりとした絵本もいいですね。

ママ・パパ自身の声で読む絵本

保護者(ママ)
保護者(ママ)

私の英語の発音が変なので、子どもも間違えた発音で覚えてしまわないかしら。

自分の発音が悪いから朗読CDを流すというのはおすすめしません。

正しい発音は、子ども自身で英語を学習するようになってから修正して身に着けるので大丈夫です。

0歳児への読み聞かせの目的は、ママ・パパとの愛着の形成にあります。

0歳の読み聞かせでは、英語の発音にこだわるよりも、ママ・パパ自身の声で読むということの方が大切ですよ。

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0歳に読む英語の絵本

メイシーちゃんシリーズ

メイシーちゃんシリーズは、ストーリーも可愛らしいですが、そのイラストに工夫が凝らされていますので、中身を少し紹介します。

赤ちゃんに読む英語の本

著者、Lucy Cousins(ルーシー・カズンズ)(1964年2月10日生まれ)は児童書のイラストレーターです。

彼女の代表作が今回ご紹介するメイシーちゃん(Maisy Mouse)シリーズとなります。


メイシーちゃんシリーズは、27の言語に翻訳され、発行部数は2700万部以上に及びます。

写真のイラストをパッと見ても分かる通り、非常に特徴的かつ分かりやすいイラストのタッチですが、これは幼児向けに特別に考えられた手法で描かれているためです。

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Maisy Takes a Bath

メイシーちゃんシリーズのうちの1冊で、「Maisy Takes a Bath」より中身を一部紹介しましょう。

赤ちゃんに読む英語の本

メイシーちゃんのバスタイム。

お湯を張って、泡風呂です。

赤ちゃんに読む英語の本

「あ、アヒルさんもね」

「おや、誰か玄関にやってきたぞ」

メイシーちゃんは階下に降りて誰なのか見に行きます。

お風呂は2階なんだ・・というプチ疑問はありますが、読み進めます。

赤ちゃんに読む英語の本

Tallulahちゃんだった!

ごめん、お風呂入るから今遊べないよ。

赤ちゃんに読む英語の本 メイシーちゃんがお風呂に入る

メイシーちゃんはお風呂に戻り入ろうとするのですが・・

この後もメイシーちゃんとTallulahちゃんの可愛らしいやり取りが続きます。

10ページほどの本ですので、子供が飽きる前に読み終えることができますよ。

Maisy Drives the Bus

男の子ならこんな絵本。メイシーちゃんシリーズからもう一冊ご紹介しましょう。

「Maisy Drives the Bus」です。

赤ちゃんに読む英語の本 Maisy Drives the Bus

メイシーちゃんはバスの運転手。

バス停1には誰が待っているかな?

Cyrilちゃんでした。

赤ちゃんに読む英語の本

クロネコさんがバス停2で待っていました。

バス停4にはEddieちゃんが。
バスに乗れるのでしょうか。

メイシーちゃんシリーズの登場人物は、主役のメイシーちゃんの他、Tallulahちゃん、Eddieちゃん、CyrilちゃんともうひとりワニのCharleyが中心となっており、ドラえもんでいうところの「のび太、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫」の役割をしてくれています。

メイシーちゃんシリーズでは「Maisy is ○○○」「Maisy does ○○○」という文章が何回も出てくるので、名前(Maisy)の部分をお子さんのお名前に変えて読んであげても喜びますよ。

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FIRST 100 WORDS

0歳さんには英語の図鑑もおすすめです。

FIRST 100 WORDSは表紙にパットが入っているので、赤ちゃんが一人で触っていても安心です。

読まなくても見ているだけで楽しめますよ。

The Goldfish Got Away

 こちらはロングセラー「きんぎょがにげた」の英訳版です。

金魚を探すという動作が面白く、保育園でも0歳児さんクラスで頻繁に読み聞かせする絵本です。

日本語版の英語版がある絵本だと、母語でストーリーを深く理解した上で読み聞かせできるので、読み聞かせに”魂が乗る”、そんな利点があります。

じぶんだけのいろ

日本語版の英語版がある絵本の他、日英併記の絵本もいいですね。

言葉が分かり始める2歳児以降なら、英語と日本語の両方を拾い読みしながら読み聞かせできます。

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まとめ

英語ができない親でも読み聞かせできる、0歳児向け英語絵本のおすすめを紹介してきました。

英語の発音に悩むよりも、”親が楽しめる絵本”や”色彩豊かな絵本”を選び、ママ・パパ自身の声で読むことが大切ですよ。

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