保育園を転園するなら4月・5月・8月・3月である理由を現役保育士が力説「行事前はNG」

現役の保育士&資格マニアです。

転居や保育園に対する不満等、何らかの理由で通園中の保育園から転園し、他の保育園に途中入園することもあるでしょう。
この場合、転園&途中入園するのは何月が良いのかという疑問が湧いてきます。

転園時期が比較的選べる場合、保育士目線では”4月からの途中入園”をおすすめしたいです。

転園&途中入園の手続き

通園中の保育園から転園し、他の保育園に途中入園する場合の手続きの流れを簡単に確認しましょう。
新規入園時と同様、転園&途中入園の手続きは、認可・認可外や行政により手順が異なります。

●書類の提出
認可園の場合は、役所など行政に対し書類を提出します。

●入園先の保育園と入園の流れを相談
入園に必要なものや荷物の搬入の方法などを相談します。

●通園中の保育園と退園までの流れを相談
荷物の持ち帰り方法など、退園までの流れを相談します。

ベストな転園&途中入園時期は子供と親とで異なる

途中入園する新しい保育園を決める際、保育園全体として望ましいかという視点の他、実際空きがあって入れるのかという視点で決定することでしょう。

ただし、余裕があるのなら、加えてほしい視点が何月の入園なら子どもが馴染みやすいかということです。

追加募集を実施する5月や、転勤や引っ越しが増える9月・10月が転園&途中入園し易いと言われています。ただし、5月・9月・10月というのは親目線で良い時期というだけで、子ども目線では、新生活に負担なく潜り込める月が異なります。

親目線でベストな途中入園時期と子ども目線でベストな時期が異なることに注目してください。
子供目線では、行事の練習が佳境に入る時期の途中入園は避けたほうがよいでしょう。在園児が練習ですでに習得している競技やダンスを、途中から入って身につけることを求められるのが負担なのは、想像するまでもないですよね。

転園&途中入園するなら4月・5月・8月・3月

保育園を転園&途中入園するなら子ども目線で4月がおすすめです。その次が5月・8月・3月と続きます。その理由をおすすめの月の順に説明します。

先生自身が1年生な「4月」

保育園は大きく1年という単位でスケジュールが組まれており、1年単位で担任の組み直しや行事予定の決定が行われます。
よって、4月は新しい担任にとってこれからの1年でどのようにクラスをまとめていくか模索している時期です。クラスをまとめていく目的で、4月は子どもたちとの信頼関係の構築に注力し、担任する子どもたちと共に遊び、対話を増やします。

担任の先生自身がいわば1年生状態である4月に途中入園できれば、新しい保育園にストレスなく溶け込んでいけるでしょう。
また、4月はまだ行事の練習等がはじまっていないため、活動にも余裕があり、新入園児のサポートも手厚くできることが多いです。

まだ行事の練習がはじまっていない5月

4月から1ヶ月経ち、先生たちも各クラスのペースを完成しつつある5月。一方で、多くの保育園では、運動会や発表会などの大きな行事の練習をまだはじめていません。

そして、気候の良い5月には、戸外遊びやお散歩などに積極的にでかけることも多く、子どもたちもゆったりと楽しめる時期です。
途中入園しても溶け込みやすい時期と言えます。

登園児が少なくのんびりな8月

多くの保育園で、クラスのチームワークを発揮するはじめての行事となるのが運動会です。運動会は10月ごろに行われることが多く、8月は運動会の練習をしなくてはと先生たちが焦り始める時期でもあります。

一方、幸か不幸か昨今の温暖化のため、8月は暑すぎて外で運動会の練習などをできないことが多く、室内でのんびり遊んだり、プール遊びを活動の中心としている保育園が多くあります。

また、8月はお盆休みもあり全体的な登園児が減るため、新規入園児のフォローが手厚く行いやすい月です。

すべて行事が終わっている3月

運動会や発表会など大きな行事がすべて終わり、先生に余裕がでる3月も途中入園時期としては悪くありません。
ただし、他の在園児と比較して著しく身の回りのことができなかったりすると、次年度の新しい担任の負担を考慮し、在園児と同じレベルに引き上げるべく、新規入園児に対し練習を促す場合があります。

まとめ

何らかの理由で通園中の保育園から転園し、他の保育園に途中入園する場合、入園時期は何月が良いのか子ども側の目線で紹介しました。

一番良いのは4月ですが、それ以外では行事の練習が佳境に入る時期は避けたほうが子どもには負担がすくないでしょう。
転園先の保育園を決定する前に、是非、候補の保育園に年間スケジュール等を確認することをおすすめします。

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