共働きの現役保育士です。
赤ちゃん連れ旅行で行ける温泉を探しています。
埼玉県秩父市の新木鉱泉旅館さんが気になっています。
実際に赤ちゃんと一緒に宿泊した人、どうでしたか?
赤ちゃんもお風呂や温泉、大好きですよね。
でも、赤ちゃんにとってはじめての温泉や旅行となるとママ&パパも少し緊張するものです。
「赤ちゃん連れに安心」とされる宿の一つ、埼玉県秩父市の新木鉱泉旅館に、”赤ちゃん+じいじ+ばあば+パパ&ママ”というメンバーで宿泊してきました。
秩父温泉「新木鉱泉」を子供連れ目線で口コミ報告します。
利用検討中の方の参考になれば嬉しいです。
秩父の温泉「新木鉱泉」とは
新木鉱泉が創業したのは江戸時代、文政10年(1827年)。
当時、新木鉱泉は秩父札所巡りの門前宿として賑わったそうです。
現在は9代目の女将さんが切り盛りされています。
玄関を入ってすぐのロビーです。
子連れ温泉旅行で秩父”新木鉱泉”は良かった?
筆者の場合は11ヶ月の赤ちゃんとじいじ&ばあばと一緒に旅行しました。
赤ちゃんと一緒の温泉旅行先としての新木鉱泉を口コミします。
外観。古民家という言い方がぴったりきます。
食事は部屋食
食事は、夕食が個室でゆっくりできました。
3家族で行ったので部屋は3部屋でしたが食事は一緒に、個室でいただけましたよ。
畳に低めの椅子です。
じいじ&ばあばには低い椅子は座りやすいので、腰の痛いじいじは喜んでいました。
特にリクエストはしていないのですが、バンボとハイチェアがお食事の部屋に設置してありました。
予約のときに赤ちゃんは11ヶ月だと伝えていたので、察して準備してくださったのでしょう。
また、床は畳なので、赤ちゃんがハイハイしても安心でした。
赤ちゃん用のお皿とスプーン・コップが準備されていました。
大人のお料理の中に、お豆腐や野菜など子供に取り分けて食べられる食材もたくさんあったので、子ども用の食器が助かりました。
大人用向けの食事ではご飯は最後に出てきますが、赤ちゃん用に先にご飯をいただくことができます。
大人のお食事(食べ始める前)です。
旅館のお食事は量が多すぎて食べきれないことも多いですが、新木鉱泉さんは”量より質”で、じいじ&ばあばにもちょうどよい量でした。
しいたけや玉ねぎなどお野菜が特においしかったです。
大浴室におむつ替えスペースあり
いよいよお風呂です。
女湯の脱衣所にベビーベッドが設置されており、赤ちゃんの着替えができます。
大浴場への入口はこんな感じです。自動ドアになっています。
泉質は単純硫黄冷鉱泉(低張性・アルカリ性・冷鉱泉)。
ツルツルとしたお湯です。
新木鉱泉旅館「御代の湯」の口コミを見る(じゃらん公式サイトへ)
元々お風呂が大好きな子どもですが、新木鉱泉のお風呂も喜んで浸かっていましたよ。
大浴場の大きさはさほど大きくありません。
赤ちゃん連れの温泉だと回りに気を使うということもありますが、あまり大きくないので気兼ねする必要がなく良かったです。
なお、貸切露天風呂付きのお部屋もあります。
全く温泉がはじめての赤ちゃんの場合は、いきなりの大浴場だとびっくりする子もいるので「客室露天で温泉デビュー!温泉初体験プラン」を利用するのも良いですね。
部屋の内湯
各お部屋にも内湯がついています。
内湯にしては広くてゆったり!
ユニットバスではなく、トイレと別れています。
湯船は深いタイプです。
赤ちゃんは大浴場に行かなかったとしても、内湯でリラックスできます。
部屋にオムツ入れなど設置あり
赤ちゃん連れだと伝えると、階段すぐ横の部屋に案内してくれます。
部屋の広さも12畳とかなり広いので、安全性の面からも安心でした。
階段を登ってすぐに入り口があるお部屋です。
広いお部屋に大きなテーブルとこたつが置いてあります。
ハイハイの赤ちゃんなので、テーブルは部屋から出していただきました。
こたつは掘りごたつ!でした。懐かしい!
落下防止にこたつの周りにこんな風に布団を置かせていただきました。
部屋にはオムツ入れやビニール袋などが設置されています。ありがたいですね。
秩父温泉-新木鉱泉のイマイチだった点
赤ちゃん連れ旅行という目線で新木鉱泉のもう一歩だった点も記載しておきます。
段差が多い
創業して200年ということで、バリアフリーなどという言葉はない時代の建造物です。
階段は現代の階段よりも急なのと、部屋の間など段差があります。
ただ、温泉の入り口のドアはすべて自動ドアになっていたり、段差にはスロープを付けたりなど、かなり手を加えて段差をなくすよう努力している様子は良く分かりました。
昔の建物なので天井が低く、宿泊していた外国の方は梁の下を通るときは頭をかがめていました。笑
外国の方にはとても興味深い旅館だと思います。
良くも悪くも古い
創業は江戸時代とのことですが、”昭和”の雰囲気がするアイテムが多数!
アラフォー以上の方は「懐かしい!」と言ってしまうでしょう、”ダイヤルを回す電話”が現役です。
「御用の方はフロント9番まで」
ということで、ん十年ぶりに電話をダイヤルするという行為をしてしまいました。
懐かしい!!
電話の隣のたぬきの置物も昭和感出ています。
秩父の温泉 新木鉱泉旅館へのアクセス
新木鉱泉へのアクセスを簡単にご紹介しましょう。
新木鉱泉へは、西武線西武秩父駅か秩父鉄道秩父駅が最寄りの駅です。
駅から送迎があります。
また、チェックアウト時も駅まで送迎していただけます。
車で向かう場合、県道11号沿いに進んでいきますが、そこからが少々分かりにくいので説明しますと・・
県道11号から左折するところに「新木鉱泉」と看板が立っているので、見失わずに左折します。
しばらく進むと、この昭和の香り漂う「スナック メーテル」さんの脇を入ったところが新木鉱泉旅館です。
新木鉱泉旅館
埼玉県秩父市山田1538
特急ラビュー(Laview)が楽しめた
筆者家は、電車と新木鉱泉からの送迎車で移動しましたが、東京方面から西武線西武秩父駅に向かうときに、特急ラビュー(Laview)を利用してみました。
これが子供連れの方にはかなり面白い電車であるため、少しご紹介します。
池袋駅から乗り込むところです。
テーマカラーは黄色!
座席がゆったり広い!
座席指定になっており、シートを回転して皆でお弁当を食べたりできます。
小さな机が各シートから引き出せるようになっています。
1号車を後ろから見たところです。
窓が大きくて、子どもは大はしゃぎでした。
そして、トイレが電車とは思えないくらい広いのです。
おむつ替えシートに温風乾燥機までついています。
ちなみに、秩父に到着するまでに、一度スイッチバックするので無理に1号車に乗らなくても、楽しめます。
秩父温泉-新木鉱泉旅館の周辺
秩父三十四ケ所観音霊場巡りの四番札所「金昌寺」が新木鉱泉から徒歩10分にあります。
小さなお寺でしたが、じいじ&ばあばも一緒の旅行だったので朝の散歩コースにちょうどよい距離でした。
まとめ【蛭子能収さん来てた】
「子連れ温泉旅行で安心な宿」の一つ、埼玉県秩父市の新木鉱泉旅館に赤ちゃんと一緒に宿泊してきた口コミをお伝えしてきました。
余談ですが、筆者が宿泊した日に、なんと漫画家の蛭子能収さんが新木鉱泉に宿泊されていたのですよ!
朝食を食べていたときに「あれ、蛭子さんだよね?」と2テーブルとなりの席で朝食を食べている蛭子さんに筆者の母が気が付きまして。
新木鉱泉さんは、秩父に本当にひっそりと佇むといった旅館なので芸能の方のプライベート旅行にはちょうど良いのでしょうね。
以上、秩父の温泉「新木鉱泉旅館」の保育士目線口コミでした!
詳細は以下のじゃらん公式サイトでご確認くださいね。
関連記事をチェックする