共働きの現役保育士です。
子育てにはごく短期間しか使わないけど、なくてはならない物がたくさんあります。
今回は、子育てを楽にできるかどうかを基準に子育て家庭におすすめしたいサブスクを紹介していきます。
家中おもちゃがいっぱいをなくす「おもちゃサブスク」
知育玩具は月齢に合っていないと意味がありません。

私にレゴとかはちょっと早いのです。
あと1年後にもらえたらな・・とか微妙なライン。
成長に合わせてどんどん買い足していくと家中がおもちゃだらけに。

おもちゃが増えるのはいいけど、仕分けと片付けに時間がかかり過ぎ。
管理する時間もばかになりません。
家中おもちゃだらけをふせぐなら、定期的に月齢に合ったおもちゃが届き、使ったおもちゃはそのまま返すだけで良いおもちゃのサブスクがおすすめです。
おもちゃサブスクのメリット
- プロが選んだ知育効果の高いおもちゃで遊べる
- おもちゃを選ぶ・購入する手間が省ける
- 自宅に使わないおもちゃが積みあがらない
おもちゃサブスクのデメリット
- 毎月費用が発生すること
- 返却をする必要がある
- 新品ではない
- 紛失・破損のリスク
- 気に入ったおもちゃも返却しなくてはならない
ただし、「トイシェア」など多くのおもちゃサブスクでは、次の対応となっているためデメリットの大半は解消されていますね。
- 返却は段ボールに入れ、新しいおもちゃ到着時に同時集荷
- 適正な使用範囲での破損や汚れは基本的に弁償免除
- 気に入ったおもちゃは継続利用できる
夕食作る時間がないを解消する「おかずサブスク」
保育園児の降園時間のピークは17:45分です。理由は18時になると延長保育になるので、延長保育になる前に駆け込むということですね。
20分かけて自宅に戻って、洗い物や荷物を片付け、風呂に入り、食事の支度をすると、どんなに頑張っても食事にありつけるのは20時30分でしょう。

17:45降園。18:05分お家に着く。
ママが僕の荷物を洗濯して、風呂の支度をすると18:30分。
食事の準備をすると19:00。
そこから僕を風呂に入れ19:30分。夕食は20時からだ。
まあ、そーなるよね。
食事を先でお風呂が後だとしても、夕食の時間は20時は超えるはずです。
いずれにしても就寝時間は22時近くなることでしょう。
子どもに栄養価の高い食事を提供しつつ、夕食の時間を早め翌朝に備えるために使いたいのがおかずのサブスクです。
個人的には「魚中心おかずのサブスク」が一番のおすすめです。
魚料理は子どもに不足しがちなので意識して摂取したいことがひとつ目の理由。
もう一つが、魚はただ焼くだけでも片付けが大変なので、サブスクすると時短度が高いからです。
おかずサブスクのメリット
- 献立を考える時間や料理を作る時間を削減できる
- 買い物の手間を省ける
- 栄養バランスを整えやすい
おかずサブスクのデメリット
- 自炊よりもコスト高となる場合がある
- 食材が好みと合わない場合がある
- 旅行などで留守にすると食材を余らせてしまう可能性がある
例えば、「魚中心おかずのサブスク」では、次の対応となっているためデメリットの大半は解消されていますね。
- 欲しい食材がない時や冷凍庫がいっぱいの時は、無料でお届をパスできる
選べる - お届け頻度が4週に1回・隔週お届けと選べる
なお、大人向けのおかずは子どもには味が濃すぎるという場合は、野菜などの食材を足して味を調整して子ども用にすると楽ですよ。
子供靴洗いたくないを解消する「子供靴のサブスク」
子どもは靴をすぐ汚します。洗う回数は週1回なら許容範囲ですが、実際は週3回は洗っています。
また、すぐサイズアウトするので2か月に1足は買いますねえ。
子どもの靴を洗ったり、何足も管理するのが嫌という場合に使いたいのが子供靴のサブスクです。
子供靴、本当に洗ってもキリがない。子どもの足のサイズはすぐ変わってしまうことからも、サブスクという形態には適していますよね。
子供靴のサブスクのメリット
- 月額で靴を試し放題
- 靴はメーカーによってサイズ感が違うため、買ってみたら合わなかったを防げる。
- 汚れてもそのまま返却できる
子供靴のサブスクのデメリット
- 月額費用がかかる
- 中古品である
「子供靴のサブスク」の場合は、月1足プランで月額2,480円、月2足プランで2,980円なので、2か月に1回新品の靴を購入するよりはるかに安価。
中古品でも徹底したクリーニングがされているので、デメリットの大半は解消されています。
特に、七五三や卒園式など年に数回だけフォーマルな靴が必要になる場面が出てくることは盲点ではないでしょうか。

七五三の革靴とか走りにくいので、普段は履きませーん。
その時しか履かない靴は、買うよりサブスクでという選択は賢いですよね。
買い物が大変を解消する「宅配」
保育園児の親が食材や日用品を購入するためにスーパーに行く方法は2つ。
- お迎え前にスーパーに寄ってから保育園に向かう
- 保育園でのお迎えの後、子連れでスーパーに行く
お迎え前に行ければ子連れで行く必要がなく楽ですが、仕事が終わったらまっすぐお迎えに行くルールになっている保育園もあるでしょう。
買い物に行くこと自体が大変だと思っている場合は、宅配に頼るのも一手。
特に卵など割れやすいものやおむつなどのかさばる物は、子連れで買い物するのが大変なのでおすすめです。
宅配のメリット
- 時間や労力を節約できる
- 安全な食材が手に入る
時間節約はもちろん、きょうだいがいて子連れでのスーパーでの買い物はどうしても無理と言う場合がありますよね。
宅配のデメリット
- 配達時間や配達日が変えられない
- 注文しない週も手数料がかかる
パルシステムの食材宅配は、週1回、決まった曜日に配達されます(土日の配達はなし)。
また、注文しない場合でも200円~300円程度のシステム手数料が発生します(地域により異なる)。
共働き家庭にとっては配達時間に融通が利かない点が一番の難点ですね。
パルシステムの宅配の場合は、次のように置き配の対応を工夫することにより配達日が変えられないデメリットを解消しています。
- 折りたたみ式コンテナ・専用の保冷箱に保冷剤やドライアイスを入れて置き配
- 蓋には封印シール・保冷箱を覆うセーフティカバーも
お皿すら洗いたくないを解消「お弁当サブスク」
仕事で疲れすぎて、食事のお皿すら洗いたくないときや体調が悪く家族の食事を用意できないときは誰しもありますね。

そこのお弁当、レンチンして食べといてー。
を実現するのが、宅配冷凍弁当 のサブスクです。
宅配弁当サブスクのメリット
- 調理や買い物の手間が省ける
- 栄養バランスが考慮された食事を手軽に摂取
宅配弁当サブスクのデメリット
- 食材を自分で調達して料理するよりもコストがかかる
- 賞味期限が短いため、期限内に食べる必要がある
- 事前にメニューが決まっているため、必ずしも自分の好みに合わない場合がある
「宅配弁当Meals 」の場合だと冷凍なので、賞味期限を気にする必要がありません。
また、1週間おき・2週間おき・3週間おきと宅配間隔が選べるので、ヘビーユーザーも忙しい時だけというユーザーも無理なく利用できますね。
メニューは主菜50種類・副菜100種類と揃っているので、自分のお気に入りに出会えそうです。
時間がないを解消する「家事サブスク」
共働きの子育てでは、掃除や料理などの家事に追われ、子どもと過ごす時間が削られることが大きなジレンマではないでしょうか。
実際問題、日中は保育園で掃除・料理・保育園の準備をしたら子どもと触れ合う時間なんて食事中程度でしょう。

僕と触れ合う時間を作るために、就寝時間を遅くするとかはやめてなー。
時間を作るために掃除や料理などを専門スタッフに任せるという選択肢もあります。
特に、アレルギー持ちの子どもの場合、食事には細心の注意と手間がかかります。
そのような場合は、料理に定評がある家事サブスクがおすすめです。
家事サブスクのメリット
- 時間と労力が節約できる
- 精神的なストレスが軽減される
- 子どもや家族との時間を増やせる
- プロの技術による高品質のサービスを受けられる
家事サブスクのデメリット
- 費用がかかること
- セキュリティリスク
- 家事のやり方の違いによるストレス
「アールメイド」の場合だと担当スタッフは毎回同じなので、信頼関係が結びやすいです。デメリットの一旦は解消されますね。
また、家事のやり方や方針はあらかじめコーディネーターとすり合わせるため、好み通りに作業を終えてもらえます。
大型遊具を買わずに使える「大型遊具サブスク」
大型遊具で遊びたい場合、公園や子育て支援センターに足を運ぶことでしょう。
自宅に大型遊具を置いても、短期間ですぐ飽きてしまうので購入が難しいですからね。
また、外出が難しいという方もいらっしゃるでしょう。
そのような方にはありがたい、大型遊具のサブスクがあります。
トランポリンやブランコ、滑り台や自転車まで月額制で何回でも交換可能です。
大型遊具サブスクのメリット
- 購入せずに自宅に大型遊具が設置できる
- 飽きたら何度でも交換できる
大型遊具サブスクのデメリット
- 費用がかかる
- 送料がかかる
「サークルトイズ」の場合は、送料部分が有料になるバリュープランと送料無料のプライムプランとがあり、どちらも遊具は、次の遊具と何回でも交換し放題です。
交換頻度に応じてプランが選べるので、デメリットの一旦が解消されていますね。
特に、夏に使うウォータースライダーや運動会の練習に使える鉄棒など、期間限定で使いたい遊具を借りるのがおすすめです。
買うと大変なので。
子どもの本選びで迷走しない「絵本・本サブスク」
子どもには本や絵本を読み聞かせると良いとは言いますが、年齢に合う本を選ぶのは至難の業ではないでしょうか。
保育園の保護者の方でよく見かけるのが、我が子にたくさんの知識を吸収してもらいたいとの願いから、難し過ぎる絵本や本を与えているケースです。
1歳児に英語の本ばかり、文字に全く興味を示していない3歳児に20ページはある絵本・・
英語の本も長めのお話も、「この子なら後半年・1年後なら興味を持ってくれるのになあ」と思うことがしばしばです。
我が子に合う絵本や本選びに迷走するようであれば、専門家が選書してくれる本や絵本のサブスクも良いでしょう。
絵本のサブスクは複数ありますが、「いろや商店」の場合は、絵本だけでなく図鑑も商品に入っている点が他の絵本サブスクとは違う点です。
文字に興味を示さない子の場合でも、図鑑なら自分で絵だけでも楽しめるので導入としておすすめです。
絵本・本サブスクのメリット
- 1冊ずつ購入するよりも安価
- 年齢に合った本を選んでもらえる
- 自分では選ばない良書に出会える
メリットのうち、自分では選ばない本・絵本に出会えるのがサブスクの最大の利点だと思います。
大人にも好みがあるので、どうしても親が選ぶと似たようなテイストになってしまうのです。
絵本・本サブスクのデメリット
- 自分で本屋で購入した本とかぶってしまうことがある。
めったにないことですが、本屋で一目ぼれして買った本とサブスクした本がかぶり、家に2冊ということもありえます。
まとめ
子育てを楽にできるかどうかを基準に子育て家庭におすすめしたいサブスクを紹介してきました。
サブスクはいろいろですが、子どもの成長は早い・期間限定でいるものが多いの」
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