保育園の布団どう持ち帰る?頻度や雨の日対応まで現役保育士が解説

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共働きの現役保育士です。

保育園の持ち物のうち、一番大きいものがお昼寝用の布団です。
その大きさ故、自宅に持ち帰って洗濯、週明けに持っていくという作業は憂鬱ですね。

今回は、保育園の布団の持ち帰りについて、現役保育士の立場から解説します。

保育園の布団持ち帰りとは

そもそも、保育園から布団を持ち帰る理由について触れておきましょう。

子どもは大人よりも体温が高いこともあり、午睡(お昼寝)後の布団はしっとりと濡れていることが多いです。
中には、おねしょかと思うほどびっしょりな子も少なくありません。

このため、布団カバーを自宅で洗濯し清潔を保ってもらうため、週末の金曜日の降園時に布団を持ち帰ります。
自宅で洗濯をして週明けの月曜日に保育園に持参します。

布団持ち帰りの頻度

週末に布団を持ち帰ると毎月4回ほどの頻度です。

金曜日にはお昼寝の後に保育園の先生が廊下などに、クラス全員分の布団をまとめて積んでおいてくれます。
その中から自分の布団を探して持って帰るスタイルの保育園が多いですね。

保育園の布団の持ち帰り方・持って行き方

布団の持ち帰り・持って行き方で考えられるのは次の2つでしょうか。

  • 手で丸めて持って行く
  • 布団袋に入れて持って行く

布団袋に入れず、布団を折って運んでも問題ありませんが、掛布団が落下してしまうことが多いため、布団を拾って抱えなおすことになります。

このため、布団袋に入れて持ち帰り、週明けにまた袋に入れて持って行くというパターンが多いです。

布団袋付きの昼寝布団セットを買うよりも、布団袋だけ大きめのものを単品で買うのがおすすめです。

布団に付属の布団袋は、その布団1組だけがぴったり入るサイズなので、速やかに布団を入れられずにイライラしてしまいます。
また、きょうだいで通園している場合などは、2人分を1つの大き目布団袋に入れる方が遥かに効率的です。

布団を入れるときに床に置かなくてはいけない横置きスクエア型ではなく、下のような立ったままで布団が入れられる手提げタイプがおすすめです。

混雑する登園・降園時間帯に布団の出し入れを行わなくてはならないため、スムーズに出し入れできる布団袋かどうかが鍵ですよ。

下のように横幅と間口が広いタイプの布団袋は入れやすいです。

 雨の日や自転車の日も持って帰る?

布団を持ち帰りできるように、金曜日には必ず廊下に布団が積んであることでしょう。

だからと言って、絶対に持って帰らないといけないということではありません。
雨の日や自転車で来たので持ち帰り困難なときは、持って帰る必要はありませんよ。

ただ、月曜日の登園時には押し入れなどに布団をしまうところまで保護者が行うルールの保育園も多いでしょう。

週末に保育園から布団を持って帰らなかった場合は、廊下から押し入れに布団を移動するのを忘れないようにしましょう。

金曜日にお休みした場合は

布団持ち帰りがある金曜日にお休みをすることもあるでしょう。

その場合は、前日の木曜日の降園時に持ち帰りできるように準備しておいてもらえます。
金曜日の朝に急遽休みが決まった場合は、「お布団は取りに来ますか」などと聞いてもらえるはずです。
洗濯はできないけれどそのまま保育園に置いておいてもらいたい場合は「そのまま置いておいてください」と答えれば大丈夫です。

まとめ

保育園の布団の持ち帰りについて、現役保育士の立場から解説してきました。

保育園用の布団の選び方については次の記事で紹介しています。合わせて参考にしてくださいね。

布団以外の持ち物については、次の記事で解説しています。

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