「保育園で読んでる」おばけ が出てくるおすすめ絵本5冊を現役保育士が紹介

おばけ絵本おすすめ

共働きの現役保育士です。

年齢に関わらず保育園では登園から降園までの間に、1日6~7冊は読み聞かせをしています。

活動の合間、給食の準備中や掃除中など少しの待ち時間の間に、読み聞かせをするのですね。

そんな中、保育園でも子どもからの反応を見て、「あ、この絵本子どもウケ良いな」とか「この絵本ハズレ」とか思ったりします。

保育園で実際に読み聞かせして子どもウケがよかった本のうち、今回は、みんな大好きな「おばけ」が登場する絵本に絞っておすすめを紹介していきますよ。

おばけのてんぷら

文・絵:せな けいこ

せなけいこさんの絵本にハマった後には、15巻セットというのもあります。

ばけばけばけばけばけたくん

文・絵:岩田 明子

おばけのばけたくんは、とってもくいしんぼう。
おいしそうなにおいがすると、ふわふわ飛んできて何でもつまみぐいしてしまいます。
夜中の台所にやってきたばけたくん。
キャンディー、いちご、スパゲッティーを「いただきま~す!」。
するとあれあれ・・・ばけたくんのからだが、食べたものにかわっちゃったようです。
子どもが生まれてはじめて耳にする言葉はオノマトペ。
「ばけばけばけばけー」の繰り返しが子どもの耳には面白いのでしょう。
「今日は、ばけたくん読むよー」と声掛けすると園児たちが飛んできてくれます。
可愛いばけたくんかるたは文字を覚え始める3歳児以降におすすめです。

くろくんとなぞのおばけ

文・絵:なかやみわ

朝、くれよんのくろくんが目ざめると、きいろくんがいません。
「どこへ行っちゃったんだろう」
くれよんたちはみんなで一生懸命さがしましたが、見つかりません。
それどころか、つぎの日にはふたり、そのつぎの日にもふたりといなくなり、ついにくろくんだけになってしまいました。

仲間探しをするくろくん。
壁にあやしい穴を発見します。勇気を振り絞って穴の中に入ってみると、そこには他のくれよんたちが!

くれよんたちがいなくなった意外な理由は何か?
子どもたちにも分かりやすく、大切な人との別れや友情をあたたかく描いた作品です。

くれよんのくろくんシリーズ

「くろくんとなぞのおばけ」の他、くれよんのくろくんはシリーズ化されています。

保育園や幼稚園で行うオペレッタ用に脚本化もされていますよ。

保育園の子どもたちも大好きで、どのお話も心があたたかくなります。

ぜったいにおしちゃだめ

作:ビル・コッター

絵本に描かれたボタンを押したり、こすったり。
読者参加型絵本の中でも、子どもたちが大笑いしているのが「ぜったいにおしちゃだめ」です。
おしちゃダメなボタンなのに、謎の生き物が「おしちゃおうか?」と誘惑してきます。
誘惑に負けて押してみるとどうなるでしょうか。

ぜったいにおしちゃだめシリーズ

「ぜったいにおしちゃだめ」には続編があります。

おしちゃだめって言われているのに、こどもたちはどうして押してしまうのでしょう

どれも1歳児クラスから5歳児クラスまで幅広く読まれていますよ。

こわめっこしましょ

作:tupera tupera

ここまでは「おばけ」の絵本といっても、怖いおばけは登場しない絵本ばかりを紹介してきました。

ガチで怖いおばけが登場してしまう子ども向け絵本が「こわめっこしましょ」です。

5歳児に読み聞かせすれば大笑い。

1-2歳児に読み聞かせすれば、大号泣で昼寝前の読み聞かせでは使用禁止レベル。

とにかく園児を惹きつけてやまない絵本なのです。

まとめ

保育園で実際に読み聞かせして子どもウケがよかった本のうち、みんな大好きな「おばけ」が登場する絵本に絞っておすすめを紹介してきました。

紹介した絵本はどれも、保育園でも「また読んで」のリクエストが多かった絵本です。

年齢に応じた良書の選定をプロに任せたいのであれば、絵本付きのサブスクサービスを利用しても良いでしょう。

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