保育園の持ち物の名前はひらがなフルネーム?年齢別おすすめ

保育園名前ひらがなフルネーム

共働きの現役保育士です。

保育園に持って行く荷物、多いですよね。

これらすべてに名前付けをしなくてはいけません。

名前の付け方でも、ひらがな・カタカナ・漢字と文字種はどれにすべきか、フルネームで書くべきかなど迷う部分が多いですね。

今回は、保育園の先生が見やすく・嬉しいかという視点で、持ち物への名前の文字種や長さについて解説します。

ひらがな・漢字どっち使うべき?年齢別に解説

保育士目線では、持ち物の名前はひらがな・漢字・カタカナ、どれでも構いません。
あえて年齢別におすすめの文字種を紹介するとこんな感じ・・

0-3歳児はひらがな・カタカナ混在

0-3歳児の場合、園児の持ち物を見ても、ひらがなが7割、カタカナが2割、アルファベットが1割と言ったところでしょうか。

カタカナやアルファベットを使う理由は、字面が簡単だからです。
例えばひらがなの「ね」「あ」「ぬ」「ほ」などは他の文字と比べて複雑ですからね。

園児(女の子)
園児(女の子)

私「あかね」。
靴下とか名前が書きにくいアイテムは「アカネ」って書いてくれてるね。

アルファベットも同様で、「あき」を「AKI」とした方が若干の画数削減?!になりますかね。

ただ、「さくら」をアルファベットにすると「SAKURA」と6文字になって、逆に長くなってしまうので、アルファベットを選ぶ方は、見栄えのかっこよさで選んでいるように見えますねえ。

園児(0歳)
園児(0歳)

僕「りく」。
ママは僕の物に「RIKU」って書いてくれてるけど、ひらがなの方が画数少ないじゃん。
「RIKU」の方が、カッコいい感は出るけどね。

アルファベットはクラスに1名くらいなら、「いつもアルファベット=〇〇ちゃんち」という感じで素早く判別できます。
ただ、クラスに複数名いると読みにいかないと判別できないので、ヘルプで保育に入ってくれるフリーの先生などは一瞬迷っていますね。

園児(0歳)
園児(0歳)

「あおい」ちゃんと「あお」君。
「AOI」「AO」

アルファベットにすると、紛らわしい感増すよね。

文字種統一がおすすめ

0-3歳児の持ち物の名前はひらがな・漢字・カタカナのどれでも良いのですが、どれかに統一することをお勧めしますよ。

理由は文字が読めない0-3歳児でも、字の雰囲気や形で自分の持ち物と分かります。
自分の持ち物が自分で手に取れると子どもも嬉しそう。

是非、文字種は統一するのをおすすめしますよ。

3-4歳児は時短重視増

3-4歳児の場合、持ち物の名前の文字種は、ひらがなが8割、カタカナ・アルファベットが2割程度といったところです。

カタカナとアルファベットが減っている理由は、保育園生活も3年以上に差し掛かり、名前付けの時短テクが身についたのか、お名前シールやスタンプ率が増えたためです。

園児(男の子)
園児(男の子)

僕も真の保育園児になったが、ママやパパも進化して時短テクを身に着けた。

手書きならカタカナやアルファベットの方が早く書けるという名前もありますが、さらにシールやスタンプの方が早いですからね。

布製お名前シール

お名前シールは、大きさ違いのシールがたくさん台紙に貼ってある状態で納品されます。
剥がして貼るだけ。

お名前スタンプは、コップなど円筒形の物には押せないというデメリットがありますが、インクがある限り永遠に押せるので、名前シールのように再注文しなくて済むのが強みです。

5歳児は子どもが書くのもおすすめ

親が名前を書いても良いのですが、4-5歳児の場合、自分の名前がなんとなーく書けるようになったら、子どもに自分で名前を書いてもらうこともおすすめですよ。

身支度を自分で行うことや自分の荷物を管理することなどを自覚するきっかけになります。

きれいに書けないのは当然。
だいたい読める程度なら全く問題ありません。
”だいたい読める”というのは、鏡文字ではない程度が目安ですね。

名前子どもが自分で書く

このくらいであれば、「さとういつき」君なんだろうなって分かりますよね。
中には、「読みにくい字での記名は困る」っていう保育園や先生もいるかもしれませんが、おおむねOKなレベルかと思います。

また、日ごろから先生たちは子どもが書く字や絵を見ているので、「この字は〇〇君のだな」とか「この色使いは〇〇ちゃん」と字が下手でも分かるのです。

漢字で名前を書くべきか

年長さんなどでは就学に向け、漢字の名前にも慣れるという意味で漢字で持ち物の名前を書いても良いですが、無理に漢字にする必要はありません。

漢字を読むことよりも、幼児期においては、読みやすい字を読み、確実に自分の持ち物を管理できることの方が大切ですからね。

目次に戻る

名前はフルネームじゃなきゃダメ?

「持ち物への記名はフルネームでお願いします」と言う保育園もあるでしょう。

実際は、保育園に同じ名前の子がいなければ、下の名前だけで全く問題ないのですけどね。

園児(0歳)
園児(0歳)

僕は「ももたろう」。
ももたろう君、園内で僕ひとりだから苗字書いてなくても僕のだって分かってもらえるしね。

でも、「〇〇ちゃんは下の名前だけでいいけど、〇〇ちゃんはフルネームじゃなきゃだめ」とかやっているとキリがないですよね。
だからフルネームにして欲しい保育園では一律で「フルネームで」と依頼することになるのですね。

クラスに同じ下の名前の子が複数いるケースは、少なくありません。

園児(0歳)
園児(0歳)

私は「サナ」。

園児(女の子)
園児(女の子)

私も「サナ」。
0歳児クラスのサナちゃんとはクラスは違うけど、合同保育で一緒になるよ。

子どもの名前にも流行ってものがありますから。

目次に戻る

まとめ

ひらがな・カタカナ・漢字はどれにするか、フルネームか下の名前のみか・・

保育園の先生が見やすく・嬉しいかという視点で、持ち物への名前の付け方の文字種や長さについて解説してきました。

何よりも、名前が書いてあって誰の持ち物か分かるというのが一番大切なので、文字の種類にこだわり過ぎないでくださいね。

その他、名前を書く位置や何で書くかなど、保育園の持ち物への名前については、下の記事で解説しています。
合わせて参考にしてくださいね。

この記事へのコメント

タイトルとURLをコピーしました