共働きの現役保育士です。
保育園では0-1歳児クラスでは給食やおやつのときに食事用のエプロンをします。
2歳児クラスでも進級直後はエプロンを着用することがありますよ。
保育園への持ち物にはすべて名前を書きますが、記名しにくく、どこに書くべきか迷う物のひとつが食事用のエプロンではないでしょうか。
今回は、保育士目線で一番ありがたい「保育園で使う食事用エプロンへの名前の書き方」を解説します。
保育園のエプロンに名前を書く理由
0-2歳児クラスに入園すると、保育園からは食事用エプロンの持参を依頼されることでしょう。
このとき、同時にお願いされるのが、他の持ち物同様にエプロンにも名前を書いて欲しいということです。
理由は簡単。
食事用エプロンは他のお友達も同類のものを持っているので、誰のものか分からなくなるためです。
こんな感じでポケットが付いていて、首の後ろの面ファスナーで固定するタイプのエプロンを使います。
エプロンの種類は豊富なので、お友達とエプロンがかぶるという状況は少ないです。
ただ、エプロンは毎日使うものなので1人3-4枚所有しており、園児全員分のエプロンを色形のみで覚えておくのは無理というものです。
名前が書いていない限り、誰のものか完全に分からなくなってしまいます。

コウキ君、君のはたらく車のエプロン、〇松屋で買ったやつなー。
僕も同じもの持ってるぜー。
面倒だけど記名していただけるとありがたいですねえ。
エプロンのどこに名前を書く?
食事用エプロンの名前はどこに書いてあってもかまいません。
でも、保育士としてありがたい記名場所があります。
ポケットの外側
保育園の先生が一番分かりやすいのがポケットの外側です。
こんな感じで大きく名前が見えればなお良しです。
ポケットをひっくり返すタイプは要注意
エプロンのポケットに名前が書いてあるのが一番保育士目線ではありがたい一方、ポケットを裏返しにすると立体になるというタイプのエプロンは別です。

エプロンの裏側
ひっくり返すと立体エプロンになるタイプは、保育園でもポケットを裏返して食べこぼしをキャッチします。
ポケット部分に名前を書いてしまうとひっくり返したときに、立体ポケットの内側に名前がきてしまいますね。
裏返して立体ポケットにするエプロンの場合は、ポケット部分以外にどこでもよいので大きめに名前を書く方が無難です。
多くのエプロンにはタグが付いているので、タグに記名する方も多いですが、小さくなってしまうので、見やすさという視点ではタグ以外の部分に大きく書いていただく方がありがたいですねえ。
保育園のエプロンには何で名前を書く?
食事用エプロンに名前を書く場合、主な選択肢は、手書き・お名前スタンプ・お名前シールになるでしょう。
そして、100均のエプロンにありがちなシリコンやポリエステル素材だと、お名前スタンプは乾きにくいため、お名前シールを貼るか手書きが選択肢となります。
エプロンの名前はどのような道具で書いてあっても良いのですが、注意したい点があります。
手書きの場合
油性ペンで名前を書きます。
その際、マッキーなどの太字ペンがおすすめですよ。
また、食事用エプロンは毎日洗うので、手書きは名前が消えがちです。
定期的に消えたら書き直す必要があります。
お名前シールの場合
お名前シールにはプラスチック製・紙製・布製とがありますが、布製と比較しプラスチック製・紙製ははがれやすいです。
食事用エプロンは頻繁に水洗いするため、シールがはがれにくい布製がおすすめです。
お名前スタンプの場合
手書きでも良いですが、きれいに名前を付けるならお名前スタンプです。
お名前スタンプには様々な大きさがありますが、おむつ用の特大スタンプでエプロンにも”ポン”としてもらうと、保育士としては見やすくありがたいですね。
まとめ
保育士目線で一番ありがたい「食事用エプロンの名前の書き方」を解説してきました。
保育園での持ち物に時短で名前書きする方法については、次の記事で徹底比較しています。
参考にしてくださいね。
また、保育園で使う用品の選び方については、次の記事が参考になります。
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