共働きの現役保育士です。
生後1カ月未満の赤ちゃんと飛行機に乗ります。
飛行機の他、車や公共機関でも移動予定です。
持ち物や注意点を知りたいです。
旅行以外にも里帰り出産などさまざまな理由により、生後1カ月未満の赤ちゃんと長距離を移動することもあるでしょう。
筆者は生後8日目の赤ちゃんと長距離移動した経験があります。
「ものすごく気を使いなんとか移動できた」というのが正直な感想です。
それでも、結果として無事に帰宅でき、体調も崩すことなく元気で過ごすことができました。
本記事では、赤ちゃん、特に生後一ヶ月未満の乳児と共に搭乗するときの持ち物や注意点を体験に基づき共有します。
赤ちゃんとの長距離移動する必要がある方は参考にしてくださいね。
赤ちゃんは何か月目から飛行機に乗れる?
筆者は生後1カ月未満の赤ちゃんと飛行機で長距離移動した経験があります。
そもそも赤ちゃんはいつから飛行機に乗れるのでしょうか?
航空会社にもよりますが、多くの航空会社で生後7日~14日後から搭乗可能となっています。
筆者が利用した航空会社はJALですがJALの場合、次のとおりです。
- 生後8日未満 搭乗不可
- 出生日を含む生後8日以上から搭乗可能
筆者家では生後8日目に飛行機・車を併用して長距離移動をしました。
赤ちゃんとの旅行の持ち物
赤ちゃんと長距離移動する際の持ち物のうち、忘れがちな持ち物や必要だと思っていたが不要だった持ち物などを紹介します。
おむつ
赤ちゃんの荷物の中で一番かさばるものがおむつです。
赤ちゃんには必須な持ち物ながら、飛行場の売店にも置いてあり、あちこちのドラッグストアなど手に入れやすいものなので、予備は多すぎないほうが無難です。
筆者は一日の移動のために15枚くらい持ち歩きましたが、実際は5-6枚しか使いませんでした。
ミルクとお湯
通常、液体は飛行場内に持ち込めません。
一方、ミルクを作るためには、お湯を入れた魔法瓶が必要です。
でも心配ご無用。
ミルク用であると理由を伝えれば、お湯を機内に持ち込めます。
ただし、荷物検査で魔法瓶の蓋を開けて中身を確認されます。
検査場で、「ふたを開けてください」と言われ、検査官が中身の匂いをかぐというものです。
形式程度の検査に見えましたが、赤ちゃんをかかえながら荷物から哺乳瓶を出して・・となるためかなり面倒です。
機内でお湯をくれる
お湯は持ち込まなくても機内でCAさん頼めばもらえます。
哺乳瓶や魔法瓶を手渡すと入れてくれます。
お湯は機内で提供してもらえるため、魔法瓶は最小限の大きさが良いでしょう。
筆者は、お湯を機内でもらえることを知らなかったため、お湯入り魔法瓶を3本も抱えていってしまい荷物が増えてしまいました。
横にも寝かせられるタイプの抱っこ紐
首が座っていない赤ちゃんを移動させる時の抱っこ紐、横に寝かせるタイプと縦抱きで首部分にインサートがついているタイプとがありますね。
首が座っていない赤ちゃんの長距離移動用としては「横にも寝かせられる抱っこ紐」をおすすめします。
移動中は、おむつ替えスペースにすぐに行けない状況も多いですが、寝かせるタイプなら抱っこ紐の上に寝たままおむつ替えもでき、非常に便利でした。
大判のシーツ
赤ちゃんとの旅行で荷物は極力少なくしたほうが良いのです。
着替えの服は、前夜、ホテルなどで洗ったって構わないのですから、服を大量に持っていくよりは大判のベッドシーツ1枚を持っていくことをおすすめします。
いつでもベビーベッドがあるわけではないので、さっとどこにでも敷けるシーツが重宝しました。
寒くなったらおくるみのようにも使えますしね。
哺乳瓶消毒器 ← 不要
1泊2日の移動工程で哺乳瓶は3本用意し、レンジでチンするタイプの哺乳瓶消毒器を持参しましたが、今思えば消毒器までは持参するべきではありませんでした。
ホテルなどでもお湯は沸かせるので煮沸消毒できます。
哺乳瓶消毒器はかさばり過ぎるため、赤ちゃんとの長距離移動では持っていくべきではなかったと後から思いましたよ。
生後 1カ月未満の赤ちゃんとの飛行機の乗り方
生後 1カ月未満の赤ちゃんとの飛行機や移動について、体験を元に説明します。
車か公共機関か
目的地に着陸した後、空港からの移動は、車か電車などの公共機関かで迷いますね。
筆者は”車(タクシー)”を利用しましたが、結果、車で良かったです。
まったく土地勘のない地域の移動でしたが、やはり地元のタクシーの運転手の方は慣れている!路面も一部凍結していました。
車や公共機関で自分たちで移動していたら・・と思うと怖かったです。
赤ちゃんは車の中でずっと眠っていました。
航空会社が用意している赤ちゃん向けサービス
赤ちゃん連れで搭乗する方のために、航空会社各社ともサポートサービスを用意しています。
筆者が利用したJALだと「スマイルサポート」という名称で、次のようなサービスを受けられます。
- 優先搭乗
- 赤ちゃん専用毛布の貸し出し
- ミルク作りのお手伝い
ただ、特に「スマイルサポート」に申し込まなくても同様のサービスは受けられます。
スマイルサポートに申し込んでおくと、CAさん達もどこの席に赤ちゃんが乗っているという情報が事前に分かるので、こちらから声をかけなくても都度、気遣いの声をかけてくれるのがメリットでしょうか。
赤ちゃんとの旅行の注意点
赤ちゃんとの長距離移動時の注意点を紹介します。
足元は滑らないかつ着脱しやすい靴で
雪が降る地方などでの移動では、ゴムの滑り止めの着用をおすすめします。
寒かったりするとブーツなどを履きがちですが、手を使わなくても着脱できるような短いタイプの靴が良いですよ。
ゴムの滑り止めとはこのような、靴の上からつま先に取り付けられるゴム状の滑り止めのことです。
荷物の数を減らす
荷物は少なければ少ないほど良いですが、荷物は小分けにせずまとめて大きなカバンに入れたほうが良いです。
大人二人+赤ちゃんだと「1泊用キャリーケース1つと大型リュック1つ」に3人分の荷物を入れ、貴重品入りのポシェットを肩にかけるくらいにしましょう。
1泊用キャリーケースに大人2人分の荷物を詰め込むと、下着以外ほぼ前日と同じ服を着る、化粧品はほぼ持参なしくらいに絞り込むことになりますが、服くらい2日同じものでもどうってことはありません!笑
そして、大型リュックの方には赤ちゃん用品を中心に詰め込みます。
念のためといろいろ持っていくよりも荷物の量を減らしたほうが良いと、子供グッズを持っていき過ぎた筆者は思います。
荷物係と赤ちゃん係を分ける
体感として、生後1カ月未満の赤ちゃんとの飛行機を伴う長距離移動は、大人一人だけはできる気がしません。
大人を2人以上確保し、大人一人は赤ちゃんに集中、もうひとりが荷物係と分担して移動しましょう。
まとめ
赤ちゃん、特に生後一ヶ月未満の乳児と共に旅行をするときの持ち物や役立つ情報を、体験に基づき共有してきました。
生後8日の赤ちゃんと長距離移動した感想としては、必要”かも”しれない持ち物を持ち歩くよりも、しっかりとした靴を履くこと、臨機応変に対応できるよう荷物を最小限にコンパクトにすることに気を配るべきと思いました。
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