保育園の水遊び・プール完全ガイド|持ち物・着替え・ルールまで保育士が解説

保育園プール

保育園のプール・水遊びが始まると、

  • 何を準備すればいい?
  • 着替えってどうするの?
  • そもそも毎日入れるの?

と迷うことが多いですよね。

実は、保育園の水遊びは持ち物の準備だけでなく「ルール」もとても重要です。
知らないと「元気なのに入れない」ということも起こります。

この記事では、保育士の視点から

  • 水遊びの基本
  • 持ち物の選び方
  • 着替えのコツ
  • 入るためのルール

までまとめて解説します。

水遊びはいつから?どんな活動?

保育園の水遊び・プールは、一般的に6月〜7月頃から始まります。

ただし年齢によって内容は異なり、

  • 0〜1歳:たらい・水遊び中心
  • 2歳以上:簡易プール

というように段階的に行われます。

また、

  • 気温
  • 水温
  • 体調

などの条件によって、その日の実施が決まります。

※水遊びの準備として必要な持ち物については、次で解説します。

保育園のプール・水遊びの持ち物

保育園の水遊びでは、主に以下の持ち物が必要になります。

  • 水着
  • タオル
  • 着替え一式
  • プールバッグ
  • 水遊び用オムツ(必要な場合)

ただし、

「どれを選べばいいか」で迷う方がとても多いです

  • フード付きタオルはOK?
  • セパレート水着でもいい?
  • 帽子はいるの?

など、選び方で失敗すると子どもも先生も大変になります。

プールの持ち物 保育士目線での正しい選び方はこちら

プールに入るためのルールと注意点

ここは意外と知られていませんが、とても重要です。

保育園の水遊びはルールに基づいて行われる

保育園の水遊びは、各園の判断だけでなく、国の安全ガイドラインや通達に基づいて実施されています。

そのため、

  • 安全面のチェック
  • 体調確認
  • 実施基準

などがしっかり決められています。

(参考)教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン

朝の検温と「プール可否の連絡」は必須

多くの園では、水遊びをする日に

  • 朝の検温
  • 体調チェック
  • プールに入れるかどうかの保護者判断

を報告するようになっているはずです。

方法は園によって異なり、

  • プールカード
  • 連絡帳
  • アプリ

などで提出します。

この体調報告もまた国のガイドラインに沿って行われているものです。

体温や健康状態の報告がない場合は、水遊びに参加できません。

体調報告を忘れるとどうなる?

実際の現場では、 元気なのにプールに入れない園児がいます。

特に多いのが

  • プールカードを持参し忘れた
  • 検温の記入漏れ

です。

プールカードを忘れてしまった子は、水には入らずに見学か室内遊びになります。

当然、「入りたかった」と子どもは言い、保育士としても心苦しいのですがガイドラインで決められていることなのでどうしようもありません。

プールカードをよく忘れる保護者の方には、前日に「持ってきてください」と個別にフォローすることもよくありますよ。

👉 水遊びの時期は、朝「プールカード、プールカード」と唱えてください。

プール遊びの流れ(準備〜終了まで)

保育園のプール遊びは、ビニールプール程度の規模であっても厳格な手順に従って行います。

安全に配慮しながら、次のような段階を経て実施されます。

1.プール・水遊び活動マニュアルの作成

事前に園内でプール・水遊び活動マニュアルを作成します。
消費者安全調査委員会「プール活動・水遊びに関するチェックリスト 」がマニュアルの作成を求めているからです。

プール活動・水遊びに関する指導マニュアルを作成し、実践的なものであるか
を検証し、必要に応じて見直してください。

プール活動・水遊びに関するチェックリスト

マニュアルでは、水温や気温の基準、塩素濃度、緊急時の対応、園児たちに説明すること、服装、職員内の係分担などが記載されていますよ。

2.プールやおもちゃを整備する

プール開き前にプールに実際に水を入れてみるなどして漏れがないかを確認し整備します。

3.プールを実施するか決定

その日のプール遊びは、

  • 気温・水温
  • 天候
  • 子どもの体調
  • 感染症の状況

などをもとに、園側が実施するかどうかを判断します。

ここであわせて確認されるのが、保護者からの体調報告やプール可否の連絡です。

4.プールに水を張る

プール実施日になると早朝からプールを準備します。
ちなみに毎朝、新しい水を張っています。

5.水温・塩素濃度の測定

園児が入水する前に、水温や塩素濃度を測定して記録します。
同時に入水する人数なども記録します。

6.水着に着替える

園児たちが水着などに着替えます。

実際にどのように着替えるのか、プライバシーへの配慮についてはこちらで詳しく解説しています。

保育園のプール着替えはどうしている?

7.入水準備

準備体操をしたり、プール遊びの注意を再確認します。

8.入水
ルールを守りながらプール遊びをします。

9.プール終了

プールの水には規定通りの濃度で塩素を入れてあります。プールから出たらシャワーで身体を流します。

10.着替え

シャワーを浴びたら身体を拭いて洋服に着替えます。

保育士も監視するだけではなく子どもたちと一緒にプールに入っていることが多いです。
このとき保育士も急いでトイレで着替えますよ。

11.プールの片付け

次回のプール遊びに備え、昼寝中などに保育士がプールの水を抜いたり、プールを洗浄したりします。

水遊び中の熱中症対策と水分補給

昨今の猛暑により、入る頃にはプールがぬるま湯という状況です。
熱中症のリスクや水分補給の頻度が気になりますね。

保育園では、

  • 気温や水温の確認
  • 活動時間の調整
  • こまめな水分補給

などを行いながら、安全に配慮して実施されています。

子どもは自分で水分補給のタイミングを判断するのが難しいため、あらかじめ時間を決めて水分補給を行うことが一般的です。

保育園での具体的な熱中症対策はこちら
▶ 保育園の熱中症対策を詳しく見る

また、どの水筒を準備するかも重要なポイントになります。

水筒の選び方や注意点はこちら
▶ 保育園に持っていく水筒の選び方

やってはいけないNG例

水遊びの準備で、よくある失敗も紹介します。

  • 記名が分かりにくい
  • 着替えが難しすぎる服
  • 乾きにくいタオル
  • フード付きタオル(園によってはNG)

「家庭では問題ないけど保育園では困る」ものが多いです

ラッシュガードは必要?

ラッシュガードの扱いは、園によって異なります。

  • 着用推奨の園
  • 条件付きでOK
  • 基本NG

などさまざまです。

理由としては

  • 安全面
  • 着替えやすさ
  • 体調管理

が関係しています。

 迷った場合は、園の方針を確認するのが確実です。

特に注意したいのは、着脱のしやすさです。
ラッシュガードは皮膚の保護に有効ですが、脱ぎにくいものを選んでしまうとストレスになります。

ラッシュガードを含めた持ち物の選び方はこちらで詳しく解説しています。

▶ 保育園のプール準備、持ち物の選び方を解説

まとめ

保育園の水遊びは、

  • 持ち物の準備
  • 着替えやすさ
  • ルールの理解

がそろって初めてスムーズに参加できます。

特に盲点なのが 朝の検温とプール可否の連絡

これを忘れると、準備が完璧でも入れません。

水遊びの時期は短いですが、子どもにとっては大切な経験です。
しっかり準備して、安心して楽しめるようにしていきましょう。

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