保育園選びをしていると、
「この園いいな。でも少し遠いかも」
「車がないけど送迎できる?」
「仕事復帰後も続けられるかな?」
と悩みますよね。
実際、保育士として働いていると、入園前は送迎を楽観視していたものの、
入園後に
- 子どもが歩かない
- 雨の日が大変
- 体調不良時のお迎えが間に合わない
- きょうだい送迎が想像以上に大変
と悩む家庭をたくさん見てきました。
一方で、送迎の工夫次第で遠い保育園でも問題なく通えている家庭もあります。
この記事では、
保活中の送迎シミュレーションから入園後によくあるトラブルと対策まで、保育士の視点でまとめて解説します。
保育園送迎は保活の段階で考えるべき
保育園選びでは、
- 園児や保育士の表情
- 見学時の印象
を重視して決めるのが正解だと思います。
しかし実際に毎日続くのは送迎です。
入園後に
「思ったより遠かった」
「雨の日が地獄だった」
「職場復帰後に回らない」
となるケースは珍しくありません。
保活中は必ず、
- 実際の通勤時間帯
- 雨の日
- 子どもを連れた状態
を想定してシミュレーションしておきましょう。
保育園送迎でよくある悩み
保育園が遠くて毎日が大変
片道10分違うだけでも、年間では数十時間の差になります。
特に雨の日や発熱時、猛暑日は負担が大きくなります。

朝なのに気温33℃。
子ども連れて歩くのしんどすぎ。
車がなく送迎手段に悩む
- 徒歩
- 自転車
- 公共交通機関
だけで通園する家庭も多いです。
ただし発熱のお迎えや悪天候時は別の手段も必要になります。
子どもが歩いてくれない

2歳前後になると、
- 歩きたがらない
- 抱っこ要求
- 座り込み
が増えます。
送迎時間が想定以上に伸びる原因です。
発熱のお迎えに対応できない
保育園から
「38度です。お迎えお願いします」
と連絡が来ることがあります。

うわー。この時間はバスないし、パパが車使っちゃってるし。
病院に行く手段がない・・
通称「お迎え要請」と呼ばれ、仕事との両立では大きな課題です。
保育園送迎の主な手段
徒歩

最も費用がかかりません。
ただし雨の日や抱っこ期は負担が大きくなります。
自転車
保育園送迎の定番です。

特に電動アシスト自転車は送迎負担を大きく軽減します。
車
天候に左右されにくいメリットがあります。
家から保育園まで徒歩3分という家庭でも、子どもがどうしても歩かず、

今日は車で来ました。
となってしまうパターン、ものすごく多いです。
車だと駐車場問題がありますが、「送迎目的であれば園の駐車場に駐車可」としている保育園が多いです。
一方、出勤に車を使ってしまうという場合は、保育園の時期だけカーリースなどで2台持ちにするのも良い方法ですね。
送迎サポートを利用する
- 祖父母
- ファミリーサポート
- ベビーシッター
などに頼る方もいます。
その場合、登降園時のお支度の流れなどをサポートしてくれる人に伝えておくとスムーズです。
きょうだいがいる家庭の送迎
きょうだいが別園の場合
上の子は入園できたが、下の子は入園できなかったので、別園に入園するという場合。
朝の送迎が2か所になるので、送迎ルートが複雑になります。
一人だけ休みの日
体調不良などのため
- 上の子だけ登園
- 下の子だけ登園
も珍しくありません。
この場合、感染防止のためにも、体調不良の子は極力保育園内に入らない工夫が必要になることがあります。
他の人に送迎を依頼する場合
多くの保育園では、園児の引き渡しが可能な保護者が決められています。
入園時の書類で、「送迎する方」などの欄に記入した方です。
保育園は、引き渡し可能と連絡を受けた人にしか園児を引き渡すことはありません。
このため、祖父母やシッターさんなど普段とは違う人が送迎をする場合は、事前に保育園に連絡必須です。
習い事の送迎との両立
保育園後に
- 体操
- スイミング
- 英語
へ通う家庭も増えています。
しかし送迎負担は一気に増えます。
保育園送迎を楽にする方法
家から近い園を選ぶ
最も効果が大きいです。
送迎負担は最小化しますが、保育園の先生に見られるなど別の不都合が発生することがあります。
電動自転車を活用する
送迎時間短縮効果が大きいです。
また、経路に坂道がある場合は、特に身体疲労が激減します。
車を持たない家庭はカーリースも検討
毎日送迎で使うなら、購入よりカーリースが向く場合があります。
一人で抱え込まない
- 祖父母
- ファミサポ
- ベビーシッター
などを活用する家庭も増えています。
保育園の先生たちもお支度などのサポートをしますよ。
共働き家庭は送迎後の時短も重要
送迎だけでなく、
- 帰宅後の
- 夕食
- 洗濯
- 片付け
まで含めて考えることが大切です。
保育士兼保護者の目線からも、大変なのは送迎そのものより降園後の夕方だといつも感じます。
まとめ
保育園送迎の悩みは、保活中と入園後の両方で発生します。
特に多いのは、
- 保育園が遠い
- 車が使えない
- 子どもが歩かない
- 呼び出し対応が難しい
- 習い事やきょうだい送迎が重なる
といった悩みです。
ただし、
- 電動自転車
- カーリース
- ファミリーサポート
- 祖父母の協力
などを組み合わせれば、負担を大きく減らせます。
保育園選びでは園の魅力だけでなく、
「毎日無理なく送迎できるか」
という視点も忘れずに考えてみてくださいね。
