保育園の送迎で悩む家庭の中には、そもそも車を持っていない家庭だけでなく、「車は1台あるけれど配偶者が通勤で使っていて送迎には使えない」という家庭も少なくありません。
また、保活中は「この保育園は少し遠いけれど通えるだろうか」と悩み、入園後は「思ったより子どもが歩かない」「雨の日が大変」と感じることもあります。
この記事では、保育士として多くの家庭を見てきた経験をもとに、送迎に使える車がない家庭の保育園送迎対策を解説します。
車がなくても保育園送迎はできる
地方では車送迎が主流の地域もありますが、都市部では車なし家庭も珍しくありません。
また
- 1台しかなく配偶者が通勤で使う
- 仕事で日中使っている
- ペーパードライバーで運転できない
このように、送迎時間帯に自由に使える車がないという方もいますね。
実際に保育園では、
- 徒歩
- 自転車
- ベビーカー
- 路線バス
など様々な方法で通園しています。
保活中は「車がないと無理かも」と感じるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
大切なのは家庭に合った送迎方法を選ぶことです。
車がない場合の保育園送迎方法
徒歩
最もシンプルな方法です。
メリット
- お金がかからない
- 荷物管理がしやすい
- 事故リスクが低い
デメリット
- 雨の日が大変
- 子どもが歩かない
- 距離が長いと負担
保育士として見ていても、徒歩10分以内なら続けやすい印象です。
ベビーカー
0〜2歳児では非常に多い方法です。
メリット
- 子どもが寝ても移動できる
- 荷物を積める
デメリット
- 雨の日が大変
- 卒園まで使えるとは限らない
なお、保育園から職場に向かう場合、保育園の玄関や駐輪場などにベビーカーを置いておける場合があります。
保育園の先生に聞いてみてくださいね。
自転車
車なしだが歩ける距離ではない家庭で最も多い送迎方法です。
メリット
- 車を使う必要がない
- 駐輪しやすい
デメリット
- 雨の日が難しい
- 転倒リスク
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路線バス
地域によっては利用している家庭もあります。
バスと仕事の登園・出勤時間を合わせるのが難しいことから、送迎のメイン手段としては少数派です。
タクシー
毎日は現実的ではありません。
しかし、
- 大雨
- 発熱
- 緊急時
には便利です。
自転車登園だが、子どもがどうしても乗車を嫌がり、やむを得ずタクシーで帰ったという方もいましたよ。
保育士が見た送迎トラブル
子どもが歩かず保育園に来れない
保護者からよく聞く悩みです。
登園時は機嫌が悪く、帰宅時は疲れているため、途中で座り込んでしまうこともあります。
特にきょうだいで登園する場合、抱っこ紐に0歳児がいると、徒歩で登園できるかは上のお兄ちゃん・お姉ちゃん頼みです。

お兄ちゃんがどうしても歩けないので、2人とも休みます。
という電話連絡、実はかなり多いです。
雨の日、親がずぶぬれ

晴れの日は問題なくても、雨の日になると一気に難易度が上がります。
- 保育園の荷物
- レインコート
- 傘
- 子ども
これらを同時に管理しなければなりません。
子どもはレインコートを着ているものの、ママやパパがずぶぬれで登園。
雨の日あるあるです。
「本当、お疲れ様です」と声をかけるしかない保育士たちです。
荷物が想像以上に多い
特に0歳児クラスでは、
- 着替え
- おむつ
- 汚れ物
- 食事エプロン
など荷物が増えます。
さらに週末は布団を持ち帰るという保育園も多いですね。
週末は必ず寝具を洗濯したいというお家もあるので、週末は全員持ち帰りの準備をしますが、強制ではないことが多いです。

大雨の上、今日は自転車で来れなかったので布団は置いておきたいです。
保育園に置いておきたいと先生に伝えさえすれば、「じゃあ保育園に置いておきますね」と快く引き受けてくれる園も多いですよ。
発熱のお迎えで移動手段なし
保育園での体調不良時は、職場から急いで向かう必要があります。
職場から保育園近くまで電車で移動してきたものの、配偶者が仕事で車や自転車を使っていて、その先が進めず・・という苦労をする方も多いです。
そんなときは、タクシーを使う方もいますね。
送迎手段を増やす方法もある
「車は1台あるけれど配偶者が使っているときだけ困る」
「自転車を漕ぐのはきついけど、電動ならいけそう」
という家庭です。
保活中は気にならなくても、
入園後に
- 雨の日の送迎
- 発熱時のお迎え
- 大量の荷物の持ち帰り
などを経験すると、
「やっぱり別の移動手段が欲しい」
と感じる保護者も少なくありません。
とはいえ、送迎のためだけに車や電動自転車を購入するのは負担が大きいですよね。
保育園の保護者の間でも浸透してきているのが、買わずにリースするという考え方です。
カーリースを利用する
保育園までの距離が長い場合や、きょうだい別園になった場合は、
徒歩や自転車だけでは対応が難しいこともあります。
そのような場合は、送迎用として車を持つ選択肢もあります。
特に、
- 車は1台あるが配偶者が通勤で使う
- 保育園時代だけ2台目が欲しい
という家庭ではカーリースを利用するケースもあります。
電動自転車をレンタルする

徒歩送迎が大変になってきた場合、最も利用者が多い解決策が電動自転車です。
ただし電動自転車は15万円〜20万円以上することも珍しくありません。
そのため、
- 子どもが小さい間だけ使いたい
- まずは試してみたい
- 購入前に乗り心地を確認したい
という家庭ではレンタルサービスを利用する方法もあります。
子どもが歩かなくなったときの対策

保育園送迎でよくあるのが、
「入園直後は歩いていたのに、途中から歩かなくなった」
というケースです。
特に1~3歳頃は、疲れや甘えから突然歩かなくなることがあります。
ベビーカーを再投入する
一度卒業した家庭でも、送迎時間帯だけベビーカーを復活させるケースは珍しくありません。
保護者の体力温存にもなります。
自転車に切り替える
徒歩での送迎が厳しい場合は、自転車への切り替えも有効です。
保育園までの所要時間を大幅に短縮できます。
抱っこを前提にする
短期間であれば、最初から「今日は抱っこになる」と考えて行動する方が気持ちは楽です。
抱っこ紐を活用する家庭も多いですよ。
雨の日だけ別手段を使う
普段は徒歩や自転車でも、雨の日だけ別手段を使う家庭もあります。
タクシーや家族の送迎を組み合わせることで負担を軽減できます。
送迎に使える車がなくても保育園送迎は十分可能
送迎に使える車がなくても保育園送迎はできます。
実際の保育園でも、
- 徒歩
- 自転車
- ベビーカー
- 公共交通機関
など様々な方法で通園しています。
ただし、
- 雨の日
- 発熱時のお迎え
- 荷物が多い日
などのイレギュラー時に備えておくことが大切です。
また、「送迎用に車が欲しい」と感じた場合は、購入だけでなくカーリースという選択肢もあります。
共働き家庭は送迎以外の時短も重要
送迎だけでなく、
- 夕食づくり
- 洗濯
- 掃除
なども重なると負担が大きくなります。
保育士として見ていても、
送迎そのものより、帰宅後に時間が足りない悩みの方が多い印象です。
まとめ
送迎に使える車がない家庭でも、保育園送迎は十分可能です。
実際には、
- 徒歩
- ベビーカー
- 自転車
- 公共交通機関
など様々な方法で通園している家庭があります。
一方で、
- 雨の日
- 発熱のお迎え
- 子どもが歩かない
- 荷物が多い
といった場面では工夫も必要です。
また、
「車は1台あるけれど送迎には使えない」
「保育園の数年間だけ車が欲しい」
という家庭では、カーリースが選択肢になることもあります。
送迎方法に正解はありません。
家庭の状況に合わせて無理なく続けられる方法を見つけてくださいね。
