共働きの現役保育士です。
年齢に関わらず保育園では登園から降園までの間に、1日6~7冊は読み聞かせをしています。
活動の合間、給食の準備中や掃除中など少しの待ち時間の間に、読み聞かせをするのですね。
そんな中、保育園でも子どもからの反応を見て、「あ、この絵本子どもウケ良いな」とか「この絵本ハズレ」とか思ったりします。
保育園で実際に読み聞かせして子どもウケがよかった本のうち、今回は、みんな大好きな「うさぎ」が登場する絵本に絞っておすすめを紹介していきますよ。
めがねうさぎ
作・絵: せな けいこ
初版発行: 1975年
めがねをかったうさこ。
おともだちには、めがねうさぎと呼ばれてちょっぴりうれしい気分。
ところが、山へ遊びに行った日の夜、寝る前にめがねをはずそうとしたら・・あれ! めがねがない!
うさこは、夜なのに山へめがねをさがしに出かけます。
せなけいこさんの「ねないこだれだ(初版発行: 1969年)」や「おふろにいれて
(初版発行: 2013年)」なども保育園は定番で置いてある絵本の代表。
「めがねうさぎ」の表紙を見て子どもたちもおなじみの絵だなと入り込みやすいのですね。
めがねうさぎは巾着やボールペンにもなっていて、めがねうさぎファンの子が使っています。
ちいさなうさこちゃん
初版発行: 1964年
ある日、かわいい赤ちゃん「うさこちゃん」が生まれました。
どうぞのいす
作・絵: 柿本幸造、 香山美子
絵: 柿本幸造
初版発行: 1981年
うさぎとかめとあり
作・絵: きしらまゆこ
初版発行: 2020年10月
観音開きのしかけを使って昔話を楽しく新しくアレンジした「2WAYおはなし絵本」で人気のきしらまゆこさん。
「3びきのこぶたと4ひきめのこぶた」と「おおきなかぶとちいさなかぶ
」に続く新刊です。
「うさぎとかめとあり」では、イソップ寓話のひとつ「うさぎとかめ」のおはなしに、第3者のアリが登場。
「かめさんにはわるいけど やっぱり うさぎさんのほうが はやいよね」と、アリはうさぎに飛び乗ります。
さて、勝敗は?
うさぎとかめ
作: イソップ童話
国内初版発行: 明治6年から8年頃
上で紹介した「うさぎとかめとあり」は、いきなり読み聞かせしても面白くありません。
保育園でも、導入として本家イソップ童話の方のうさぎとかめを読んだ後、翌日の読み聞かせで「うさぎとかめとあり」を読んだりしますよ。
ちっちゃなミッケ! うさぎがいっぱい
初版発行: 2010年12月
著者: ジーン・マルゾーロ
翻訳:糸井 重里
絵や写真の中からコップやらくだ、鍵やキャンディなど指定された物を見つけ出していきます。
「ちっちゃなミッケ! うさぎがいっぱい」では、たくさんのウサギが登場。
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