本記事は、保育園で発生した不適切保育について、行政発表や報道内容をもとに事実情報を整理した記録ページです。
特定の園や個人を評価・批判する目的ではありません。
2023年10月12日の報道にて、大阪府寝屋川市内の認可外保育施設の園長が不適切な発言をしたとして同市が施設に文書指導をしていたことが明らかになりました。

引用:寝屋川市
園長が、泣いている乳児に対して「やかましい」とか「ごはんあげへんよ」などと繰り返し大きな声を上げていたということです。
保護者が市に相談して発覚しました。
市は園長に聞き取りを行った上で、2023年10月に立ち入り調査を実施。
園長の発言が「心理的苦痛を与えるような不適切な保育」と判断し、施設に改善計画を提出するよう求めました。
現役保育士の見解
子どもに対して「やかましい」とか「ごはんあげへんよ」などと繰り返し大きな声を上げたという事例。
「やかましい」はないとしても、大きな声を上げる場面、筆者自身にもあります。
例えば、まさに今お友達に噛みつこうとしている子を発見したときに、「ストッープ!!」と大声を上げてびっくりさせて、口を離させるという場合などです。

僕、今、お友達を噛もうと口あけてるのに、のんびり「お友達をかまないよー」なんて言われても。

はい。私たちはみんなやかましいです。
やかましいのが仕事です。
この不適切保育の事例では、その日に何を言ったかよりも、日常的に繰り返し行われていた点が処分対象になったと推察します。
不適切保育が報道される背景(一般論)
不適切保育として報じられる事例の多くには、保育環境の構造的な要因が影響していることが読み取れます。
たとえば、
- 人手不足による過重労働
- 経験の浅い保育者への負担
- 園内の意思疎通不足
などが、複合的に絡んでいるケースが少なくありません。
これは、ある一つの園だけの特徴ではなく、業界全体に共通して見られる背景として理解されています。
保護者の不安を現役保育士の立場から整理すると
※以下は、特定の園や今回の事案を評価・推測するものではなく、保育業界を見てきた立場から整理した一般的な視点です。
報道を見て多くの保護者が感じるのは、
- 「うちの子は大丈夫だろうか」
- 「他の園でも起きているのではないか」
といった不安です。
こうした感情は自然な反応ですが、感情だけで判断を急ぐと誤解や不必要なストレスにつながることがあります。
大切なのは、「感情」と「事実」を分けて考えることです。
感情と事実の切り分け方
不安や恐怖は、強い言葉や映像によって増幅されがちです。
しかし、報道されている情報は「特定の事象」であり、それがすべての園や保育者を表しているわけではありません。
まずは、以下を整理してみましょう。
- 報道された内容と自分の園との違い
- 目の前の子どもの普段の様子
- 園との日ごろのコミュニケーション
これらを確認することで、「感情的反応」から少し距離を置き、冷静に考える材料が得られます。
ニュースを見たあとの「安全な次の一手」
※不適切保育に関するニュースは、時期や地域ごとに複数報道されることがあります。
当サイトでは、個別の事例を断定的に判断するのではなく、過去の報道を一覧で確認できるページも用意しています。
