2025年2月20日、神奈川県大和市が、市内の保育園「スクルドエンジェル保育園大和代官園」について、「逆さ吊りや足蹴にするなどの暴力や暴言を園長が園児に行っていた」と発表しました。
園長が複数の園児に対し次のような暴力や暴言を行ったとしています。
- おもちゃを取り上げたうえ、足蹴にして突き飛ばす
- 「ぶっとばす」などの暴言を吐く
- 逆さ吊りにして床に置いたあと、その上に座り、スマートフォンを操作する
園長は自主退職したということです。
スクルドエンジェル保育園大和代官園の関係者は、「足を引っ掛けて転ばせて、その子が泣いて立ち上がるとまた足引っ掛けて転ばせて。(逆さ吊りは)その子が泣いてても特にお構いもせず、長いときは何十秒かやってたりしました」と証言しています。
園見学に来ていた保護者から「逆さ吊りや足蹴にするなどの暴力や暴言を園長が園児に行っていた」と神奈川県大和市に報告があったことから発覚しました。
現役保育士の見解
園児をわざと足を引っかけて転ばせるとかありえないですねえ。
2025年6月現在、再発防止策の一環で研修などを行っているようですが、不適切保育をはたらいた本人は退職しているので、研修を受けさせられている残された保育士たちは「なぜ私が」と思っていることでしょう。
筆者個人的には、この保育園はSOUキッズケア株式会社のフランチャイズ園である点に注目しています。
コンビニや飲食店じゃあるまいし、保育園のフランチャイズってすごく違和感。
本件保育園を営んでいる事業者は、本件保育園を含め、計4園のFC加盟園を運営しております
弊社FC加盟園に関する報道についてのお詫び/SOUキッズケア株式会社
この辺の構造にも原因の一端がありそうです。
まとめ
2025年2月20日、神奈川県大和市が発表した不適切保育事例について、紹介してきました。
その他の不適切保育に関するニュースは、下記を参照してください。
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