2025年6月2日午前7時55分ごろ、島根県出雲市の保育園の駐車場で1歳の男の子が乗用車にはねられ死亡しました。
引用:伊波野保育園
車を運転していたのは同じ保育園に通う子の保護者で、現行犯逮捕されました。
この保護者は保育園に子どもを送り届けたあと、職場に向かうため車を発進させようとした際に男の子をはねたとみられます。
事故当時男の子は1人で歩いていて、保護者は少し離れた場所にいたということです。
現役保育士の見解
保育士として保護者の一人として、「明日は我が身」という言葉が真っ先に思いつきました。
とてもつらい事故です。
事故が発生した駐車場 ストリートビュー
今後、事故を起こした保護者に対して、民事上・刑事上の責任が問われることになるのでしょう。
保育士としてこのような事故をふせぐために行っていることは、「子どもが必ず誰かと手をつないでいる状態を維持すること」に尽きます。
保育園での散歩でも、たとえ年長であっても友達と手をつなぐことを徹底します。
靴が脱げた・水筒が肩から外れたなどどうしても手を繋げない状況に陥った場合は、散歩の隊列全員が歩みを止めています。

後ろで「カレンちゃん靴脱げました、止まります」って聞こえたな。
全員一旦止まって、手をつないだままで待ちまーす。
その子が靴を履き終わり、友達と手を繋げたらまた全員が徒歩を再開するルールです。
車や自転車が横を通り過ぎるときも、全員が手をつないだまま歩みを止めます。

通り過ぎる自転車の人を全員で止まって見守っている。
運転している人は若干恥ずかしそうではある。
お茶を飲むとか言ってすぐ手を放したがる子もいるのですが、「目的地に着くまでは手を放しません」と口酸っぱく言っています。

ちょっと頭かゆいから手をはなしたーい。

ちょっとお茶飲むから手を放すー。
先日も、散歩中に不用意に手を放しかけた子がおり、「〇〇君!手はつなぎます!!!!」ってめちゃめちゃ注意したばかりです。
「あの保育園の先生、虐待しているのでは?」って通報するのはどうぞご勘弁ください。
まとめ
2025年6月2日発生した島根県出雲市の保育園の駐車場事故について、紹介してきました。
その他の保育園での事故に関するニュースは、下記を参照してください。
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