2025年4月2日、四街道市内のこどもルームにおいて、1名の補助員が大声で利用児童を叱責し、および本を用いて利用児童の頭を叩いた行為がありました。
引用:四街道市役所
学童保育所の名称が四街道市においては、こどもルームという名称になっています。
- 四街道市による発表:こどもルームにおける補助員の不適切な行為について
現役保育士の見解
筆者は保育所に勤務していますが、放課後児童支援員の資格も持っています。
こんな筆者が学童保育での不適切保育について見解を述べます。
学童保育で働くために必要な資格は特にありません。
ただ、学童保育には2名以上、放課後児童支援員を配置することが義務付けられているので、今回報道にある「1名の補助員」というのは、放課後児童支援員の資格は所有していない職員という意味のはずです。
ちなみに、放課後児童支援員ではない職員は学童保育指導員と呼ばれます。
放課後児童支援員も学童保育指導員も、実質的な職務内容は同じです。
ただ、クラスリーダーの役割は放課後児童支援員が担うことが多いです。
今回の「大声の叱責と本で利用児童の頭を叩いた行為」について、その前に何があったのか、大声とはどの程度なのか不明なので何とも言えませんが、本で叩くのだけは不適切だったと思います。
大声については、何でもダメなら正直、世の中から保育士や児童支援員は消える気がしますねえ。

園児(0歳)
僕がお友達に噛みつこうとしたら、先生が「ストーーーップ」って大声で僕を止めたじゃん。
不適切じゃーーん。
まとめ
2025年4月2日に発生した、四街道市内のこどもルームにおける不適切保育事例について、紹介してきました。
その他の不適切保育に関するニュースは、下記を参照してください。
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