<京都府宇治市>市立保育所において厳しい言葉がけや対応をする不適切保育

不適切保育事例ニュース-カバー

2025年7月3日、宇治市が、市立小倉双葉園保育所における不適切保育があったことを発表しました。

不適切保育の主な内容は次の通りです。

  • 給食時などに、泣いて食べ渋る子どもに対して、強い口調で「飲み込んで」「泣かんとごっくんし」「泣いてもあかん」等と言い続ける。子どもに大声を出す等の行為を繰り返す。
  • 泣きやまない子どもを廊下へ連れ出し、少し離れた場所で子どもの様子をみながら、しばらくの間子どもを戸外で一人で居させる。
  • 特定の子ども2人に対して、特に厳しい言葉がけや対応を繰り返す。
  • 泣いている子どもの腕を引っ張って立ち上がらせようとして、子どもが引きずられるように椅子から転んだ。
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現役保育士の見解

不適切保育の内容を問わず、公立保育園は私立保育園よりも情報公開が早い印象です。

本案件では、宇治市は会見を開き、トップである市長が謝罪コメントを出しています。

同様の不適切保育が私立保育園で行われて発覚した場合は、再発防止対策は行われるものの、情報公開の範囲としては公立保育園の場合よりも狭くなるはずです。

私立保育園の場合だと、保育園のWebサイトの苦情受付のページなどにて情報公開される程度なのではないでしょうか。

保護者への謝罪も、公立保育園での場合と同等に行われるものの、報道機関から注目を集めることも少なく公にはなりにくい印象です。

「多く報道されているから公立保育所は不適切保育が多い、私立は少ない」などと短絡的に判断するべきではないと考えます。

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まとめ

2025年7月3日、宇治市が発表した公立保育所における不適切保育事例について、紹介してきました。

その他の不適切保育に関するニュースは、下記を参照してください。

 

この記事を書いた人

共働きの現役保育士です。
Yahoo!でも記事を執筆しています。
保育園の中の人の立場から、保育園生活や子育てに役立つ情報を綴っています。

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