共働きの現役保育士です。
運よく保育園やこども園への入園が決まったものの、0歳からだとドキドキですね。
今回は、0歳児の保育園入園に必要な準備を、物・心の準備両面から解説します。
入園準備の前に知っておきたいこと
保育園用品はいつから準備する?
一番のポイントは「入園説明会が終わってから購入すること」です。
保育園用品については、保育園によってルールがあります。
ルールに沿って購入しないと、結局使えないなど無駄が生じてしまいます。
通常、保育園やこども園に入園が決まるとすぐに入園説明会があるはずです。
説明会で必要なもののリストが配布され、注意点の説明がありますよ。
リストに沿って購入した方が無駄なく買い揃えられますね。
入園説明会の内容について、詳しくは下の記事をご覧ください。
保育園ではいつお着替えする?
昼食前などに全員着替える保育園が多いでしょう。
その他、汚れたり濡れたりするたびに着替えますよ。
一番お着替えが多い0歳児さん。
このため、シャツやズボンなど着替えを2~3セット、保育園に常に置いてある状態に保ちます。
着替えの服をどのように準備しておくかは保育園により異なります。
「1回分の着替えをまとめて袋に入れる」「お着替えボックスに入れておく」などの方法があります。

僕の保育園では、ズボン・下着・Tシャツをまとめた袋を毎日持参するよ。
詳しくは、入園後、担任の先生からの説明を聞けば大丈夫です。
0歳からの保育園で準備すべき物
シャツ
半袖長袖に関わらず、保育園で着るシャツはシンプルなものがおすすめです。
着心地の良さの他、保育士目線では、「保育士が着脱しやすい」服やサイズであるとありがたいですねえ。

保育園では、1歳児以上になると、できるところからお着替えの練習をしていくよ。
例えば、チュニックはかわいいですが、おむつ替えしにくかったり、遊びの途中に引っかかる可能性もあります。
チュニックを禁止している保育園ではこれが理由のひとつです。
園によっては、ロンパースなどを禁止している場合があります。

ロンパースは着脱に時間がかかるのが禁止理由の一つです。
長袖だとしてもこんな感じでシンプルなTシャツがおすすめです。
肩にボタンが付いていないのに、襟ぐりが詰まり過ぎていないので着せやすく、保育士目線ではありがたいです。
保育園で着るTシャツについて、詳しくは次の記事を参考にしてくださいね。
ズボン
保育園で着るズボンは、着ていて楽、着脱が楽であることが最重要です。
0歳児用の保育園ズボンなら、ウエスト部分はゴム一択です。
サスペンダー付きやサロペットは使いにくいので全くおすすめできません。
関節が曲げやすくしゃがんだり、外遊びが思いっきりできることも、子どもにとっては見た目よりも大切なことです。
子どもは大人よりも体温が高いため、薄手のズボンで大丈夫ですよ。
0歳児クラスにこのズボンを履いている子がいますが、柔らかく履きやすくおすすめです。
足首が絞ってあるタイプとストレートのズボンとがあり、保育園ではどちらでも大丈夫なのですが、このように絞ってあると1サイズ大きめを買っても大丈夫でしょう。

ママは大き目のズボンを買うけど、裾を引きずってしまうと危ないのだ。
保育園用ズボンについて、詳しくは次の記事を参考にしてくださいね。
下着
保育園で着る下着もまた、着脱が楽であることが最重要です。
ロンパースは禁止とはっきり言っていない保育園でも、保育士目線ではロンパースは避けて欲しいのが本音です。
0歳児であっても保育園の下着はセパレートタイプがおすすめです。
ロンパースが禁止の理由は次の記事で解説しています。
また、冬になるとベビー用品店では長袖の下着が多く売られるようになるためか、長袖の下着を持ってきてくれる子も多いのですが、冬でも半袖の下着で大丈夫です。
子どもは大人よりも体温が高く、保育室内も空調で温度調節されているため、下着まで長袖なのは子供には暑すぎます。
長袖下着はもたついてしまう上、着ぶくれし、動きにくくもなるためおすすめしません。
保育園用の下着について、詳しくは次の記事を参考にしてくださいね。
靴下
靴や上履きを履くときには靴下を着用します。
毎日履き替えらえれる分の枚数があれば大丈夫です。
靴下に関して指定のある保育園はほとんどないでしょう。
色や柄は自由ですが、着脱しにくいロングソックスはおすすめしません。
また、2歳児未満だと転倒防止のため室内では裸足で過ごす保育園が多いです。
この場合、外遊びのときだけ靴下を履きます。
保育園で0歳児クラスの子たちが履いている長さの靴下はこんな感じです。
夏も冬も同じ長さで大丈夫ですよ。
通園カバン
保護者が鞄を持つ0歳児クラスであればママバッグや手提げになりますね。
ママバッグや手提げの種類はどれでも大丈夫です。
こんな感じの軽量バッグは金具が付いていないので保育士としては非常にありがたいですね。

お友達のトートバッグの金具にひっかかったりすることがあるのです。
実際、このトートは数名使っている園児がいます。
靴
通園時に履いてきた靴で外遊びする保育園と、保育園での外遊び用に別に靴を用意する保育園とがあります。
いずれの場合でも、保育園用には足全体を覆いつつも着脱しやすい運動靴がおすすめです。
具体的には、長靴・ハイカット・サンダルは避けるのが無難です。
筆者、ニューバランスの回し者でも何でもないのですが、保育園用に履いてきて欲しい靴のナンバーワンはニューバランスです。
マジックテープ部分が1本でかつ太いので、履かせやすくはがれにくいです。

マジックテープが2本ついている靴もあるけど、1本の方がぺったんしやすいのだ。
また、ベロの部分が硬めなので外に飛び出ることが少ないので、保育者が毎回中にしまい込んであげる必要がないのです。
保育園の外遊び用の靴について、詳しくは次の記事を参考にしてくださいね。
サブバッグ
通園カバンの他、着替えのストックなどを入れるサブバッグが必要な保育園も多いです。
サブバッグの形状は、用途によって様々ですが、手提げ付きポリ袋だったり、布製の手提げバッグだったりします。
手提げの場合は、特に間口部分が大きいタイプをおすすめしますよ。
こんな感じの大き目なレッスンバッグだと保育士もありがたいです。
おむつ
0歳児クラスではおむつがたくさん必要になります。
保育園で1日過ごすたびに5-6枚使うのが平均的な消費ペースです。
保育園では是非パンツタイプにしましょう。
テープタイプは着脱に時間がかかるため、保育士目線ではありがたくないのです。
保育士としてはパンツタイプであれば、ブランドはどこのものでも不都合ありませんが、メリーズを持ってくるお家が多めです。
ギャザーが柔らかく伸びが良いので、保育園でも確かに履かせやすいですね。
おしりふき
おしりふきは値段のばらつきが激しいアイテムのひとつです。
保育士としては、サイズが大きくかつ乾きにくいおしりふきを保育園に持ってきてもらえると非常に助かります。
おむつ交換はどうしても他の作業をしながら平行して行うことが難しい作業です。
誰かがうんちをすると保育士1人がおむつ交換に付きっきりになるため、他の子全員を残りの保育士だけで保育せざるをえません。

先生が僕のおしりを拭いてくれているところだけど、よちよち歩いている他のお友達のことも気にしながら拭いているようだ。
このため、おむつ交換は可能最短で終わらせて、早く保育に戻りたいところですが、小さくて拭きにくいおしりふきだと時間がかかってしまうのです。
こんな感じの大判×厚手で水たっぷりタイプが入っていると、ホッとします。
マグ
外遊び中の水分補給をするために、マグの持参が必要な場合があります。
- 閉めやすい(子どもが自分で閉められる)
- 軽い
- 補充がしやすい
というのが、ありがたい0歳児の保育園用マグの特徴です。
マグにも様々なブランドがありますが、保育士としてありがたいと思うのはこの形のタイプですね。
軽く、円筒形なのでかさばりません。
また、しっかり閉まりながらも硬すぎないので、0歳児であっても1歳近くなれば子どもが自分で閉められるのが、ありがたいのです。
次点はこちらコンビのマグです。
実際、使っている子も多いです。
”漏れない”の案内通り、くっそ漏れません。
漏れない・・がゆえに、蓋が子どもには固すぎて子ども自身では開け閉めできないため、保育園用としては次点としました。
いずれのブランドのマグの場合でも、入園前にそのマグで飲む練習をしておくのがポイントです。
家で一度も使ったことがないマグで、入園直後に保育園で飲めることはまずありません。
一方、一度も使ったことがない新品を保育園初日に持参する方は、少なくないです。
食事用エプロン
保育園での給食のときは、食事用エプロンを付けます。
エプロンもマグなどと同様、家庭で使っていない子がいきなり保育園で使い始めるのが難しいアイテムのひとつです。

家ではエプロンを使っていないのに、保育園でだけ着けてくれって言われてもね。
給食に慣れないうちは、エプロンを嫌がって外そうとする子がいますが、お家ではエプロンを使っていないのだろうなあと思います。
保育園用のエプロンは洗濯ができるタイプだと衛生的です。また、シリコン製のものよりもかさばらないのもいいですね。
こんな感じで、マジックテープタイプかつ大判のエプロンなら保育園でも使いやすいですね。
保育園用のエプロンについて詳しくは次の記事を参考にしてくださいね。
昼寝用布団セット
昼寝に使う用品は保育園によって異なります。
多くの場合、布団・シーツ・布団カバーとそれを入れる布団袋の4点セットでしょう。
コットを使用している園ではコット用のシーツとかけ布団だけの場合があります。
昼寝用布団を持参する保育園の場合は、こんな感じで厚すぎず大き過ぎず、余計な付属品が付いていない布団だと扱いやすいです。
保育園用の布団について、詳しくは次の記事を参考にしてくださいね。
ビニール袋
使用済みの服やおむつなどを入れる目的で、ビニール袋を持参するように案内される場合があります。
市販されているビニール袋を持参すれば大丈夫です。
使用済みおむつを入れる袋
長さ30cm程度の一般的な半透明ビニール袋です。
50-100枚程度入っている箱入りを持参してくださいと案内があることがあります。
うんちをした後のおむつを入れて捨てる用途の他、嘔吐処理や濡れた衣服を返却する場合などに使います。
箱入りを持参するよう案内された場合は、クラス全員で共用することが多いですよ。
こんな感じで、エンボス加工が入って開けやすくなっているタイプだと保育士目線ではすごくありがたいですが、普通の無加工のビニール袋で全く問題ありません。
汚れた衣類を入れる袋
脱いだ衣服を入れるための取っ手付きの白いビニール袋です。
一枚一枚に記名を求められることがあります。
名前シール・スタンプ
保育園に持参するあらゆる物には名前を付けることが鉄則です。
「持ち物には名前を」というのは入園説明会でも強調して説明があるでしょう。
集団活動の場である保育園では、同じものを持っているお友達も多く、持ち主の識別は記名だけが頼りです。
ただ、おむつの一枚一枚に記名、白いビニール袋にも一枚一枚記名・・と、名前つけ作業は非常に骨が折れますね。
名前付きシールを注文できるお名前シールや、お名前スタンプが販売されています。
記名を時短できるほか、きれいに名付けできるというメリットもあるので、入園準備のタイミングで試してみるのもおすすめです。

おむつの名前は大きいスタンプが嬉しいって先生が言っている。
詳しくは次の記事を参考にしてくださいね。
ヘアアイテム
保育園では向かないヘアアイテムというものが存在します。
例えば、プラスチックのハートや星、リボンなどが付いているヘアゴムは可愛らしく子どもたちも大好きですが、保育士目線だと少し警戒します。
また、万が一、プラスチックの飾り部分が外れてしまった場合は、乳児などが誤嚥する可能性があるからです。
また、集団生活を送る保育園ではヘアアイテム、正直なところ、かなりの頻度でなくなります。
なくなることを前提に安価かつ大量に入ったヘアゴムセットを用意しておくことをおすすめします。
詳しくは次の記事を参考にしてくださいね。
哺乳瓶
ミルクが必要な子は保育園に哺乳瓶を持参します。
保育園でも王道 ピジョン 母乳実感 哺乳びん 240ml プラスチック製
ピジョンの母乳実感を保育園に持ってきている子が多いですが、ブランドはどこの物でも大丈夫です。
ただ、破損を防ぐためガラス製ではなくプラスチック製をおすすめします。
保育園入園に備えて哺乳瓶を買う場合に注意することは、保育園専用哺乳瓶にしないことです。
お家でも使っている哺乳瓶を保育園に持参するのがポイントですよ。

特に乳首部分なー。保育園専用とかやめてなー。
家と同じがいいね。
哺乳瓶の選び方について詳しくは、次の記事を参考にしてくださいね。
帽子
保育園では通称カラー帽子と呼ばれる、園指定の色付き帽子を購入することが多いでしょう。
園指定の帽子では大きすぎる場合は、頭囲にあったサイズの帽子を持参するよう依頼されることがあります。
この場合は、シンプルなあごひも付きの帽子を準備しましょう。
たれ付きでもなしでも大丈夫ですが、麦わら帽子や動物の耳が付いているようなおしゃれ目的の帽子は保育園には不向きです。
水遊び用の服や水着など
夏の入園でない限り、水遊びやプールで必要な水着や服などは、入園と同時に購入しなくても大丈夫です。
水遊びの季節が近づくと用意してもらいたい服や道具について保育園から案内があります。
0歳児の場合、水着に着替える場合とおむつのまま水遊びをする場合とがあります。
水着の場合は、こんな感じでワンピースタイプを指定されるはずです。
タオルやバッグなど、水遊び用に用意する物は保育園によって異なるため、案内を見てから買い揃えるほうが無難です。
保育園用の水着について詳しくは、次の記事を参考にしてくださいね。
冬の外遊び用の上着
「フード付きのパーカーを購入して着て登園したら、”フード付きは止めてほしい”と言われた」など、買った後にNGと言われてしまうことが多いのが冬の上着です。
入園説明会は春なので、冬の上着のことにまで話が及ばず、冬が到来してからそれはNGと言われてしまうという理不尽が発生することがあります。
保育園用にはこんな感じのフードなしでジッパータイプの上着が無難ですね。
無駄な買い物を避けるなら、冬が近づいてから保育園に着てきてはいけないタイプの上着について、先生に直接確認することをお勧めします。
発表会の衣装
発表会や運動会がある保育園では、クラス全員で揃えて着る衣装を持参するように依頼されることがあります。どのような服なのかは演目や演出によって異なります。
発表会や運動会の1か月くらい前には、衣装の準備の依頼があるのでその時に揃えれば大丈夫です。
保護者に用意を求められがちなのが、次のようなアイテムです。
Tシャツ
「白い長そでのTシャツ(ワンポイント可)」とか「黒い半袖のTシャツ(無地)」みたいな形で指定があります。
発表会用のTシャツでの注意点は、厚手過ぎないことです。
無地のTシャツが指定された場合は、ベストなど劇の配役に沿った衣装をTシャツの上から着ることが多いです。

無地の白Tか黒Tの指定、一番多いよね。
あとは、くまやキツネ役で無地茶色Tとかかな
発表会は秋から冬にかけて行われることが多く、トレーナーのような厚手のTシャツを用意しがちですが、保育園で用意した衣装が入らないといったことになる可能性があるので気を付けましょう。
衣装用にはこんな感じの胴回りがすっきりしたTシャツがベストです。
ズボンやレギンス
「白のレギンスまたはタイツ」とか「黒の長いズボン」といった形で指定があります。
タイツやレギンスなんてパツパツじゃないかと思うかもしれませんが、上に保育園で準備した衣装のカボチャパンツなどを着用しますよ。
白いレギンスに保育園で用意した赤いチュニックを着て「トマトさん」とか、黒いレギンスに緑のベストを着て「カエルさん」といった着こなしになりますよ。
靴下
白い靴下とか黒い靴下といった形で指定があります。舞台に乗ると足元までばっちり見えるので、靴下もそろえるという意味です。
0歳からの保育園 心の準備編
家庭と保育園とでは生活が大きく変わることは当然として、少しでもその段差を低くすべく入園前にできる準備がいくつかあります。
保育園の生活リズムを知る
保育園の生活リズムを知り、少しでもそれに近づけるように習慣を整えることがおすすめです。
具体的には、給食の時間と昼寝の時間を把握し、家庭でもその時間に近づけて昼食と昼寝をしてみると良いですね。
保育園の給食は11時過ぎに食べ始めて、12時には昼寝の準備を始めます。
家庭ではもう少し遅い場合が多いのではないでしょうか。

お家では12時頃昼ご飯だね。
起きるのも遅いしねー。
このため、保育園に入園しても給食の時間にはまだお腹が空いておらず食べられない、入眠ができないという子も多いです。
0歳児の保育園のスケジュールについては、下の記事を参照してくださいね。
その際、登園・降園時間を加味し、保育園入園後と同じ時間に起きる・就寝する練習をしておくのも良いですよ。
家庭とは違う環境での食事・昼寝に慣れておく
保育園では集団で給食を食べます。
可能であれば、親戚のお家など家庭とは異なる環境で食事する経験をしておくと入園してからびっくりしなくて済みますね。
また、昼寝については、保育園の昼寝環境は意外と騒がしく明るいことは盲点かもしれません。

隣のアスカちゃん、眠いのに眠れておらずギャン泣き中。
声でかー。

先生たちが運動会の打ち合わせ中か。
昼寝中なのに何かしら音がしてるよね。
子どもが一人の家庭でのお昼寝では、常に音がない静かな環境で寝ているのではないでしょうか。
一方、保育園でのお昼寝においては、途中で起きて泣き出す子がいるのはもちろん、保育士が睡眠をチェックするために保育室内は比較的明るく保たれています。
このため、少し生活音があったり、暗すぎない環境でのお昼寝をしておくことも良い練習になります。
保育園での寝かしつけ方法については、下の記事で紹介しています。
一人で寝られるようにしておく
添い乳でないと寝られない子は、保育園でも寝るのが難しいです。
添い寝やトントンなどをすれば一人で寝られるよう練習しておくと、保育園での午睡もスムーズです。
保育園での寝かしつけの王道は、はやり”トントン”です。
大勢いる子の中間くらいに保育士が座り、3-4人同時にトントンしています。

秘儀、4人同時トントンじゃん。
手作り離乳食に慣れておく
離乳食は市販のベビーフードが中心と言う場合は、手作りの離乳食に慣れておくことをおすすめします。
市販のベビーフードは、子どもが咀嚼しなくても楽に食べられるように過剰にとろみが付いています。
また、味付けも乳幼児が好む甘味が強めの味付けになっています。
保育園の離乳食は十分柔らかく調理してあるものの、過剰にはとろみを付けていません。

離乳食は僕にとっては飲み物です。
トロトロにして飲めるようにしてくれー。
このため、市販のベビーフードにだけ慣れている子は保育園の給食が食べられなくなってしまいます。
親自身が自身の選択に納得する
保育園選びをする前に、親自身が0歳から保育園に預けるという自分の選択を肯定していることが非常に重要だと思います。
- 0歳から保育園はかわいそう
- この保育園は嫌だった
という思いを持ちながら入園すると、その不安が子どもにも伝わってしまい保育園生活になじむのが難しくなりがちです。

もうすぐ入園だねって私に行ってるけど、ママが自分に言い聞かせてるようだ。
子どもの準備もさることながら、ママ・パパの心の準備もお忘れなく!
同月齢の子と触れ合う機会を作る
当たり前ですが、保育園の0歳児クラスには多くの0歳児が集まり、一緒に遊んでいます。
もし、同月齢の子と触れ合う機会がなかったのであれば、子育て支援センターなどに出向いてみることをおすすめしますよ。
元々0歳では、共同で遊ぶという意識は芽生えていないため、お友達と一緒に遊ぶといっても平行遊びとなりますが、それで大丈夫。
触れ合っていなくても、他のお友達の存在を感じる練習ができますよ。
ミルクに慣れておく
0歳から保育園に入園予定で完全母乳で育てている場合は、ミルクに慣れておくことをおすすめします。
保育士もあの手この手で保育園でミルクを飲めるよう対策をしますが、家庭で全くミルクを飲んだことがない状態だと困難を極めます。

知らない場所に連れてこられて、さらに見たことない瓶から白い液体飲めって言われてもさー。
無理に決まってるよね。
また、ミルクも違うブランドのミルクでも飲めるようにするとなお良しです。
保育園での哺乳瓶拒否については、下の記事が参考になります。
まとめ
0歳児の保育園入園に必要な準備を、物・習慣づけ両面から解説してきました。
0歳児で入園するご家族は、上にきょうだいがいない限りは全員、はじめての保育園。
はじめての保育園に関する不安に寄り添った、ありそうでなかった本「保育園一年生」もおすすめです。
入園前に是非読んでみてくださいね。
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