盲点!転園先より退園する保育園の方に気を使え「もめない転園の秘訣を現役保育士が解説」

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現役の保育士&資格マニアです。

保活を終え保育園に入園したにもかかわらず、子どもには合わない園だと感じたり、不安要素があるなどの理由により他の保育園に転園する方もいるでしょう。

市役所等との調整が済み転園先が確保できたとして、子どもが余計なストレスを感じず、揉め事等を起こさずにスムーズに転園するにはどうしたらよいのでしょうか。

今回は現役の保育士の立場から、もめない転園を目指すために注意すべきことを紹介します。

転園する時期を選ぶ

保育園にいつ途中入園か決めるために知っておくべきこと」という記事で紹介していますが、もし転園する時期を選べるのであれば、先生に余裕がありかつ行事の練習と重ならない4月・5月・8月・3月頃がおすすめです。

例えば、2月に発表会をする保育園に通園中で、1月に転園する場合、12月から1月に佳境を迎える発表会の練習中はただ見学するだけという状態になってしまいます。
先生たちも、さすがに発表会に出演しない子どもにまで演目の指導はしません。

保育園に退園を伝える時期

認可園の場合、退園することになる保育園にも市役所等から退園予定の連絡が入ります。

その場合でも、市役所から保育園に連絡が行く前に自ら退園する旨を伝えるほうが良いでしょう。

ただし、転園先が確実に確保できてから伝えれば十分です。
また、連絡帳や口頭で担任の先生に伝えても良いですが、園長などの管理職に直接伝える方が望ましいです。

先生たちにあまりかまってもらえない

転園することが決まったら、退園する保育園の先生たちからは子どもが以前ほどはかまってもらえなくなることは心得ておきましょう。

0歳児から5歳児まで受け入れる保育園では、0歳児クラスのうちから年長になったときの育ちの姿を想定して保育にあたります。
退園すると先生たちは卒園式での姿が見られないことを残念がり、気持ちが折れてしまうようなところがあります。

退園する子もその他の子と同じ内容の保育を継続しますが、先生たちも当たらず触らずという対応になりがちです。

退園する保育園の悪口はNG

転園先の保育園でも入園前に面談があります。

退園する保育園の名前を聞かれることがありますが、仮に隠しても市役所等経由でいずれ転園先には通知されるので隠さないようにしましょう。

面談で退園する保育園について聞く一番の理由が、保育園での生活経験の有無を確認するためです。

同じ年齢でも、一度も保育園に通園したことがない子と通園経験がある子とでは、新しい保育園に慣れるスピードが全く違います。
このため、慣らし保育にどのくらいの時間をかけることが望ましいのか、どのように新しい環境づくりをしていくべきかを推し量るための質問ですので、正直に答えましょう。

ただし、退園する保育園の悪口は控えましょう。
保育士の世界は狭いもので、退園する保育園は面談担当保育士が以前に働いていた園だとか、自身の子どもを登園させている園だとか、様々なところで繋がっています。

去り際が大切 感謝を伝えつつ明るく退園

退園理由がネガティブな理由だったとしても、退園する保育園には最後の挨拶は忘れずに行い、感謝を示しつつ退園しましょう。

前述のとおり、退園する保育園と入園先とが繋がっていることも多く、地域の保育園・幼稚園ではお散歩先の公園が同じということも多々あります。

Aくんが退園した後、公園にお散歩に行ったら、新しい保育園のお友達と同じ公園に来ていて「あー!Aくん、久しぶりだね!」とばったり遭遇することがよくあります。

また、登園最終日に贈り物をするなら、担任の先生だけにプレゼントをするのではなく、園の職員全員が食べられる数入った個包装のお菓子等がおすすめです。

保育園では園長などの管理職、各クラスをヘルプするフリーの保育士、栄養士、調理師など様々な職員が子どもたちと関わっています。担任以外の先生にもきちんと気持ちが伝わることが大切です。

忘れ物がないように

退園するときの荷物は登園最終日にすべてをまとめて持って帰るのではなく、退園数日前から持ち帰れるものは持って帰りましょう。

制作した作品や身の回り品など最終登園日以降に「返し忘れた」「持ち帰り忘れた」ということが意外と多くあります。 そうなると退園後にもう一度、保育園を訪れなくてはならないため、忘れ物がないように早めに持ち帰りをしましょう。

まとめ

保育園をスムーズに転園するための注意点を紹介しました。

転園する場合、新しい保育園での過ごし方にばかり注目しがちですが、退園する保育園で過ごす残りの日数も子どもにとっては大切です。退園する保育園ともめることは得策ではありません。

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