現役保育士が選定!保育園見学チェックリスト「見るべき優先順位はこれだ」

現役保育士(幼保英検1級)です。

保育園に入園する前に是非しておきたいのが保育園見学です。
今日は、短い見学時間でチェックしたいポイントについて、保育士目線でくわしく解説します。

見学会の予約開始時刻に電話を

保育園見学に申し込む前にまず知っておきたいのが、「見学の受け入れ枠自体が限られていること」と「見学会に参加できない可能性がある」ことです。

保育園側は、通常の保育がある中、隙間を縫って保育園見学の時間を作っているので、そもそも空き枠が少ないのが現状です。
保育園見学の受付開始時間きっかりに電話しても、ずっと話し中で繋がったと思ったら締め切られたということが頻繁に起こります。

まずは、申込み時間きっかりに電話を入れ、予約が取れなかったとしても落胆しないことです。

保育園見学のチェックリスト

運良く保育園見学の予約が取れたとしても、見学時間は20分から長くても1時間といったところでしょう。

限られた時間の中で効率的に保育園見学を終えるため、見ておくべき優先順にチェックリストを紹介します。

1. 先生や子供の様子

  • 子どもたちの表情がいきいきとしているか
  • 先生たちが楽しそうに仕事をしているか
  • 子どもたちが保育者を慕っているか
  • 子どもが先生と笑顔で会話する様子があるか
  • 先生から子供への言葉のかけかた
  • 先生同士のコミュニケーションの雰囲気

見学に来たら集中してチェックすべきは、先生や子供の様子です。他の項目は参考程度にチェックすれば良いというほど、園児や先生の様子を観察することが大切です。

食事の内容や保育時間・料金など他の項目は、保育園のWebサイトなどに書いてあることも多く、見学会後に電話などで聞いてもいい項目ばかりです。

それよりも、保育園見学で園内に入らないと確認できないこと。先生や子供の様子を、目と耳を駆使して確認しておくべきです。

保育園見学会の会場にいる説明担当保育士の話よりも、通常保育中の教室から漏れ聞こえてくる声に耳を澄ますべきといっても過言ではありません。

2. 設備や環境について

  • 保育室・手洗い場やトイレが清潔か園内が整理整頓されているか
  • 活動スペースの広さは十分か
  • 園庭があるか

せっかく園内に入れるのですから、園児のいる教室や設備についてもチェックしましょう。

ただし、厚生労働省が保育所の設置基準として面積基準や設備基準、職員配置基準を設けており、そもそも基準を満たさないと保育園は開所できません。

このため、保育園見学で「保育室の広さは?」などという質問をするよりも、その保育室がいかに整備されているか、清潔を保てているかのチェックに時間を割くべきです。

3. 保護者負担について

  • PTAはあるか
  • 保護者主催の行事はあるか
  • 使用済みおむつは保護者の持ち帰りか
  • 保護者が平日に参加する行事があるか
  • 連絡帳の形態(手書き・アプリ)や記入頻度

保護者の負担がどの程度なのかは、見学会や説明会で話を聞かないと分かりにくい項目です。

一方、PTAがある場合でも、年会費の集金があるだけで保護者が参加する会議等は一切ない園や、積極的に保護者が関わって行事を盛り上げる園もあり、保育園によりPTAのあり方は全く異なります。

保育園と保護者の関わり度合いについては、質疑応答などで確認できると入園後の誤解が避けられるでしょう。

4. 食事

  • 調理室が園内にあるか
  • アレルギー対応を行っているか
  • 延長保育の場合に軽食の用意があるか
  • 粉ミルクのメーカー
  • 使用食材などを確認できる献立表があるか

保育園で提供される給食についても厚生労働省が基準を設けています。

よって、「アレルギー対応食はありますか」という根本的な質問をするよりは、「アレルギー対応食は調理師から保育者、保育者から子どもにどのように手渡されますか」と一歩踏み込んだ質問をすることで、その保育園の安全への取り組みの姿勢を確認することができます。

また、給食のクオリティを重視するなら、是非、見学会の説明担当保育士に「給食はおいしいですか?」と単刀直入に聞いてみてください
自園調理の保育園では大半の場合、勤務する職員も園児と同じ給食を食べているからです。

概ね「美味しいですよ」と回答してくれるはずですが、答えに窮することなく瞬時に、笑顔で美味しいと答えてくれる保育園なら最高ですね!

5. 保育時間・料金

  • 保育料以外の保護者負担はあるか
  • 延長保育を実施しているか
  • 土曜保育はあるか

料金や土曜保育については、資料やWebサイトなどで事前に確認してから見学会に参加するほうが良いでしょう。

例えば土曜保育について、保育園見学では「土曜保育を利用する場合、どのような手続きが必要なのか、急な土曜保育も対応可能か」と踏み込んで質問してみてください。

土曜保育は利用園児が少ないため、最少人数の職員で対応しています。
このため、かなり先の利用予定を事前申告する必要があったり、急な利用希望に対応できなかったりします。

まとめ

保育園に入園する前にしておきたい保育園見学でのチェックポイントについて、現役の保育士目線で解説しました。

実際には、保育園見学の申し込み開始と同時に電話したにも関わらず、すでに満席だった、電話が繋がりもしなかったということが少なくありません。

保育園見学の電話申し込みに失敗しても、見学会に参加せずに保育園を知る方法について、以下の記事で紹介していますので合わせてご覧くださいね。
保育園見学の申し込み電話に失敗!見学せず保育園を知る方法4つ

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