保育園で毎日見ているからわかる“子どもが喜ぶ上着”の条件|おすすめアウターも紹介

保育園の冬の上着

保育士として働いています。

寒くなってきたので保育園での外遊びで着る上着を用意したものの、フード付きは駄目と先生に言われてしまったという経験がある方もいるかもしれません。

後から言わないで買う前に連絡してほしいですよね。

一方、保護者からは保育園生活の実態が見えにくいため、保育園でどのような服がNGとされているかは分かりにくいものです。

今回は、保育園用の外遊び用の上着のおすすめを現役保育士目線で紹介していきます。
合わせて、「こんな上着はやめて」「こんな形だと子どもが保育園で困らない」といった情報も共有しますよ。

保育園で着てほしい外遊び用の上着の条件

保育園の外遊び用上着

保育園で着て欲しい外遊び用の上着の条件は次の通り。

  1. 子どもが自分で着脱しやすい
  2. ボタンがついていない
  3. フードなし
  4. 厚すぎない

まとめて書くとこの4点ですが、保護者が考える子どもに着せたい上着と大きく異なるのが「子どもが自分で着脱しやすい」・「ボタンやフードが付いていない」ことが保育園では重視されている点でしょう。

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保育園に着て来て欲しくない上着

ボタンタイプの上着

ボタンで留めるタイプのジャンパー。


ボタン付きジャケット

子供服のお店では多数販売されていますが、保育士目線では、正直ありがたくないのです。

介助なしで自分で着られない、もしくは着にくいからです。
子ども自身で無理なく着脱できるようであれば、保育園で使っても全く問題ありませんが、ボタンタイプをスピーディーに着られるようになるのは、年中・年長さんくらいからでしょうか。

保育園生活では家庭生活と比較して、自分の身の回りのことを自分で行うことを非常に重視していることは、意外と知られていません。

園児(女の子2歳)
園児(女の子2歳)

私ら12人いるのにさ。
1人にジャンパーを着せるのに30秒かかったとして、12人全員せんせーが上着着せるのを手伝ってたら、ジャンパー着るだけで6分かかるじゃん。

園児(男の子2歳)
園児(男の子2歳)

俺らはお友達を待たずに早くお外で遊びたいのだ。

自分でボタンが留められない場合は、ボタンタイプの上着は避けるほうが無難です。

フード付きの上着

フード付きのジャンパーやカーディガンなどは、保育園では使用不可としている園が多いです。
理由は、フード部分が遊具等に引っかかってしまう可能性があり危険であるためです。


フード付きジャンパー

0-2歳児が着る動物耳付きコート。
めっちゃかわいいのですけどね。

遊具以外にも、お友達がフードを引っ張ってしまうのはあるあるです。

安全上の理由から、フード付きのジャンパーはお家で着るようにしましょう。

裏起毛やフリース

暖かな裏起毛やフリース素材の上着。
保育園に着て来ても全く問題ないのですが、「わー!裏起毛だ!」とちょっと躊躇してしまいます。

理由は、滑り台をしたり着替えるたびに静電気が発生し、園児と着替えを補助する先生の間で「バチバチ・・」となってしまうからです。

園児(0歳)
園児(0歳)

俺とせんせーはバチバチの関係だぜ!

特に介助が必要な0~2歳児の場合は、裏起毛に戦々恐々としてしまうのは事実です。

厚すぎる上着

子どもは新陳代謝が活発で大人より体温が高めです。
このため、大人と同じ厚さの上着は子どもには厚すぎます。


もこもこジャケット ロング丈

豪雪地帯でもない限り、ロング丈は活動しにくいので避ける方が良いでしょう。

大人は自分の肌感覚で子どもがその日に着る服を選びがちです。

保育園への登園時点での気温で服を選ぶので、保育園で実際に外遊びをする9時30分~11時頃は気温が上がって、服が合わないことが非常に多いですよ。

園児(0歳)
園児(0歳)

登園する時間は寒いけどね。
私らが外遊びする時間は気温が2-3度変わっちゃってるのよね。

上着の厚みは着た時に「気を付けピシっ」ができる範囲に。
手が太ももにつけられない程ぶ厚い上着は、やり過ぎです。

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現役保育士がおすすめする外遊び用の上着

保育士目線で園児に来てもらいたい外遊び用の上着の特徴を紹介します。
紹介する外遊び用の上着はすべて、保育園児が使っていて、かつ保育士としても保育し易いと感じた上着です。

ジッパータイプの上着

保育園では衣類の着脱を自分で行うことが重視されるため、このような脱ぎやすいファスナータイプの上着がおすすめです。

開け閉め方法とは別として、アンパンマンなのにスカジャンでミスマッチなのもいいですね。

アンパンマンのお洋服のお友達が多いですが、だいたいピンク・水色・黄色のかわいい風を着ているので。

袖が絞ってある上着

アウトドアブランドのジャケット。
保育士目線でもすごく良いと思います。

保温効果が高く、かつ動きやすく、「気を付けピシっ」も「鉄棒ぶら下がり」もストレスなくできますね。

腕回りはギャザーで絞ってあり、手が外に出しやすい点に注目です。

腕がギャザーでないと、手で何かをつかもうとするたびに手を出す動作が必要になりますよね。
子どもが思いっきり遊べるように、是非、腕周りがギャザーで絞ってあるタイプの上着を選びましょう。

ジッパーが挟まりにくい

ダウンジャケットはあたたかいですが、ジッパーが挟まりやすいのが難点です。

園児(女の子)
園児(女の子)

せんせー、チャックが挟まって動かなーい。

というのは日常茶飯事のこと。

こんな感じのパイル生地のジャケットなら、ジッパーが挟まりにくいですね。
裏地に防風対策が施されている一方、軽くて動きやすい点がいいです。

まとめ

保育園の外遊びで使う上着について、現役の保育士がありがちな買い間違い例やおすすめを紹介しました。

無駄な買い物はせず、子どもの保育園生活の助けとなるような上着を探してみてくださいね。

冬の服装の他、保育園の持ち物全アイテムについて、下の記事でまとめています。
合わせて参考にしてくださいね。

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