保育士として働いています。
保育園側が子どもに履いてきてほしいと思う靴と、親が子どもに履かせたい靴には、大きな隔たりがあります。
今回は、保育園用の靴のおすすめを現役保育士目線で紹介していきます。
合わせて、「こんな靴はやめて」「こんな形だと子どもが保育園で困らない」といった情報も共有しますよ。
保育園で履いてほしい靴の条件

保育園で履いてほしい靴の条件は次の通り。
- 子どもが自分で履きやすい
- マジックテープで留めるタイプ
- 歩きやすい
まとめて書くとこの3点ですが、保護者が考える子どもに履かせたい靴と大きく異なるのが「1.子どもが自分で履きやすい」が保育園では重視されていることでしょう。

保育園では、1歳児クラスから自分で靴を着脱する練習をしていくよ。
靴下もね。
保育園ではいつから靴を履く?

家庭においては、子どもが立ちはじめたらすぐにでもファーストシューズを買って履いてみたりしますよね。
保育園生活では、数歩歩ける程度ではまだ裸足や靴下で園庭等で遊ばせることが多いです。
「全員靴を履いて遊びましょう」となるのが、1歳児クラス(1歳児・2歳児が在籍)くらいでしょうか。
理由は、素足で土を踏む感覚を掴むことが大切だと考えていることが一番ですが、正直なところ靴を履かせる時間が取りにくいという理由もあります。

自分で靴を履けない僕ら10人。
先生が介助して靴を履いたら、靴を履くだけで5分かかってしまう。
外で遊ぶ時間がなくなっちゃうよ。
保育園に履いてきて欲しくない靴

保育園生活で困るため、保育園では避けてほしい靴の特徴を紹介します。
いずれの靴も、よく園児が履いて登園しているものばかりです。
長靴
雨が降っていなくても子どもは長靴履きたがりますよね。
朝雨が降っていても止めばお散歩や外遊びにでかけたりしますので、保育園には長靴は適しません。
登園時は長靴でOKですが、子どもを先生に引き渡したら別の歩きやすい靴に差し替えるなどがおすすめです。
なお、登園・降園時だけ履く長靴だとしても、高さはこのくらいのショート丈がおすすめです。
ロングだと保育園の下駄箱に入らないので。
ハイカット
ハイカットのスニーカー。足首が固定するからか、ノーマルタイプよりも高額だからか、シューズショップではおすすめされることがあるようです。
自分で靴を履けるようにすることを重視する保育園では、履きにくいハイカットタイプは避けたほうがよいでしょう。
ハイカット、4-5歳児なら問題ないですが、着脱に慣れていない0-2歳児の保育園用靴としては不向き。
サンダル
夏になるとサンダルの子どもが増えます。
一方、保育園には砂場があり、サンダルのメッシュ部分から砂や小石が中に入る入る・・
砂場に行くたびに「せんせー、すながはいったー!」となってしまい、外遊びに集中できません。

せんせー、砂場の砂が穴から入ってくるー。
夏のプール遊び以外では、サンダルはおすすめしませんよ。
現役保育士がおすすめする保育園用の靴

保育士目線で園児に履いてきてもらいたい靴の特徴を紹介します。
紹介する靴はすべて、筆者の勤務園に通う園児が履いていたことがあり、かつ保育士としても保育し易いと感じた靴です。
軽い・マジックテープが柔らかい靴
筆者、ニューバランスの回し者でもなんでもないですが、保育園用の靴として選んでもらえると大変ありがたいと思っているのは事実です。
理由はまずは軽いこと。

靴箱から自分で靴を持って行くので、重い靴だと落としちゃうのよね。
シンプル イズ the ベストってとこね。
もうひとつの理由は、マジックテープ部分が柔らかいことです。
保育園で靴の履き方を教えるときに「テープ、ぺったん」といって、マジックテープをひっぱってくっつける動作を教えます。
手の力がまだ弱い1歳・2歳児にとって、マジックテープ部分が固くないというのは履きやすさに直結することなのです。
子どもが好きなキャラクターの靴
子どもが履きたい靴であることもポイントです。
例えば、男の子に履いている子が多いのがIFME(イフミー)のトレインシリーズの靴です。
「せんせー、はやぶさー!」といって見せてくれます。ドクターイエローやかがやきなど、買い替える際も同じシリーズの靴を買う子も。

今日ははやぶさ、昨日はこまち。
保育士目線でも、子どもが喜んで靴の着脱に取り組んでくれてありがたいですね。
また、子ども自身で履けることを重視した設計なのがおすすめしたいポイントです。
子供靴だとかかとを入れやすいように、かかと部分にループが付いている靴も多いですが、多くの靴ではこのループが子どもには短すぎる。
イフミーのトレインシリーズはループが横に長い!子どもがひっぱれる十分な長さがあるのでループとしてきちんと機能しています。
アンパンマンの靴
キャラクター靴といえば、みんな履きたいアンパンマンの靴。
アンパンマンの靴は、なぜだかマジックテープの上にでっかいアンパンマンが乗っているため、テープが硬く重い靴が多い!
子どもから見ればでっかくアンパンマンが付いているので嬉しいけどね。
アンパンマンにするならムーンスターのアンパンマン靴は、装飾を控えテープ部分が軽く柔らかいのでおすすめです。
マジックテープが1本の靴
マジックテープが2つではなく1つであること。
これも靴の履きやすさを決める重要なポイントです。
細いテープが2本付いている靴もありますが、テープぺったんは2回より1回のほうが、速く履けますよね。
履き口が広い割に脱げない靴
履いている子は多くはないですが、ナイキのスリッポンタイプの靴は履き口が広く子どもが履きやすい割に脱げないのがおすすめのポイントです。
若干重いので子どもが自分で靴箱から持ち運ぶときに、たまに落としたりもしますが、拾う動作が十分できれば問題ありません。
楽に子供靴を洗う方法
せっかく買った保育園用靴ですが、お家と同様、保育園でもめちゃくちゃ汚れます。
雨上がり、「水たまりに入らないでー」の注意むなしく、気が付いた頃には全員でバシャバシャしています。
どうか、保育士に「保育園から帰ってくると靴が汚い」とか言わないでいただきたい!
汚れてしまった靴は洗うしかないですが、できるだけ楽に洗う方法ならありますよ。
王道はまずウタマロ石鹸です。
泥汚れに強いです。
さらに楽にするなら水洗い不要。気になるところにスプレーしてこするだけという靴専用クリーナーもあります。
確かに、洗った靴を干しているとその間に履く靴がない!という状況はあるあるですからねー。
まとめ
保育園用の靴のおすすめを現役保育士目線で紹介してきました。
靴を選んだら、名前を書くことを忘れないでください。
保育園の先生がありがたい靴の名前の書き方は、下の記事で紹介しています。





