共働きの現役保育士です。
お話の世界観に浸れるのが絵本の楽しみですが、お話を彩るキャラクターたちにそのものにも目が離せません。
今回は、絵本の中に登場する「とにかくゆるいキャラ」を紹介していきますよ。
※ゆるいキャラとは、ここでは「絵本に出てくるなんだか憎めないキャラ」という定義で紹介していきますよ。
だるまさん
作: かがくい ひろし
初版発行:2008年1月
「だるまさんが」びろーーーん
「だるまさんが」ぷしゅーーー
だるまの見た目で名前も「だるまさん」。
そのままですが、0-1歳児にはアンパンマンと並んで不動の人気を誇る超売れっ子キャラです。
並んでいるだけで可愛い。
絵本中、だるまさんは一言もしゃべっていませんが、それでもかわいい。
11ぴきのねこ
作:馬場のぼる
初版発行:1967年4月
初版発行が1967年なので、2世代いや3世代に渡って親しまれているキャラが11ぴきのねこさんたちです。
上の表紙では10ぴきですが、縞縞模様のとらねこ大将も入れて11匹ですね。
コロッケ屋さんになるも作り過ぎて飽きてしまう11匹。
宇宙船の修復を手伝って、あわよくば一緒に宇宙に行こうとするも乗り遅れる11匹。
とにかく11匹全員がゆるく憎めないので注目してあげてください。
パンどろぼう
作:柴田 ケイコ
初版:2020年4月
まちのパンやから サササッと とびだす ひとつのかげ。
パンがパンをかついで にげていきます。
「おれは パンどろぼう。おいしいパンを さがしもとめる おおどろぼうさ」
改心したパンどろぼうが人助け。
ビジュアルのかわいらしさで保育園児からも大人気キャラです。
個人的にはにせパンどろぼうなどのサブキャラが好きです。
にせパンどろぼうのチャックを開けると中から正体のりすさんが出てくるぬいぐるみ。
パンどろぼうグッズは、グッズもトンガってて、攻めてきている感があります。
わにわに
小風 さち 文/山口 マオ 絵
初版発行:2004年10月
ビジュアル的にはまったくゆるくないですが、絵本に出てくるなんだか憎めないキャラの推しの一人が「わにわに」です。
表情なき大迫力のビジュアルでふろに入り、ごちそうを食べ・・
見た目が迫力があるので0-1歳児には全く人気がありませんが、4-5歳児クラスでは大人気キャラです。
わにわにの絵本は英語化もされて海を越えて愛されていますよ。
わにわにのかるたは、絵もゆるいですが読み札がゆる過ぎるので、そこのこと、どうぞよろしくお願いします。
「あついぞ あついぞ ふう ふうの ふう」
「ねがえり ごろごろ ねぐるしい よる」
「うり うり うり おふろで うたえ オーイェー」
しろくまくん
作: tupera tupera
初版発行:2012年
「はいてますよ!」
って、ねずみ君に言われるまで自分がパンツをはいていることに気が付かないしろくまくん。
そんなことあり?!
本の最初から最後までほぼ「ぼくのじゃないみたい」しか言ってません。
くまなのにゆるい、ゆるすぎる。
子どもでは2歳から3歳児に人気キャラです。
特にトイトレの開始時期などの読み聞かせに登場しますよ。
がたんごとん
作:安西 水丸
初版発行:1987年
作中、名前が出てこないのですが、「がたんごとんがたんごとん」の繰り返しが0歳児にウケが良い汽車さん。
棒と点だけで描かれたお顔が味があってなんとも可愛らしいでしょう?
貨車に載れなかったねこさんとねずみさんは、汽車の頭の上に。
まとめ
絵本の中に登場する「とにかくゆるいキャラ」を紹介してきました。
かわいいだけじゃない、なんとも憎めない味があるキャラは子どもも大人もはまってしまいますねえ。
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