本記事は、保育園で発生した不適切保育について、行政発表や報道内容をもとに事実情報を整理した記録ページです。
特定の園や個人を評価・批判する目的ではありません。
2023年、「お盆などにこぼした牛乳を飲ませた」「他児童の鼻水を触らせた」などの不適切保育があったとして、報道もされた徳島県の佐那河内保育所。
佐那河内村の新次世代育成支援行動計画によると、この保育所は就労を支援する保育所でもあり、地域子育て支援施設でもあり、誰でも通園制度の実施施設でもあるようです。
現役保育士の見解
不適切保育発覚も保護者は寛大な処分を求める
2023年、佐那河内村は16件の虐待や不適切保育に関わったとして主任保育士(30代女性)を停職3カ月、指導監督の適性を欠いたとして所長(60代男性)を停職1カ月の懲戒処分にしました。
主任保育士に対する処分は、村の幹部職員でつくる懲戒審査委員会の審査段階ではもう少し重いものだったが、保護者らから「寛大な処分」を求める要望書が出されたことを受け、村長の判断で軽いものに変更されたといいます。
保護者の要望書により軽い処分に
不適切保育は、弁護士と大学教員による調査報告書に沿って認定されたものだと言います。
これに対し、保護者は次のような意見を述べています。
- 調査結果に納得できない
- 報告書の内容を十分理解できていないのに、処分を決めるのはおかしい
- 保育士は子どものためを思ってやっている。熱心な保育が虐待に認定されるのは納得できない
- 主任(保育士)が免職にならず、ほっとしている
村内に1つしかない保育園
この佐那河内保育所、村内にほぼ唯一の保育所なんですね。
就労の支援としての機能だけではなく、地域子育て支援の拠点、未就園児とその保護者の支援、さらには誰でも通園制度の実施拠点としても機能しています。

地域に一つしかないんだから、制度が増えるたびに一手に担うことになってるんだね。

うげ。無理無理。
村外から突然やってきた弁護士と大学教員が現状も見ずに、不適切保育を認定した上で、免職になったとしたら他に保育士も雇用できないでしょうに。

「免職」とかしたって、その弁護士や大学教員・村の幹部が代わりの先生連れて来てくれるわけじゃないしねー。

地域柄、新しい先生を雇用するのは非常に困難かと。
不適切保育を行なったとする保育士たちも、地域の方は全員知っている顔見知り状態なのだろうと想像します。

保育園外でも助け合って生活してきただろうに、ほっとくなんてできないよね。
また、人材不足に陥って保育所が運営できなかったら、村民全員が路頭に迷うことになるのでしょう。

先生が数人でもいなくなったら、村民全員、仕事がままならなくなる。

先生ひとりの重みが都市部とは全く違うんだろうねえ。
不適切保育に対する処分の軽減の背景として、村特有の事情があるようです。
まとめ
2023年、不適切保育があったとされた佐那河内の保育所について私見を述べました。
他の不適切保育に関するニュースは、下記を参照してください。



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