保育園での不適切保育が報道|2025年3月の事例から考える現役保育士の視点

不適切保育事例ニュース-カバー

本記事は、保育園で発生した不適切保育について、行政発表や報道内容をもとに事実情報を整理した記録ページです。
特定の園や個人を評価・批判する目的ではありません。

2025年3月4日、江戸川区が、区認可小規模保育所における不適切保育があったことを発表しました。

不適切保育の主な内容は次の通りです。

  • 園児に対し飲み物を無理やり飲ませる
  • 威圧的な言動
  • 心を傷付ける発言を繰り返す
  • 園庭にて水遊びをしているときに園児の足首をもち職員が宙吊りをした
  • 2名の子が喧嘩をしていた、1人の子を職員が押し倒した
  • 暑い日でもエアコンを付けていない
  • 給食の量が少ない
  • 給食の写真が出されていない

現役保育士の見解

不適切だった保育内容として列挙されていますが、許されるべきではないことと、これを不適切と言われたら全国の保育園は全部不適切と言われてしまうことまで、一緒くたに指摘されていますね。

叩けば埃が出てくる・・といったところなのでしょうか。

宙刷りはありえないですねえ。

押し倒しもけんかの仲裁なら他にもやり方があったはずです。

でも、「給食の写真が出されていない」まで不適切と言われたら、全国のどこの保育園も毎日必ずはできてないはずです。

給食のサンプルを玄関先に掲示する場合でも、猛暑日は衛生面の観点から展示を止めます。
かといって、写真を撮って貼るのも給食室・保育士ともに負担が大き過ぎます。

食事の写真を掲示する時間があるのなら、子どもたちの見守りや保育準備に時間を割きたいです。

また、本事案発覚後、江戸川区がベテランの保育士を当該保育所に派遣し指導監督をしているとのことです。

ただ、本事例では、宙づりや押し倒しの件は主任が行っていることなのですよね。
主任ってベテランだから主任なんでは?

保育業界は「経験年数が長いとえらい・ベテランだとえらい」みたいな風潮があるように感じます。
ベテランかどうかは関係なく、適任かどうかで選任してもらいたいですね。

 

不適切保育が報道される背景(一般論)

不適切保育として報じられる事例の多くには、保育環境の構造的な要因が影響していることが読み取れます。

たとえば、

  • 人手不足による過重労働
  • 経験の浅い保育者への負担
  • 園内の意思疎通不足

などが、複合的に絡んでいるケースが少なくありません。

これは、ある一つの園だけの特徴ではなく、業界全体に共通して見られる背景として理解されています。

保護者の不安を現役保育士の立場から整理すると

※以下は、特定の園や今回の事案を評価・推測するものではなく、保育業界を見てきた立場から整理した一般的な視点です。

報道を見て多くの保護者が感じるのは、

  • 「うちの子は大丈夫だろうか」
  • 「他の園でも起きているのではないか」

といった不安です。

こうした感情は自然な反応ですが、感情だけで判断を急ぐと誤解や不必要なストレスにつながることがあります。

大切なのは、「感情」と「事実」を分けて考えることです。

感情と事実の切り分け方

不安や恐怖は、強い言葉や映像によって増幅されがちです。
しかし、報道されている情報は「特定の事象」であり、それがすべての園や保育者を表しているわけではありません。

まずは、以下を整理してみましょう。

  • 報道された内容と自分の園との違い
  • 目の前の子どもの普段の様子
  • 園との日ごろのコミュニケーション

これらを確認することで、「感情的反応」から少し距離を置き、冷静に考える材料が得られます。

ニュースを見たあとの「安全な次の一手」

報道を見たあと、すぐに行動に移す必要はありません。
まずは気持ちを落ち着けながら、「何が起きているのか」を整理することが大切です。

不安が強い場合は、次の記事も参考になります:

不安を感じたときに知っておきたい考え方

まとめ|すべての園が危険ではない

保育園には、日々丁寧に保育を行い、子ども一人ひとりと向き合っている園も多数あります。

決して今回の報道だけで、すべての園を評価してしまう必要はありません。

普段の子どもの様子や、園とのコミュニケーションを通じて、安心できる材料を一つずつ積み上げていくことが大切です。

※不適切保育に関するニュースは、時期や地域ごとに複数報道されることがあります。
当サイトでは、個別の事例を断定的に判断するのではなく、過去の報道を一覧で確認できるページも用意しています。

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