保育士として働いています。
子どもがインフルエンザかもしれない・・
とうすうす感じたら保育園に伝えますか?言わないようにしますか?
今回は、保育園にインフルエンザ感染を言わないのはアリなのか、という疑問に保育現場目線で回答します。
保育園児がインフルエンザに感染すると
可能最短で3日間は仕事行けない
保育園児がインフルエンザに感染した場合、学校保健安全法で出席停止の期間が以下のように定められています。
発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで
※発症当日および解熱当日を0日目として計算する。
すなわち、発熱後、3日で解熱した場合は、可能最短で6日目から登園可能という意味です。

土日が仕事休みという場合、可能最短ルートだとこんな感じで、出席停止=親が仕事に行けない日数は3日間です。
3日間、なかなか辛いですよね。
保育園でのインフルエンザの広がり方
保育園でインフルエンザに感染した園児が出ると、どのように広がっていくかといいますと・・
感染者発生1日目

感染者発生6日目

おそるべし、インフルエンザ!!
この間、保育園でもまめな検温におもちゃの全数消毒などあらゆる手を尽くしています。
打つ手がないとはこのこと。
インフルエンザを前に無力感に打ちひしがれる保育士たちです。
保育園でのインフルエンザの広がり方について、詳しくは下の記事で紹介していますよ。
インフルエンザ感染を保育園に言わないのはアリ?

保育園に言う義務はない
インフルエンザに感染した場合、法律上は保育園に申告・報告する義務はありません。
ただし、感染拡大防止の観点から、学校保健安全法に基づき、報告や一定期間の出席停止が求められています。

保育園への報告は、義務はないけど、僕ら子どもたちを守るために必要なものだ。
保護者はインフルエンザに感染したことを保育園に言う義務はないとしても、集団感染した場合など、保育園は保健所に報告する義務を負いますよ。
その際、侵入経路などを細かく指摘されるので、保護者から何の報告もないと保育園の管理職が非常に困ることになりますね。

園長せんせーが「どこが感染経路か分からない」って答えてるのに、保健所の人が「兆候はないのか?なぜ分からないのか?」って詰め寄ってるな。
かわいそすぎる。
園児本人がインフルエンザに感染
保育園でインフルエンザが流行りだすと、登園のピークとなる7時45分から8時45分に、先生たちは保護者に電話をかけまくることになります。
登園直後の視診・検温で発熱が確認されたからですね。
でも、3分前まで保護者と手をつないで登園していたんですよ。
手や身体が明らかに熱いのに、保護者が気が付かなかったとはちょっと思えない。

僕のあったかいお手手や身体にママが気が付かない訳ないよねー。
僕、ほっかほかだもんねー。
登園前の時点でインフルエンザかどうかは分からなくても、発熱したまま登園したらまずバレます。
でも、早朝1発目でどうしても休めない会議があるなど、保育園からお迎え要請の電話が来るまでの時間だけでも仕事するため、確信犯的に登園する方もいますけどね。

9時から会議。
8時55分に保育園に預ければ、すぐ呼び出し電話が来ても会議だけは終えられるぞ。
そんな確信の元、保育園に体調不良を言わない方も残念ですがいます。
親やきょうだいがインフルエンザに感染
園児本人がインフルエンザに感染した場合と同様、きょうだいがインフルエンザになったとしても保育園への報告義務はありません。
また、出席停止にもなりません。
実質、園児本人がインフルエンザに感染した場合は、ほぼ100%報告がありますが、親やきょうだいとなると30%くらいでしょうか。
報告したら登園を控えて欲しいと言われる可能性大ですからね。
積極的には言いたくないでしょう。
親やきょうだいのインフルエンザを報告してくれるのは、万が一登園自粛を求められても、対応できる方という印象です。

登園自粛してくださいって言われたとしても、今日なら家庭保育可能なので保育園に報告してもいいか。
ただ、こちらの記事でも紹介しているとおり、きょうだいがインフルエンザに感染した場合、ほぼ10割、保育園児である本人にも感染しています。
このため、保育園側としては、きょうだいがインフルエンザになったときは一言申し送りをして欲しいのが本音です。
家族がインフルエンザ 保育園にどう言う?

保育園側としては、家族がインフルエンザになったときも報告して欲しいのが本音。
でも、報告したら「できれば登園を自粛して欲しい」と言われるのが目に見えています。
こんな感じに報告したら良いのではというおすすめ事例を紹介します。
保育園には報告しない
実際、家族のインフルエンザ感染を保育園に報告して下さる方の方が少ないです。
でも、先生にはほぼバレますが。

お姉ちゃん学校行ってないよー。寝てるよー。

パパ、お仕事お休み。インフルエンザだから。
園児が報告してくれるのでバレます。
お話ができない0-2歳でも、仕事に行けずお家にママやパパがいるのは分かっているので、登園渋りが見られたりします。
先生たちにはだいたい理由が推測できますねえ。

「ママはインフルエンザでお家にいるのに私はなぜ登園なんじゃー!!」っていう、私の言葉にならない言葉をせんせーはなぜか理解している。
近隣の小中学校の学級閉鎖や学校閉鎖の情報は、保育園の先生たちも把握していますよ。
「きっと、〇〇小からインフルエンザが降りて来る」と身構えていたりします。

卒園児たちが真昼間に保育園の園庭をのぞいている。
学級閉鎖だから来たって教えてくれる。
家族のインフルエンザは一切言わないという対処法もありですが、バレてるのになあとは思います。
報告しつつ仕事は休めないときっぱり言う

パパがインフルエンザになってしまったのですが、登園可能ですか。
こんな感じで登園の可否を保育園に確認していたら、「できれば登園自粛して欲しい」と返されるのは目に見えています。

パパがインフルエンザになってしまったのですが、ヨウタ含めて他の家族は全員発熱もなく元気です。
今日はどうしても欠席できない会議があるので、ヨウタを登園させます。
って言い切りで。

今日の午前中にどうしても欠席できない会議があるのですが、午後、早めにお迎えに行けるように調整します。
などと協力姿勢を見せられたらなお良しですよね。
保育園の先生たちも「そうですかあ」とだけ返して、通常通り保育してくれるでしょう。
まとめ
保育園にインフルエンザ感染を言わないのはアリなのか、という疑問に保育現場目線で回答してきました。
インフルエンザの他、保育園の洗礼や親が体調不良の場合の対応については、下の記事で詳しく紹介しています。合わせて参考にしてくださいね。





