保育士として働いています。
0歳で保育園に入園となると、家庭環境との違いにドキドキしますね。
実際、家庭と保育園とで生活が一番違うのが0歳児クラスです。
今回は、0歳児が保育園という環境下で過ごしやすく、保育士目線でもありがたい服装について紹介していきます。
まずは結論:0歳児の保育園服の基本ルール

0歳児が保育園で1日を快適に過ごすためには、かわいさより安全・着替えやすさ・動きやすさを重視することが大切です。
0歳児に共通する服選びの基本ルールは次の通りです。
基本ルール
- 薄手・軽い・よく伸びる素材
- タグがチクチクしないもの(外側タグが理想)
- 飾り・リボンなどの装飾が少ないもの
- 着脱しやすい形(首元が広い/ボタンなし)
- フードなし(引っ掛かり防止)
年間通じて避けたい“NG服”
- フード付き(安全面で×)
- つなぎ・ロンパース(着脱に時間が2倍)
- サスペンダー付き
- 肩ひも・飾りが多いもの
- 静電気が強く出る裏起毛
- ボタンが取れやすい服(誤嚥リスク)
必要な枚数の目安(0歳児)
- 半袖 or 長袖Tシャツ:最低5〜6枚
- ズボン:5枚
- 下着:5〜7枚
- 冬の上着:1枚あればOK
- 替え用セット:毎日2組(汗・食べこぼし・汚れ対策)
保育園の環境は家庭よりも汗をかきやすく汚れやすいため、「思ったより多め」がちょうどいいという印象です。
0歳児|春・秋の保育園の服装(気温15〜22℃)
0歳児は大人よりも体温が高いため、服も大人より1枚薄くが基本です。
動く量も多く、室内はエアコンが効いているため、汗をかきすぎない工夫が必要です。
春・秋の下着の選び方(タンクトップ型が最適)
下着は、キャミソール型やタンクトップ型など、袖なしかつセパレート型の下着がベストです。
※寒冷地を除けば、年間通じてタンクトップでもOK
一方で、ロンパース型で来る子も多いですが、保育士目線では着脱に倍時間がかかるためできれば避けたいのが本音です。
ロンパース禁止の理由については別記事で解説しています。
春・秋のTシャツ(薄手長袖・七分袖が便利)
0歳児の春・秋は、薄手の長袖 or 七分袖Tシャツ が最も使いやすいです。
こんな感じのゆるっとした薄手長袖だと保育園でも過ごしやすいですね。
首の横にボタンがないので、保育士も服の着脱が楽なので助かります。
7分袖も〇です。
春・秋のズボン(柔らか素材で動きやすく)
0歳児の春・秋の保育園用ズボンは、ほぼ夏用と同じでOKです。
こんな感じの柔らか素材のズボンは、動きやすくとっても良いと思います。
入園式の服装(普段着でOK・少しのおめかしは可愛い)
入園式は保育をしないため、普段着で問題ありません。
ただし、せっかくの晴れの日、軽いおめかしもOK。
- 普段のTシャツ+ズボン
- ちょっとしたセットアップ
ロンパースなど着脱しにくい服でも、この日に限っては保育園側は気にしません。
ちょっとおめかしするならこんな感じのセットアップもかわいい。
0歳児|夏の保育園の服装(気温23〜30℃以上)
汗を大量にかく夏は、蒸れない・軽い・乾きやすい服が必須です。
夏のシャツ(ゆったりTシャツ・ボタンなし推奨)
夏の保育園ではTシャツ一択。
色柄は自由ですが、着脱しやすいようにゆったりめサイズがおすすめですよ。
サンリオのキャラ付きTシャツを着るもよし。
ポロシャツでも大丈夫ですが、ボタン付きはおすすめしません。
着脱しにくい上、万が一ボタンが取れてしまった場合、0歳児だと誤嚥の原因になりえます。
ボタンなしなら、こんな感じの襟付きのシャツでもOKです。
夏のズボン(ロング・ハーフどちらもOK/園のルール要確認)
夏の保育園用ズボンは、ロングでもハーフパンツでも基本的には大丈夫です。
ただ、一部の保育園ではハーフパンツがNGで7分丈以上と指定している場合があります。
理由は、足が出ている部分が広いとそれだけ擦り傷を負う可能性が高いためです。
どのような保育園でも、こんな感じで薄手かつ動きやすいズボンならばっちりですよ。
また、サスペンダー付きは着脱しにくいので保育園用には不向きです。
0歳児|冬の保育園の服装(気温〜10℃)
冬は「大人と同じ厚着」はNG。
0歳児は基礎体温が高いため 薄手+重ねすぎないが基本です。
冬のシャツ・トレーナー(薄手1枚で十分)
下着+薄手トレーナー1枚で十分です。
- 厚手ニットは暑すぎ
- 室内は暖かく子どもたちは大汗
多くの子が着せすぎ状態で登園するので、保護者が保育園を立ち去った後、保育士たちはせっせと服を脱がせています。
下着の上にこんな感じの薄手トレーナーでOK。
冬のズボン(裏起毛は静電気に注意)
冬のズボンは厚手になりがちですが、動きやすいことを重視して選んでくださいね。
こんな感じでちょっと厚手ながら柔らかい素材のズボンがおすすめです。
裏起毛のズボンもたくさん販売されていますが、おすすめしません。
滑り台を滑っているときにバチバチッと静電気発生。
子どもと保育士の間で「イテテテ」となっているのは冬のあるあるです。
冬の上着(ジッパー付き・フードなしが鉄則)
保育園用の冬の上着なら、ジッパータイプ・フードなしを選んでくださいね。
- ウィンドブレーカーが最適
- モコモコすぎると動きにくい
- フードは引っ掛かりの危険あり
特に耳付きフードはかわいいけれど保育園では不向きです。
冬の下着(長袖下着はNG/半袖+素材で調整)
「冬には下着も長袖を」という気持ちはとても分かるのですが、基礎体温の高い子どもには不向きです。
動きにくくストレスにもなるので、是非、冬も半袖下着で保育園に来てくださいね。
寒冷地では、厚手素材の半袖(ニットキルトなど) が最適です。
季節別:0歳児の服装“最低限セット”(買っておくと便利)
春・秋に必要な最低限セット
気温差が大きく、汗・寒さの両方に対応できるアイテム中心。
薄手長袖Tシャツ
綿100%で洗い替え重視。
保育士、劇喜(ゲキヨロ)!!
頭周りがゆるっとしているので着せやすい。
そして、お袖が絞ってあり、かつゴム部分が広いので食事のときも腕まくりする必要がないTシャツです。
長ズボン
裾ゴムタイプだと引きずらず安全。
柔らかい、動きやすい、着せやすい。
そして、春から夏・秋まで長く着られる。
肌着
汗を吸収する綿素材。
縫い目フラット。
首回りが広いので、スタイを重ねてももったりしない。
着せやすい。
夏(6〜8月)に必要な最低限セット
汗対策・着替え回数が多い時期なので“量”が重要。
半袖Tシャツ
洗濯が追いつかない日があるので多めに。
襟ぐり広めで着せやすい。
薄手ズボン
ゆったりとして動きやすいもの。
肌着
メッシュも◎。
日本製。
天竺素材ながら襟元や腕周りはしっかり縫製なので、型崩れしない。
冬(12〜2月)に必要な最低限セット
防寒しつつ“動きやすさ”が最優先。分厚すぎる服はNG。
トレーナー
素材はしっかりしつつも裏起毛ではない。
保育士はとっても嬉しい、肩にボタンがないトレーナー。
長ズボン
ニット編みでしっかり防寒しつつ、裏起毛は避ける。
レギンスを履いてくる子も多いですが、お尻が出るのでおすすめしません。
冬もこんな感じでゆったり目で。
肌着(半袖)
冬になると長袖の肌着を着る子も多いのですが、袖が丸まってしまうのでおすすめしません。
こんな半袖ながら素材は暖かな下着がベストです。
アウター
フードなしが鉄則。
中綿ながら薄手なので、先生たちが着せやすい。
首回りがもたつかないので動きやすい。
まとめ|0歳児が保育園で快適に過ごせる服選びのポイント
0歳児は体温が高く、動く量も多いため、大人より1枚少なく・軽く・動きやすい服が最適です。
季節ごとのポイントを押さえて服を用意すれば、子どもも快適に過ごせ、保育士もとても助かりますよ。
0歳での保育園入園については、下の記事も合わせて参考にしてくださいね。




















