2025年9月16日、新潟県燕市が、市内の保育園に9月16 日の深夜0時18分、何者かが侵入した形跡が見つかったと発表しました。
大曲八王寺保育園
園長および市担当者にて現場を確認したところ、被害は確認されなかったとのことです。
現役保育士の見解
侵入の流れ
- 0時18分 保育園において複数の警報装置が作動
- 0時28分 警備会社および警察が現場に到着
侵入者は発見できなかったが、2階の保育室の窓から何者かが侵入した形跡があった。荒らされた形跡はなかった。 - 当日日中 施設内に保管してあった食材は使用しないこととし、献立を一部変更して提供。
警報装置の作動はあるある
当日朝には園児が登園する中、被害の確認や献立の変更に追われ、職員の皆様は本当に大変だったと思います。
保育園内には警報装置(セコムなど)がいたるところに設置されていて、深夜でも異常があれば警備会社が駆けつけることになっています。
警報装置の作動自体はよくあることで、何者かの侵入以外にもこんなときに作動します。
- 風鈴など園児の作品を天井から吊るしていて、何らかの理由で風が吹き込み、風鈴が動いたことで警報装置作動
- 廊下の掲示物が深夜に落下し、警報装置作動
- 園庭に置いていた傘立てやビニールプールなどが強風で煽られ警報装置作動
こんなことがあるたびに、掲示物を貼りなおしたりなど対応をしています。
警備会社の方には申し訳ないですが、警報装置が予期せず作動してしまうことはあり得ることなので、保育園の職員なら警報装置の動作については良く知っているはずです。

園児(0歳)
私たちは警備会社や警察の方にも見守られて生活している。
天井に吊るされていた作品がいきなり撤去されたのなら、警報装置が作動してしまったためやむを得ずという対応だったのかもしれません。
2階から侵入ってどうやって
大曲八王寺保育園の設立は昭和53年。
平成16年にトイレ改修、平成18年にプール・駐車場整備・給排水改修、各種改修工事を経て現在に至ります。
歴史のある保育園なので、構造的にもいろいろと不便な点があったことでしょう。
また、2階建てという保育園は多くありませんよね。
侵入者が並みの身体能力の者なら、非常階段などを使って2階に上がったのでしょうか。
まとめ
2025年9月16日、新潟県燕市が発表した、市内の保育園に9月16 日の深夜、何者かが侵入という事件について紹介しました。
その他の保育園での事故に関するニュースは、下記を参照してください。








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