保育園における事故や事件が報道されると、不安や疑問を感じる保護者の方も多いと思います。
このページでは、これまでに報じられた 保育園での事故・事件のニュースや事例を年別に整理して一覧で紹介しています。
記事内の一覧は、報道機関や行政発表をベースにした事実情報を中心にまとめています。個別の園や関係者を断定的に評価する内容ではありませんので、事故や事件の全体像を把握するための資料としてご覧ください。
保育園での事故・事件とは
「事故」や「事件」という言葉には広い意味が含まれます。
本ページでは、死亡・重傷・行政指導対象となったものや、報道で取り上げられた事案を中心に扱っています。
保育園での事故とは文字通り、保育園内で発生した事故のことです。
国は、保育園他、教育施設における事故の件数を、「教育・保育施設等における事故報告集計」でまとめています。
その定義によると、教育・保育施設等で発生した死亡事故、治療に要する期間が30日以上の負傷や疾病を伴う重篤な事故等としています。
※教育・保育施設等=認定こども園・幼稚園・保育所・地域型保育事業認可外保育施設・子育て短期支援事業・一時預かり事業・病児保育事業・子育て援助活動支援事業
保育園での事故は誰の責任
保育園で発生した事故はどこまでが保育園の責任になるのでしょうか。
登園時に保育士に子どもを引き渡した後、降園で保護者に引き渡すまでが保育園側の責任とされています。
このため、登園・降園の引き渡しは対面が基本となっています。
例えば、保育園の駐車場での事故の場合、子どもを保育園で預かった後の事故であれば保育中の事故とされ、預かり前であれば当事者同士で解決することが基本です。
保育園では予想外の事件が
保育園では、事故以外にも不正受給や情報漏洩などの事件が発生しています。
特に、保育園を運営する組織による不正受給は数年間に渡り発覚しない事例も多く、国や行政による早急な対策が求められます。
保育園での事故や事件 ニュース・事例一覧
以下は、報道機関などで明らかになった、保育園内で発生した事故・事件のニュースや事例一覧です。
この一覧は2026年現在の情報を含みます(随時更新)。
内容は事故・事件の事実を中心にしており、評価・断定ではありません。
2025年11月21日:保育園での重大事故3例|台ジャンプで骨折事例から考える現役保育士の視点
2025年11月21日:保育園での事故3例|鬼ごっこで骨折の事例から考える現役保育士の視点
2025年11月12日:保育施設運営の認定NPOが補助金で施設を担保に借金していた事例から考える現役保育士の視点
2025年11月14日:保育園にクマ出没 園児40人が園舎内で保育中
2025年11月4日:保育園内のライブ映像が5年間もダダ洩れ 昼寝から着替えまで
2025年11月1日:虐待や不正受給で廃園の南光幼稚園 過去の不正受給金額確定
2025年10月18日:勤務する保育園に放火未遂の疑いで保育士を逮捕
2025年10月17日:保育園運営の法人が職員数を水増しで9521万円を不正受給
2025年9月25日:放課後等デイサービスで給付費約1990万円の不正受給と不適切支援
2025年9月16日:保育園の園舎2階の保育室の窓から何者かが不法侵入 深夜0時過ぎ
2025年9月12日:認可保育園5園で給付費や補助金を不正受給 総額3億2000万円
2025年7月9日:企業が事実と異なる労働条件掲載したダミー求人で保育士集める
2025年7月8日:保育施設で5歳児が鉄棒から落下し上腕骨顆上骨折の重傷
2025年6月2日:保育園の駐車場で1歳の男の子が乗用車にはねられ死亡
2025年5月31日:乳児院で母親が刃物で職員を襲い殺害
2025年5月2日:5歳児がネット状の遊具の外側に登り転落。左橈骨遠位端骨折の重傷
2025年4月4日:約1200万円の補助金を不正受給した社会福祉法人 過去にも約300万円
2025年3月:認可保育園運営の株式会社 4年で6600万円不正受給
2025年1月24日:深夜4時までの認可外保育施設が改善勧告に従わず施設名公開
2023年7月25日:託児所で生後5カ月の女の子がうつぶせのまま亡くなる
日付は教育保育施設等における事故や事件の発生日もしくは報道された日です。
保育園での事故に関する情報
以下は、保育園での事故発生状況や傾向を確認できる公式データベースです。
事故の件数や概要についても述べられているので、保護者向けにも役立ちます。
- 教育・保育施設等における事故情報データベース/こども家庭庁
- 教育・保育施設等における事故報告集計/こども家庭庁
保育園での事故・事件が報道される背景(一般論)
保育園での事故や事件、不正行為が報道されると、「なぜこんなことが起きたのか」と疑問や不安を感じる保護者は少なくありません。
こうした出来事の背景には、特定の園や個人の問題というよりも、保育現場全体に共通する構造的な要因が影響しているケースが多く見られます。
人手不足による業務過多、制度と現場運用のギャップ、確認体制の弱さなどが重なることで、事故や不正が表面化することがあります。
これは一部の園だけに限った話ではなく、業界全体として向き合う必要がある課題といえます。
保護者の不安を現役保育士の立場から整理すると
報道を見たとき、保護者が最初に感じるのは「うちの子が通う園は大丈夫だろうか」という不安です。
この反応自体は自然なものですが、ニュースの内容と自分の子どもの日常環境をそのまま結びつけてしまうと、不安が必要以上に大きくなってしまうことがあります。
現役保育士の立場から見ると、事故や事件は「特定の状況下で起きた出来事」であり、すべての園や保育現場を代表するものではありません。
まずは不安を否定せず、冷静に整理することが大切です。
感情と事実の切り分け方
事故や事件の報道では、強い言葉や見出しが使われることが多く、感情が先行しやすくなります。
ここで意識したいのは、
「報道されている事実」と「自分の園の状況」を分けて考えることです。
- 報道内容はどこまでが事実なのか
- 自分の園では、日常的な様子に違和感はないか
- 普段の園とのコミュニケーションはどうか
こうした視点で整理することで、不安を必要以上に膨らませずに考えることができます。
ニュースを見たあとの「安全な次の一手」
保育園での事故や事件の他、不適切保育については、下の記事で事例をまとめています。
合わせて参考にしてくださいね。
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