毎月、年齢や発達に合った絵本が届く「絵本のサブスク」。
忙しい共働き家庭を中心に注目されていますが、実はサービス数はそれほど多くありません。
理由は、絵本は「好み」「年齢」「家庭の読み聞かせスタイル」によって合う・合わないがはっきり分かれるから。
そのためこの記事では、数を無理に増やさず、保育士目線で“用途が明確な5サービス”に厳選して紹介します。
「どれが一番おすすめ?」ではなく、「あなたの家庭に合うのはどれか」が分かる構成です。
絵本のサブスク比較一覧【用途重視】
紙の本で届くサービス・電子書籍読み放題系など、利用シーンの違いごとに比較できるようにまとめました。
| サービス | 特徴 | 月額目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| いろや商店くらぶ | 絵本+おもちゃ+図鑑が届く定期便(購入型) | 6,600円~ | 絵本だけでなく知育玩具や図鑑も欲しい方 |
| 絵本のサブスク | 年齢・性別に合わせて絵本が毎月届く定期購読 | 約2,000円前後* | 良書をプロに選んでもらいたい家庭 |
| おもちゃのサブスク | 知育おもちゃ+絵本が届く返却型 | 約3,900円前後* | 遊びと読み聞かせを一緒に取り入れたい |
| Amazon Kids+ | 電子書籍読み放題(絵本・児童書含む) | 約480円〜980円 | デジタルで絵本を読みたい方・年齢幅広い |
| WorldLibrary Personal | 毎月1冊の絵本購入系サービス | 約1,300円 | 世界の絵本に触れたい方 |
* 料金はプラン・キャンペーンにより変動します。
絵本のサブスクを選ぶ前に知っておきたいこと【保育士目線】
絵本のサブスクは便利な反面、「とりあえず有名だから」「たくさん届くから」という理由だけで選ぶと、思ったほど活用されないことがあります。
保育園の現場では、
絵本は数よりも「年齢・興味・読み聞かせの目的」を大切に選書しています。
午前中の活動の導入にはウキウキするようなお話を、午睡前にはゆったりとしたお話を・・など絵本の選び分けをしていますよ。
また、家庭によっては、家でじっくり読むなら紙の絵本、外出先やすきま時間にデジタル絵本というように使い分けたいこともありますね。
このあと紹介するサービスは、
「絵本の届け方」「使い方」「親の負担」がそれぞれ異なります。
ご家庭のスタイルに合うかどうかを意識しながら、比較してみてください。
絵本サブスクが向いている家庭
- 絵本選びに時間をかけられない
- 年齢・発達に合う本を知りたい
- 本が増えすぎるのを避けたい
絵本サブスクが向いていない家庭
- 特定の絵本を何度も読みたい
- 新品を買い切りたい
- 家庭で絵本を集めたい
絵本のサブスク厳選5サービス【特徴と注意点】
絵本のサブスクは、「紙の絵本が届くタイプ」「電子書籍で読み放題タイプ」など、サービスごとに使い方が大きく異なります。
ここでは、子育て家庭で利用しやすい5サービスを厳選して比較しました。
いろや商店くらぶ|絵本+おもちゃ+図鑑が届く
「いろや商店くらぶ」は、絵本だけでなく、知育玩具や図鑑も一緒に届く定期便です。
特徴は「おもちゃ・絵本・図鑑選び」のサポートサービスであり、レンタルではないという点です。
たくさんのおもちゃを試して遊べることを目的とはせず、一人一人と丁寧にやりとりしながら、成長・発達に応じた最適なタイミングでおもちゃ・絵本・図鑑を定期的に届けるというサービスです。
「いろや商店くらぶ」は遊びと学びのサポートサービスなので、絵本に限らず画材や布製品なども届けてくれるのが大きな特徴です。
- 絵本・おもちゃ・図鑑を組み合わせて受け取れる
- 新品が届き、返却不要
- 個別相談により細かなカスタマイズ
- 手持ちの絵本とのバランスをみながら選書
- 定番の絵本ではないものも受け取れる
注意点:細かな相談でカスタマイズできるが他に比べると高価。
絵本のサブスク|選書おまかせ型
ライブリードの絵本のサブスクは、年齢に合わせて絵本を選んでくれる定期購読サービスです。
定番絵本からロングセラーまでプロが選書した絵本が毎月3冊届きます。
書店には新刊や話題の絵本が目立つように陳列されているもの。
長く愛されているロングセラーは片隅に目立たないように置かれていたりします。
絵本のサブスクでは、「派手さはないけどじっくり味わってほしい良書」や「自分では選ばないタイプの絵本」に出会えます。
- 毎月3冊の絵本が届く
- 選書はプロにお任せ
- レンタルではないので返却不要
- 中古絵本なので安価
注意点:届く絵本を細かく指定することはできません。
おもちゃのサブスク|絵本も一緒に届く定期便
「おもちゃのサブスク」は、知育おもちゃを中心に、絵本も一緒に届くサブスクリプションサービスです。
おもちゃと絵本はプランナーが月齢に応じて選定してくれます。
おもちゃは気に入ったら買い取りが可能で、壊しても基本的には弁償不要です。
4プランから選べるので、家庭のニーズに合いやすいです。
- 知育おもちゃ6点+絵本2冊が定期的に届く
- おもちゃはレンタルで返却型
- 絵本はプレゼントなので返却不要
- おもちゃをカタログから選ぶことも可能
注意点:絵本はメインではなく、おもちゃ中心の構成
Amazon Kids+|電子書籍で読み放題
Amazon Kids+は、絵本を含む児童書・学習コンテンツが読み放題のデジタルサービスです。
- 絵本・児童書・知育アプリが使える
- 日本・世界の名作、学習マンガや科学の本など1,000冊以上読み放題
- 月額が安い
注意点:紙の絵本ではないため、端末がないと見られない。
WorldLibrary Personal|世界の絵本が読める
毎月1冊、世界各国の新品絵本(日本語翻訳版)が届くサブスクです。
一般の書店には日本の作家さんの絵本が主に陳列されています。
WorldLibrary Personalは、なかなか出会えない世界の絵本に触れられるのが大きな特長です。
食文化や風習など、絵本を通して多様性を学ぶきっかけ作りができますね。
- 新品絵本が1冊ずつ届く
- 30ヵ国以上からの絵本の日本語翻訳版。
- すでに持っている本は申告することでギフト券を受け取れる
▶WorldLibrary Personal公式サイトで内容を見る
用途別まとめ|どの家庭にどれが合う?
- 図鑑や画材も届けて欲しい → いろや商店くらぶ
- 中古絵本を安価に届けて欲しい → 絵本のサブスク
- 絵本だけでなくおもちゃレンタルもしたい → おもちゃのサブスク
- 世界の絵本など珍しい絵本を届けて欲しい→WorldLibrary Personal
- 外出先でデバイスで見る絵本 → Amazon Kids
よくある質問
絵本は買い切りとサブスク、どちらがいい?
家庭のスタイル次第です。
様々な絵本をシャワーのように読み聞かせたいならサブスク、繰り返しじっくり読みたいなら買い切りがおすすめ。
何歳から使える?
0歳~となっているサービスが多いですが、サブスクに年齢制限はありません。
保育園では0歳児から読み聞かせをしていますよ。
また、0歳児なのに3歳児の絵本、3歳児なのに0歳児向けの絵本を読むこともあります。
声掛けや読み方次第で、何歳児用にも変化させることができるのが絵本の魅力です。
まとめ|絵本サブスクは「家庭との相性」で選ぶ
絵本のサブスクに「絶対の正解」はありません。
絵本は想像力で楽しむもの。
好みで選んで間違いはありません。
大切なのは、家庭の目的に合っているかどうかです。
他の子育てサブスクも含めた全体像は、こちらでまとめています。



