保育士として働いています。
保活を経ていよいよ保育園生活がスタート!
スタート・・したのは良いのですが入園してみたら何か違った・失敗したと思う方もいるでしょう。
今回は、「保育園選びを失敗した!?」と感じてからできることを保育園の中の人の立場から紹介します。
※この記事に登場する園児・保護者・保育士などの会話は、一般的に見られるケースをもとにしたフィクションです。
保育園選びを失敗する要因

保育園選びを失敗してしまう要因は様々です。
- 保育園見学に行かなかった
- 希望しない保育園に入った
- 聞いていた話と違った
「聞いていた話と違った」という要因以外は、保育園側の要因ではなく保護者側の要因です。
厳しい言い方になるかもしれませんが、入園を決めたのは保護者であることを改めて確認し、冷静に検討しましょう。
大丈夫。保育園なんて山ほどあります。3-4回転園している子もいます。
保育園以外の預け先の選択肢だってあります。
今の保育園でも、しばらくしたら問題点が解決したということだってあります。

通園バッグを手作りするとかあり得んってママが言ってたけど、先月から買ったやつでOKってことに変更になったな。

せんせーたちも入れ替わって、雰囲気がだいぶ変わったな。
「失敗した」と感じたらすべきこと

転園の手続きをする
考えるまでもなく「絶対保育園選びに失敗した」と確信しているなら、転園一択です。
速やかに転園手続きを済ませておきましょう。
認可保育園だけではなく認可外保育園も視野に入れることをおすすめしますよ。

小規模と大規模、保育園の規模によってもやり方や雰囲気は全く違うな。
転園の手続きをしたって、後から取り下げることもできます。
手続きしただけで安心感で晴れ晴れ、精神衛生上、良いですね。
他の保護者に聞いてみる
- 子どもがなかなか慣れない
- 外遊びの機会がない
- 特定の先生に不信感がある
などなど。
一人でもやもや考えていないで、他の保護者にも自分のもやもやを打ち明けてみましょう。

外遊びは少ないが、子どもが英語のレッスンを気に入っているので良しとしている。

サクラ先生は口が悪いところがあるが、うちの子はダイナミックな遊び方をしてくれるので喜んでいる。
などなど、他の保護者からの視点を聞かせてくれるはずです。
保育園の保護者同士は、共に同じ保育園の同士と感じている方も多いです。
他のクラスの保護者でも快く話を聞かせてくれるはずですよ。
上のクラスの保護者や兄姉のきょうだいがいる保護者に聞くのがベストです。

きょうだいが多い僕は、一番上のお姉ちゃんが入園してから11年、ママとパパは毎日保育園に来てる。
この保育園での困りごとはうちのママとパパに何でも聞いてなー。

うちのおねーちゃんも、サクラせんせーに担任してもらったって。
サクラせんせーの評判なら、うちのママとパパに聞いてみてね。
特に特定の先生の評判などは、園外では分からないので、保護者に聞くのが有効な方法です。
朝と夕方なら、夕方の方がどちらかというと時間に余裕があるでしょう。
降園時などに保育園玄関前などで声をかけると、先生に聞かれることなく保護者と話ができますね。
他の保育園を見学する
保育園選びに失敗したと思っているなら、保活中と名乗って他の保育園を見学させてもらうのもおすすめです。
今の保育園でおかしいと思っていることを、見学した保育園で聞いてみても良いでしょう。

使用済みおむつを持ち帰る保育園もあるみたいなんですが、こちらの保育園の考え方を聞かせてください。
とか、通園中の保育園の名前を出さずに、不満な点だけを例に挙げながら聞けると良いですね。
また、他の保育園を見ることで今の保育園の良さが見えてくることもあります。
一人でモヤモヤするくらいなら、行動あるのみです。
改善を依頼する
例えば、連絡帳の記載が少なすぎて、保育園で何をしたのか情報不足という不満の場合、担任の先生にお願いしてみると改善するかもしれません。

保育園での様子の共有、とっても楽しみにしています。
毎日連絡帳を読むのが待ち遠しいです。
仮に「連絡帳での報告が短すぎるんじゃ!!!」とブチ切れていたとしても、こんな感じで前向きに要望を出してみましょう。
保育士も喜んで連絡帳の返事を充実させてくれる可能性大です。
また、保育園の先生に依頼やお願いならすべきですが、クレームはおすすめしません。
クレームを入れる

うちの子の持ち物が他の子の荷物の中に紛れてしまうなんて、許せない。
再発防止策を講じた上で、書面で回答をしてください!

おもちゃがうちの子の手に当たったそうじゃないか。
怪我していないからって報告がないのは許せない!
担任を3時間かけて説教してやるぜ。

新型コロナのお友達が10人出たからって早めのお迎えに来て欲しいとか許せない!
市役所に直接クレームをいれるわ。
これらの例は、保育現場で一般的に起こり得るケースです。
保育園へのクレーム・・・思い通りに保育園を動かすのに効果てきめんなんです。
それに、保育士はクレームを入れるお家の子だからといって、不当に扱うことはしないし、保護者にとって良いことばっかり。
でも、保育士だって人間。
クレーマーの方とは接触したくないので、登園してきたと思ったらちょっと別室に隠れるという保育士もいます。
それだけのことです。
保育園界隈のモンペやクレーマーの実例については、下の記事でささやかに紹介しています。


転園する
「保育園選びに失敗した」と思ったら、速やかに転園するのも選択肢のひとつです。
理由は、クレームするだけで時間の無駄だからです。
子どもたち同士が新しい信頼関係を築いていくのには時間を要します。
失敗したと思ったら、さっさと転園して次の保育園で新しいお友達との時間を持てるようにすることを優先するのも前向きな選択肢でしょう。
理想の保育園を追い求めて、就学までに複数回転園する子もいますよ。

ここの保育園は2園目だ。ここは私にとっての理想郷なのか?

ママ的には理想じゃなかったらしい。
3園目にきたよ。
逆に、転園したけど再び舞い戻ってきた子もいます。

ここは・・4園目か?と思ったら最初に入園した保育園じゃーん。
理想を追い求めるんじゃなかったんかい。
辞めた保育士がしばらくして戻ってきたということも結構あるんです。
保育園は出戻りはあって当然、やさしく迎え入れる、そんな文化があるように思います。

おー、帰ってきたか。
長旅ごくろう。
だから、転園先でまた「保育園選びに失敗した」と思ったらいつでも戻ってきてください。
保育園の転園については、下の記事で紹介しています。
合わせて参考にしてくださいね。



保育園選びに失敗したときにやってはいけないこと

保育園選びに失敗したときに、一番おすすめしないのは、転園もしないが悪口だけ言い続けることです。
保育園に対して不満を持っている保護者は、保育士から見ても分かります。
保護者の不満は子どもにも伝わります。

保護者の不満が子どもに伝わると、子どもと保育士、子どもと他のお友達との信頼関係が築きにくくなるね。
親も子どもも保育士も、子どものクラスメイトも、誰一人幸せではありません。

文句を言いながら行動もしないのが、誰にとってもよくないということだな。
まとめ
「保育園選びを失敗した!?」と感じてからできることを保育園の中の人の立場から紹介してきました。
保育園を選ぶときには下の記事も参考になります。
合わせてご覧くださいね。





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