共働きの現役保育士です。
毎年3月になると勤務している保育園でも入園説明会が行われます。
今回は、服装や持ち物に座る位置まで、保育園の入園説明会で”無難に”振る舞いたい人のために役立つヒントを、現役保育士目線で公開します。
保育園説明会の服装は自由
保育園説明会の服装は、何を着て行っても先生たちは何も思いません。準備や運営で忙しすぎて、保護者のコーデなんて見ていない!
ただ、あまりにも奇抜な服装や髪型だと説明会終了後に、「◯◯くんちのお母さん、髪の毛赤いなあ」のように、職員室での話のネタになることはありますよ。
大体、次のような服装のママ・パパが多いですね。
パパの服装
セーターの上にジャンパーなどを羽織っている。ジーパンの方はいませんが、動きやすいチノパン風のパンツ。
ママの服装
セーターやブラウスの上に、ダウンジャケットなどを羽織っている。子どもが小さいのでパンツスタイルのママも多い。
このように説明会だからといって特別な服装にする必要はなく、普段着の人ばかりです。先生たちも普段着で当たり前と思っています。
ママの服装については、スカートよりはパンツスタイルの方が過ごしやすいはずです。理由は、床に地べたに座って説明を聞くケースも多いから。
楽な服装で説明会に参加してくださいね。
説明会に持っていくと便利なもの
スリッパや上履きなど持ち物については保育園から連絡があるため、その通りに準備すれば大丈夫です。
その他、持っていくと便利なものを紹介します。
子供用の絵本やおもちゃ
入園説明会では保育園の概要から通園時の持ち物まで、様々な説明が行われるため最低でも1時間は要します。
このため、同席する子どもはどうしても飽きてしまいます。
子どもをあやすためのおもちゃや絵本などを持参すると良いですね。
0歳児ならブランケット
説明会では椅子ではなく地べたに座って話を聞くケースも多いです。説明会中ずっと子どもを抱っこするのは大変ですね。
子どもを寝かせることができるブランケットなどがあるととても便利です。
盲点!説明会に持って行ってはいけないもの
食べ物やおやつ
入園説明会中、参加者に実際に受けた質問に「バナナを食べさせても良いですか」というのがありました。
長丁場の説明会、お腹が空いていると子どもがぐずってしまうことは容易に想像できます。
一方、保育園に入園してからも同様ですが、基本的にお菓子や食べ物などは保育園には持ってこないことがルールです。
理由は、集団生活の場である保育園にはアレルギー体質のお子さんもいるから。
このため、食べ物類は一切保育園に持ち込まないことになっているのですね。
保育園説明会前に自宅で十分食事をしてから保育園におでかけください。水分補給はもちろんOKなので、麦茶入りのマグなどを忘れずに!
保育園の説明会で注意したいこと
子どもも一緒に参加するようにする
保育園側は保護者に対し、入園準備に必要なことを伝達するために説明会を開いていますが、もう一つの目的は、同席する子どもの様子を観察し入園後の保育に活かすことです。
説明をよく聞くために子どもは自宅において、ママかパパのどちらかだけ説明会に参加する家庭もありますが、保育園側から特に指定がない限り、ぜひお子さんも一緒に来てほしいです。
説明会中に子どもが大泣きしてうるさいなどは気にする必要は全くありませんよ。
先生の話を聞く
説明会に来たのに対して話もきかず、子どもと遊んでいたりする方、一部います。
特にきょうだいが入園済みで、その弟妹が4月から入園するという場合。
上の子のときにすでに聞いた話かもしれませんが、一生懸命に話をしている人に対する一般的なマナーとして、話に耳を傾けるということはしたいものです。
座る場所は自由に
説明会で座る場所は自由です。子どもが0歳で騒ぐ可能性がある場合など、廊下に近い席にして子どもがぐずったら一時離席できるよう配慮してくださる家庭もありますが、気にする必要はありません。
ここは子どもたちが集まる場所、保育園ですから。
購入品や持ち物などの実物を見せながらの説明もあるため、前の方の席を確保すると見やすいですよ。
まとめ
保育園の入園説明会での服装や持ち物、座る位置まで”無難に”振る舞いたい人のために役立つヒントを、現役保育士目線で公開してきました。
質問は大歓迎で実際数名手を上げてくださる方もいます。入園説明会では遠慮せずに何でも聞いて、入園前の不安を解消してくださいね。
保育園の入園については次の記事も役にたちます。
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