共働きの現役の保育士です。
「保育園の先生が私にだけそっけない気がする」と不安になった経験がある方もいらっしゃるでしょう。
先生に避けられている気がすると思っても、ほとんどの場合は誤解なので心配無用ですよ。
今回は、現役の保育士の立場から、保育園の先生がそっけない・塩対応になってしまった理由について実際のエピソードを交えて紹介します。
保育園の先生がそっけない理由
先生から嫌われている
保護者や親が人なら、保育園の先生も人。
人である限り、この方苦手・嫌いという感情はどうしても持つことがあるものです。
保育園の先生がそっけない・塩対応だなと思う場合、理由の一つは先生から苦手と思われているからというのがあります。
保育園の先生に嫌われてしまう先生の特徴については、下の記事を参照してくださいね。
話しにくい雰囲気
なんでだか分かりませんが、常に仏頂面。話しかけても暗い顔で「はい、いいえ」しか答えない方がいらっしゃいます。
この場合、先生が保護者を嫌うということはありませんが、「話したくないのかな、話しにくいな」とは感じます。
また、やたらとせかせかしていて、保育園内を常に小走りで移動するような保護者の方だと、「忙しいのに話しかけたらまずいな」と思います。
話しにくい保護者の場合、伝達必須事項は連絡帳に記入し、口頭での会話を最小限にしようと試みます。
先生が保護者対応が苦手
保育園の先生がそっけない・塩対応な理由で一番大きいのが、先生自身が保護者対応が苦手というものです。
そもそも子どもが好きという理由で保育士になっているため、大人との交流にはパワーを注ぎたくないのですね。
保護者支援は保育士の大切な職務の一つですが、極力避けたいと思っている保育士はかなり多いです。
他の子を放置状態にしたくない
保育園の先生に話を短く切り上げられてしまう・そっけないと思うのなら、一番の事情は他の子のことが気になるからでしょう。
一人の保護者と3分会話したとしたら、その間、他の子どもたちの保育はストップしてしまいます。
自分が保護者と話をしている間に怪我でもしてしまったら大変・・と保育士たちは気が気ではありません。
このため「さようなら」の挨拶程度で、そそくさと保育室に戻るというのはかなりの頻度でありますねえ。
まとめ
現役の保育士の立場から、保育園の先生がそっけない・塩対応になってしまった理由について実際のエピソードを交えて紹介してきました。
保育園の先生がそっけないと思っても、単に忙しいだけ、興味がないので大人との会話に時間を割きたくないだけであることが多いため、嫌われているなどと誤解しないでくださいね。
保育園の先生と保護者との関係については、次の記事でも紹介しています。
合わせてご参照くださいね。
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