「保育園の先生がそっけない」親が嫌われたときのデメリット4つ

保育園の先生に嫌われた

共働きの現役の保育士です。

「保育園の先生が私にだけそっけない気がする」と不安になった経験がある方もいらっしゃるでしょう。

先生に避けられている気がすると思っても、ほとんどの場合は誤解なので心配無用ですよ。

今回は、現役の保育士の立場から、仮に本当に先生から嫌われてしまった場合のデメリットについて紹介します。

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「早番だけど居残りして謝罪しよう。いろいろと細かいお家なので」

子どもがふらついておもちゃの箱に唇をぶつけてしまい唇が切れてしまった。

このようなことは、家庭でも保育園でも珍しくありませんね。

朝7時から夜8時まで開園している保育園では、早朝勤務の職員は16時が退勤時間です。
ところが、多くの保護者のお迎えは17時過ぎがピーク。

通常の場合、このような軽度の怪我の報告はクラス担任が早番の場合、遅番保育士に伝え、お迎えのときに報告してもらいます。

一方、保育園に要望を入れる回数があまりにも多い保護者の場合、「早番だけどお迎え時間まで居残りして直接謝罪しよう」と担任が自主的に居残り対応をすることがあります。

先生から「細かいお家だから」と思われるデメリットはありますが、逆に言うと特別対応をしてもらえるというメリットと取れなくもない?

「舞台が◯◯さんのお席から見やすいかチェックしよう」

発表会などの観覧席の席順は、事前に子どもにくじを引いてもらうなど公平な方法で決めることが多いですね。
それなのに、先生たちから一癖あると思われているお家の場合は別です。

リハーサルなどのときに特定のお家だけ、”お子さんが見やすいかチェック”が行われることがあります。

こちらも先生に特別視されることで自分の家だけの特別対応が行われるのですから、得をしていると言えるかもしれません。

「怒られてしまったので、受け入れしてしまおう」

特にコロナ禍においては、発熱した場合解熱後24時間経過してから登園OKというルールを厳密に行っていた保育園も多いでしょう。

日頃からどんなに具合が悪そうでも保育園に登園する子どもが、昨日発熱のため早帰りしたのに、翌朝普段通りに登園。
保護者の方に24時間ルールをどのお家にも守ってもらっている旨を説明したら、「そんなの無理!よろしく」と保育士を怒鳴って立ち去ってしまいました。

このような押しの強い方に対しては、園長でも「これ以上怒られると困るから、今日はいいことにしよう」と折れていましたよ。
保育園の先生に好かれるよりも得をしてしまった悪例かもしれません。

「話しにくいので接触を避けよう」

これは保育園の先生に嫌われることの唯一のデメリットだと筆者は思います。

極力接触を避けたいと思われてしまうクレーマーに近い保護者の場合、伝達必須事項は連絡帳に記入し、口頭での会話を避けられてしまいます。

保育園の先生に好かれているもしくは好かれても嫌われてもいない保護者の場合は、子どもの様子などを雑談等で共有します。
保育園の先生たちだって、子どもの成長は嬉しいですからね。

このような先生と保護者との雑談の機会が減ってしまうことは残念ですね。

まとめ

現役の保育士の立場から、保育園の先生に嫌われた場合に何が起こるのか、事例を紹介しました。

「保育園の先生に親が嫌われたら、子どもも嫌われてしまうのか」については、NOが答えです。

親と子どもは全く別です。少なくとも筆者の場合は、そのように考えます。

保育園の先生がそっけないと思っても、単に忙しいだけ、興味がないので大人との会話に時間を割きたくないだけであることが多いため、嫌われているなどと誤解しないでくださいね。

保育園の先生と保護者との関係については、次の記事でも紹介しています。
合わせてご参照くださいね。

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