共働き・子あり・ワンオペは本当にきつい|現役保育士が限界だった実例と対処法

ワンオペでワーママすることがどれほど辛くて無理なことなのかを解説する記事のタイトル画像

保育士として働いています。

「共働き+子あり+ワンオペ」って可能だと思いますか?

筆者は現役の保育士ですが、正直に言って限界でした。

この記事は、
「ワンオペがきついのは自分の要領が悪いから?」
と悩んでいる方に向けて、現役保育士の立場から
「構造的にきつい理由」と「現実的な対策」をまとめたものです。

子ありワンオペ状態の保育士の家

「共働き+子あり+ワンオペ」がどれだけきついか、筆者がワンオペ状態だったときの汚部屋状態や食事内容をさらしながら力説しましょう。

現役の保育士+子あり+ワンオペ状態の家はこんな感じ。

共働き子ありワンオペは無理 (1)

パズルやおもちゃが床に散乱。

逆に棚には何も収納されていませんね。

棚に入れろよって感じですね。

共働き子ありワンオペは無理 (3)

クローゼットに入るとこれです。

子どもの衣類を入れるタンスが、デフォルトで開きっぱなしですね。

取り出しやすい?
いやいや、出したら閉めろって感じですね。

筆者、現役の保育士ですが、そのくせ「タンスは閉める」という教育すら手が回っていないことを示していますね。

保育園では園児に「引き出しは閉めようね」なんて言っていますが、家に戻ればコレですよ。
情けない。

共働き子ありワンオペは無理 (2)

カーテンがカーテンレールから外れてますね。

この状態でかれこれ半年。

早く取り付けなさいっていう感じですね。

やるべきことは分かっています。
でもできていない。仕事場である保育園ではできていることができていない

この状態で感じていたのは、
「片付けができない」のではなく、
「片付ける余力が残っていない」という事実でした。

ワンオペ家庭では、努力不足ではなく“時間と体力の設計ミス”が原因になることが多いです。

子ありワンオペ状態の保育士の食事

現役の保育士+子あり+ワンオペ状態の家の食事はこんな感じ。

月曜日

朝食:(子ども)ふかし芋、牛乳、梨
(大人)コーヒー
晩御飯:白飯、味噌汁、納豆、ハンバーグ(冷凍)

火曜日

朝食:(子ども)ふりかけおにぎり、牛乳
(大人)コーヒー
晩御飯:白飯、納豆、マーボーナス(クックドゥの素活用)

水曜日

朝食:(子ども)ふりかけおにぎり、牛乳
(大人)なし
晩御飯:ミートソースパスタ(レトルトのミートソースにニンジンと肉を追加)、バナナ

・・・

土曜日

朝食:(子ども)シリアル、牛乳
(大人)シリアル
昼食:ラーメン、餃子(外食)
晩御飯:総菜、白飯、スイカ

1週間のうち、使った調理器具は炊飯器とフライパン1つといったところでしょうか。

盛り付けもお皿の数を減らすため、大皿でドーンと出すスタイルが多いですね。

保育園では「お茶碗は左、お味噌汁は右ですよ」なんて、お皿の並べ方や箸の持ち方などを園児たちに伝えたりしていますが、家ではできていません。

ただ、これは反省すべきことではなく、当時の自分が出せる最善でした。

食事内容を記載した連絡帳を保育園の先生が見て、「もうちょっと変化にとんだ食事を・・」だの指摘してくることがあるかもしれませんが、気にする必要はありません。

保護者支援や教育が保育士の職務の一つとして義務付けられています。
筆者も「自分ができてないのに何を偉そうに」と自分で思いながら、保護者からの食事相談などにのっていますよ。

共働き家庭の朝ごはん・晩御飯については次の記事でも紹介しています。

ワンオペが「限界」になる前にやってよかったこと

ワンオペがきついとき、「もっと頑張らなきゃ」「要領よくならなきゃ」と考えてしまいがちですが、実際に必要だったのは頑張らなくて済む仕組みを先に作ることでした。

現役保育士として多くの家庭を見てきましたが、ワンオペで限界に近づいている方ほど、自分で何とかしようと抱え込んでしまう傾向があります。

私自身もそうでしたが、ワンオペ限界状態を抜け出すきっかけになったのは、努力ではなく頼り方を変えたことでした。

現役保育士が「頼ってよかった」現実的な選択肢

ここでは、「ワンオペがきつい」と感じていた時期に、実際に助けられた選択肢を3つ紹介します。

どれも、完璧な親を目指すためのものではなく、毎日を回すための現実的な手段です。

家事を減らす(時間と体力を残す)

ワンオペで一番消耗するのは、終わりのない家事を一人で抱えることです。

掃除・洗濯・食事の準備など、「やらなくても誰も困らない家事」まで完璧にしようとすると、子どもと向き合う余力が一気になくなります。

家事は減らせるものから減らす
その発想に切り替えただけで、気持ちはかなり楽になりました。

家事を減らす具体策はこちら

育児の手間を減らす(全部を自分でやらない)

育児は「手を抜いてはいけない」と思われがちですが、実際には人の手や仕組みに任せられる部分も多くあります。

おもちゃ、食事、身の回りの準備など、すべてを家庭内で完結させなくても問題ありません。

「子どものために楽をする」という選択は、結果的に親の余裕を生み、子どもとの関係を穏やかにしてくれました。

育児の負担を減らす選択肢はこちら

考え方と工夫に救われた(自分を責めない)

ワンオペがきついとき、一番削られるのは体力よりも自己肯定感です。

「ちゃんとできていない」
「他の家庭はもっと頑張っている」
そんな考えに引っ張られると、どんどん苦しくなります。

共働き・子育てで余裕がない時期は、完璧を目指さない考え方や、
気持ちの切り替え方を知るだけでも救われます。

考え方や工夫の支えになるまとめ

ワンオペで仕事を続けるのがきついと感じたら

「共働き+子あり+ワンオペ」は、やはり相当きつい状態です。

私自身、仕事があること以上に辛かったのは、
いざというときに頼れる人がいない状況でした。

そのため個人的には、次の順番で考えることをおすすめしています。

  1. まずは、頼れる人・モノを確保する
  2. それでも厳しければ、働き方を見直す

いきなり仕事を辞める必要はありません。
先に「一人で抱えない状態」を作ることが大切です。

保育園も「頼っていい場所」

頼れる存在として、保育園も立派な選択肢のひとつです。

先生たちに愚痴を言いすぎる必要はありませんが、「ワンオペで正直きつい」という状況を伝えておくだけで、関わり方が変わることもあります。

保育園に預けて美容院に行く。
買い物をする。
少し一人の時間を作る。

それだけで、「早く迎えに来てください」と言われることが増えるわけではありません。

まとめ

「共働き+子あり+ワンオペ」は、きつくて当たり前です。
うまく回せていないから苦しいのではなく、一人で抱えるには荷物が多すぎる状態なだけです。

本記事で伝えたかったのは、次の3点です。

  • 「共働き+子あり+ワンオペ」は精神的にも物理的にも限界がきやすい状態であること
  • SNSや体験談の「うまくやっている話」と自分を比べなくていいこと
  • 頑張るより先に、頼れる人や仕組みを増やしてほしいということ

ワンオペがきついときに必要なのは、気合でも根性でもなく、「一人でやらなくていい状態」を作ることでした。

家事や育児の負担を減らすこと、
考え方を少し変えること、
保育園やサービスをもっと頼ること。

どれも立派な選択です。
今日すべてを変えなくても、
一つだけ手放せるものを見つけることからで十分です。

「もう限界かも」と感じた時点で、それはサボりではなく、助けを求めていいサインです。

タイトルとURLをコピーしました