共働きで子育てをしていると、
- 17時お迎え → 18時夕飯が無理
- おもちゃが片付かない
- 夜中のミルクが地獄
- 家事が終わらない
…正直「全部しんどい」ですよね。
私は現役保育士として、これまで何百人もの共働き家庭を見てきましたが、
「頑張り方」を変えるより、“楽になる仕組み”を入れた家庭の方が圧倒的に楽そうです。
このページでは、共働き育児を本気で楽にしてくれる「実際に使われている時短グッズ」だけを悩み別にまとめました。
食事作りがしんどい人向け
毎日のごはん作り、正直いちばんしんどくないですか?
仕事から帰ってきて、子どものお迎えをして、お腹すいたコールを聞きながら献立を考えて、調理して、後片付けまで…。
保育士としてたくさんの家庭を見てきましたが、「ごはん作り」が一番ストレスになっているご家庭は本当に多いです。
この項目では、“ちゃんとした食事”を手放さずに、手間だけを減らす方法として、
宅配弁当・食材宅配・調理家電など、実際に使って楽になったサービスやアイテムを紹介します。
「毎日じゃなくていいから、とにかく今日は楽したい」
そんな日の選択肢として使ってください。
夕飯準備の時間をカット「宅配弁当」
3食の食事のうち、一番大変なのが夕飯ではないでしょうか。
「今日はもう作りたくない…」と思う日があっても、全然おかしくありません。
この悩みを一番シンプルに解決できるのが、子どもと大人の食事が同時に揃う宅配弁当です。
保育士として見てきた中でも、保育園へのお迎え時間が遅い家庭ほど宅配弁当の取り入れ率が高いです。
朝食準備の時間を短縮「冷凍食品」
朝の準備で一番削りたいのは「考える時間」と「調理時間」です。
共働き子育ての成功のカギは、朝、どれだけスムーズに保育園に送迎できるかです。
コロッケが大好きな子には冷凍コロッケを、アンパンマンLOVEなあの子にはアンパンマンポテトを、冷凍庫に常備です。

朝登園する園児に何を食べてきたか聞くと「アンパンマンポテト!」

ご飯とスープも出したよね?!
食卓にはポテト以外も並んでいたでしょうに、印象に残っているのはアンパンマンだけだったようです。
レンジでチンで気分よく登園してくれれば良しとしますか。
買い物に行かない「食材宅配」
毎日のごはん作りで意外と時間を取られるのが、「献立を考える→買い物に行く→食材を管理する」この一連の流れです。
仕事帰りにスーパーに寄るだけでも、子ども連れだとそれだけで一仕事になりますよね。
保育士としてたくさんの家庭を見てきましたが、「うちの子、スーパーで走るので買い物に行けない・・」という声を聞くたびに、「〇〇ちゃんならそうでしょうねえ・・」と深く頷いています。
共働きの子育て家庭では、「買い物そのもの」が負担になっているケースが本当に多いです。
そんなときに便利なのが、食材宅配サービスです。
あらかじめ必要な食材が自宅に届くので、買い物の時間を丸ごとカットできますし、ミールキットタイプなら献立を考える必要もありません。
食材宅配のメリットやデメリットについて、下の記事で紹介しています。
▶子育てが限界なときに頼っていいものまとめ
放置で一品完成「自動調理鍋」
「ごはんを作る時間がない」というより、
実際は「キッチンに立ち続けるのがしんどい」という人も多いのではないでしょうか。
子どもの相手をしながら火加減を見て、鍋をかき混ぜて…という作業は、地味ですがかなりの負担になります。
そんなときに活躍するのが、自動調理鍋です。
材料と調味料を入れてボタンを押すだけで、あとは放置。
その間にお風呂に入れたり、洗濯を回したりと、他の家事が進められます。
“料理の時間を短縮する”というより、“料理に拘束される時間を減らせる”のが最大のメリットです。
代表的なのはホットクックや電気圧力鍋で、共働き家庭との相性はかなり良い家電です。
保育士目線では、自動調理することで、子どもがフライパンや鍋を触ってやけどをしてしまう事故が減る点に注目しています。
子どもが使う物であふれている人向け
気づいたら家の中が、子どもの物だらけ。
おもちゃ、絵本、ぬいぐるみ、謎の工作…。
片付けても片付けても増えていくのに、使うのは一部だけ、という家庭も多いのではないでしょうか。
実はこの悩み、「買い続ける」から抜け出すだけで一気にラクになります。
保育士として保護者対応する中で、
おもちゃや絵本をサブスクに切り替えて、家の中の物の量とストレスを減らしたという武勇伝を聞くことがありますよ。
必要な時期に必要な分だけ届いて、飽きたら返せる。
「増やさない仕組み」を作るのが、一番の時短・省ストレス対策です。
おもちゃを買わずに済む「おもちゃサブスク」
月齢に合った知育おもちゃが届いて、使わなくなったら返却できるサービスです。
「何を買えばいいか分からない」
「すぐ飽きる」
という家庭に特に向いています。
絵本が増えすぎない「絵本サブスク」
共働きだと読み聞かせ用の絵本を買いに行きたくても、その時間がないというのが現実です。
絵本サブスクなら、年齢や発達状態に合わせた絵本が定期的に自宅に届きます。
ミルクや離乳食が限界な人向け
夜中のミルク作りを一番ラクにする方法
夜中のミルク作りがつらい、という声は本当に多いです。
- お湯を沸かす
- 温度を測る
- 粉ミルクを量る
- 冷ます
- 子どもは泣いているのに冷めなくて焦る
正直、これを毎晩やるのはしんどすぎます。
このストレスを一番ラクに解決できるのが、
「ミルク作りを自動化・時短化できるアイテム」を使うことです。
実際に保育士として見てきた中でも、調乳機やウォーターサーバーを導入した家庭は、親の就寝時間が十分確保できている様子が伺えました。
離乳食作りにも「ハンドブレンダー」
スムージーやジュース、離乳食作りの道具としてミキサーという選択肢もありますが、個人的には刃の部分がむき出しのハンドブレンダーをおすすめしますよ。
理由は、ミキサーよりも洗うパーツが少ないからです。ハンドブレンダーなら先端の形状を変えてクリームの泡立てもできます。
市販のケーキを食べられるようになるのは2歳頃が目安です。1歳・2歳の誕生日では、まだ市販のケーキは控えましょう。
1歳・2歳の誕生日には、甘さ控えめに泡立てたクリームを使うお誕生日ケーキがおすすめです。
ハンドブレンダーはコンパクトかつ用途が広いので、特に0-2歳の子持ち共働きの方におすすめしたい料理家電です。
洗い物が少なく、時間がかかる調理工程を短縮できる点が最大のメリットです。
ハンドブレンダーで作った離乳食写真はこちらの記事に掲載していますよ。
▶ブラウン マルチクイックで離乳食作り
登園準備がしんどい人向け
登園準備は、朝の限られた時間の中で
- 持ち物チェック
- 記名
- 服の準備
など、やることが一気に集中します。
特に地味に時間を取られるのが「名前書き」。
毎日のように発生する作業なので、
ここを時短できるかどうかで朝の余裕がかなり変わります。
名前書きを時短「お名前シールやスタンプ」
保育士目線では、持ち物への名前書きはどうしてもお願いしたいポイントです。
誰の物か分からなくなると、園生活そのものが回らなくなってしまいます。
とはいえ、毎回手書きで記名するのは正直かなり大変ですよね。
この作業を一気にラクにしてくれるのが、お名前シールやお名前スタンプです。
実際に現場を見ていても、シールやスタンプを使っている家庭は、記名にかかる時間が圧倒的に短いです。
ちなみに我が家では、
0〜1歳児クラスのときは「スタンプ+手書き」、
2歳児クラス以降は「お名前シール+スタンプ」を併用しています。
年齢や発達に合わせて使い分けることで、記名にかかる時間を最小限にできますよ。
お名前シール・スタンプ・手書きのメリットデメリットや、年齢別のおすすめについては、下の記事で詳しくまとめています。
家事全般が限界な人向け
靴下洗いの手間を減らす「ウタマロ石鹸」
どうして子どもの靴下はこんなに汚れるのでしょうか。
保育園でも靴下を裏返しに履いている子や、靴が脱げてもそのまま走り回る子を多数見かけます。
手洗いが必要な泥汚れも、ウタマロ石鹸なら短時間で落ちるため、靴下洗いにかかる手間を減らせます。
落書きが何でも落ちる「ジフ」
汚れが落ちない=掃除時間が長引く、ということ。
保育園でお絵描きをすると十中八九、机や床がクレヨンで汚れます。
このときに登場するのが、クリームクレンザー「ジフ」です。
万能選手なのでおすすめです。
お漏らし・嘔吐処理にも掃除にも万能「ハイター」
汚れが落ちない=掃除時間が長引く、ということ。
シャンプーで遊ばれてしまうのを防止「詰め替えそのままホルダー」
シャンプーやボディソープを詰め替えるの面倒です。詰め替え用パックの先に取り付けてそのまま使えるホルダーがあれば、詰め替え作業ゼロ。
また、詰め替えパックをつるして置けるフックが付いています。
子どもの手が届かない場所につるして置けるので、シャンプーのボトルを永遠にプッシュされて浴槽泡だらけ&シャンプーが激減してしまうのを防げます。
洗った足を汚さない「すのこ」
通気性を確保するため収納の下などに敷く道具である「すのこ」。
気が付けば保育園内にはたくさんのすのこがあります。
大量の布団を積むので押し入れにすのこが。
他にも、ベランダや庭にすのこを置いています。
裸足で水遊びなどをして室内に入る前に足を洗いますが、洗っても歩けばまた砂がつきますね。
すのこの上で足を洗えば砂を付けずに室内に入れます。
洗った子どもの足をまた汚さずに室内に入れる「すのこ」。
ちょっと便利な使い方なのでおすすめです。
皿洗いの時間をカットする「食洗器」
この家電は「皿洗いの作業を丸ごと任せられる」のが最大のメリットです。
子ども1人が使う食器やコップの数は大人一人分よりはるかに多い!
スプーンをすぐ落とす、食べやすいお皿に移し替える、アンパンマンのコップじゃなきゃ嫌だと駄々をこねる・・

大きいお皿じゃないと嫌ー!!!!
食事が終わる頃には洗い物の山ですよね。
食洗器に任せることで、山と格闘しなくて良いのはかなりのストレス減です。
湯を沸かす時間を完全カット「ウォーターサーバー」
この家電は「水の煮沸と冷却の作業を丸ごとカットできる」のが最大のメリットです。
0歳児のミルクはもちろん、大人の飲み物を準備するときには「湯を沸かす」という作業が必要です。
1回の湯沸かしにおおむね2-3分はかかるでしょうか。
この湯沸かしという時間を完全カットできるのがウォーターサーバーです。![]()
お湯や清潔な冷水がすぐに欲しい方は試してみる価値ありです。
以下の記事でウォーターサーバーについて、導入方法から使い方・デメリットまで完全解説していますので参考にしてくださいね。
▶子育て家庭のウォーターサーバー 使い方・デメリットまで
洗濯物は干さない「洗濯乾燥機」
この家電は「洗濯物干しの作業を丸ごと任せられる」のが最大のメリットです。
保育園児の平均的な保育時間は10時間。
保育園と家との往復時間を含めれば、外出時間は10時間40程度になります。
その時間、雨に降られない日って月に何日あるでしょうか。
せっかく、朝に洗濯物を干したのに家に帰りつく前にびっしょり。
「めちゃめちゃがっかり」ということは筆者も経験ありです。
家を空けている時間が長い共働き家庭は、洗濯乾燥機を使って干すという時間を削減するメリットが大きいですよね。
保育園児は車を汚す「ハンディクリーナー」
保育園との送迎方法は徒歩・車・自転車と様々ですが、駅や家の至近距離にある保育園ではない限り、車を使うお家も多いのではないでしょうか。
子どもは車をめちゃめちゃ汚しますよね。
靴で座席に上がらないでと言っても靴の端っこが座席に乗っている。泥がたくさんついた足で車に乗り込む・・
車用にハンディクリーナーを置いておくと便利です。
電動自転車以外の選択肢に「2台目の車」
移動トラブルに対応する時間と精神的消耗を減らす選択肢です。
保育園や幼稚園までの送迎や子どもを乗せての移動のために、電動アシスト自転車を購入することを検討しているなら、車の2台持ちも選択肢に入れると良いでしょう。
イヤイヤ期を舐めてはいけません。
保育園を降園したいやいや2歳児がどうしても自転車の座席に乗ってくれず、園の駐輪場で大暴れ。

グミキャンディで釣る作戦でも自転車に乗ってくれませんでした。
泣く泣くタクシーで帰宅するママ、何回も見てます。
ホント、お疲れ様です。
子どもが動いてくれなくて困っている人向け
子どもの誘導時間を短縮「風船」
子どもを動かすのに「説得」する時間が一番かかります。
保育園から帰宅しても子どもは手洗いに行きません。風呂にも移動しません。食卓にもつきません。
保育園でも子どもたちを引き付けるのに大活躍しているのが風船です。
子どもたちは大人よりもはっきりした色を好むため、引き付け効果ありです。

つい風船を割って遊んでしまうこともあるけどね。
大量の風船を家に常備しておけば、「お風呂で風船で遊ぼう」などと子どもを行って欲しい場所まで誘導する時間が短縮できます。
雨の日の室内遊びにも使えますね。
朝の支度が終わるまでの時間を短縮「砂時計」

早く着替えて。
もうすぐ50分になるよ!
朝、子どもがダラダラ。
仕事に間に合わないし、朝のお支度は早く終わらせて欲しいですよね。

早くって何?
後5分ってどのくらい?
50分になったから何?
子どもからすれば時間の概念は非常に分かりにくい物です。
時間を見える化するために使えるのが砂時計です。
「あと5分で」より「この砂が全部落ちるまでに着替えを終わらせよう」の方が子どもは分かりやすいです。
保育園でも、時計にはシールを貼ったりと時間を見える化するための様々な工夫をしていますよ。
こちらの砂時計は1分から30分まで揃っているのと、プラスチック製なので割れないのが良いですね。
食事中、椅子に座っていられない子にもおすすめです。

食事の時間中は座っててって言われてもいつまで?
「砂が落ちるまで座る」なら理解できるよ。
まとめ
子育てと仕事を両立するために、「時間を削減できた」と実感した時短グッズを紹介してきました。
子育てと仕事の両立は普通にやっていたら無理です。
疲れたら家事や保育園の準備などを時短できるところは積極的に時短しましょう。
さらに、グッズを使っても回らないと感じるときは、やり方を変えることも一手です。
子育てと仕事を両立するために、グッズの導入以外にできることについては下記の記事で紹介しています。








