保育士として働いています。
子育てを「手抜きする」「ズボラ育児」と聞くと、
どこかネガティブなイメージを持つ方も多いかもしれません。
ですが、現場で多くの親子を見てきて強く感じるのは、
無理をしないことこそ、長く子育てを続けるために一番大切だということです。
「頑張りすぎない」「頼れるところは頼る」
それは決して愛情不足ではなく、むしろ子どもと向き合う余裕を守る選択だと思っています。
この記事では、
現役保育士が実際に見てきた「頼ってよかった」「削って正解だった」選択肢を、
考え方を中心に紹介します。
手抜き育児万歳
保育士として働いていると、本当にさまざまなママ・パパの子育てスタイルを目にします。
その中で、子どものためにも あまりおすすめできない と感じるのが、「手抜きは悪」「全部自分でやらなければいけない」という考え方です。
平常時は問題がなくても、
- 仕事が忙しくなった
- 睡眠不足が続いた
- 誰にも頼れない状況が重なった
そんなタイミングで、その無理が一気に子どもへ向いてしまうケースを何度も見てきました。

何?!ママ、なんでいきなり怒ってるわけ?!
私いつもどおり食べてるだけなんだけど。
子どもにとっては、「いつもと同じことをしているだけ」なのに、親の余裕がなくなると、理不尽に感じる場面が増えてしまいます。
だからこそ、削れるところは削る、頼れるところは頼る
この考え方は、とても大切だと思っています。
保育士が考える「手抜きしたいポイント」
どれだけ頑張っても毎日必ず発生する「作業」は、積極的に手を抜いていい部分です。
- 食事・掃除・整理整頓など、生活上のルーティン作業
- 子どもと関わる時間を削ってしまう家事・準備
ここを効率化できると、子どもと向き合う時間や、親自身が休む余裕が生まれます。
保育士が考える「手抜きして欲しくないポイント」
一方で、人の手だからこそ意味があることは、手を抜いてほしくありません。
- 爪切り・投薬・歯磨きなど、子どもに直接触れるケア
- 遊ぶ・話す・抱きしめるなど、人のぬくもりが伝わる関わり
「全部やらない」ではなく、何を削って、何を残すか
この判断がとても大切です。
家事と育児を同時にラクにする考え方については、こちらの記事でも詳しくまとめています。
▶家事と育児を同時にラクにする時短術
保育士が実際に見てきた「頼ってよかった選択肢」
ここからは、私自身が保育現場や保護者対応の中で、
「これは頼って正解だった」
「この考え方で楽になった家庭が多かった」
と感じた選択肢を紹介します。
新生児用ミルク作りも自動化
新生児期は、お世話のほとんどが「待ったなし」です。
特にミルク作りは、
- 夜間でも
- 泣いている最中でも
一定の手間と時間をかけてしてきたことでしょう。
最近では、ミルク作りそのものを自動化できる機器も登場しています。
「親が楽をするため」ではなく、
余裕を残すための選択肢として検討している家庭も増えています。
詳しい比較は、下の記事にまとめています。
おもちゃを「持たない」という選択
子育て家庭で意外と負担になるのが、おもちゃの管理です。
- 片付け
- 収納
- 増え続けるストレス
おもちゃを「たくさん持つ」ことよりも、
循環させる・入れ替えるという考え方に変えた家庭は、かなり楽になっています。
家事を外注する
家事代行も、特別な人だけのものではなくなりました。
- 自分では大変な掃除
- 忙しい時期だけのスポット利用
「全部やってもらう」ではなく、苦手な部分だけ任せるという使い方も十分アリです。
「今日はやらない」と決める
毎日100点を目指さない。
今日は60点でいい、と決める。
この割り切りができた家庭ほど、長期的に安定した子育てを続けている印象があります。
園と家庭の役割を分ける
- 園でできていること
- 家庭で無理に再現しなくていいこと
すべてを家庭で完璧にやろうとしなくても大丈夫です。
まとめ
手抜き育児とは、「やらないことを増やす」ことではありません。
- 削るのは「作業」
- 残すのは「関係」
この判断ができると、親も子どももずっと楽になります。
迷ったときは、
それをやめたら、少しでも余裕が生まれるか
この基準で考えてみてください。
育児や家事をラクにする具体的な工夫については、こちらの記事も参考になります。




