保育士として働いています。
保育園側が子どもに着て来てほしいと思うシャツと、親が子どもに着せたいシャツには、大きな隔たりがあります。
今回は、保育園用のシャツのおすすめを現役保育士目線で紹介していきます。
合わせて、「こんなシャツはやめて」「こんな形だと子どもが保育園で困らない」といった情報も共有しますよ。
保育園で着てほしいシャツの条件

保育園で着て欲しいシャツの条件は次の通り。
- 子どもが自分で着脱しやすいサイズ
- 飾りはなし
- 丈が長過ぎない
まとめて書くとこの3点ですが、保護者が考える子どもに着せたいシャツと大きく異なるのが「1.子どもが自分で着脱しやすいサイズ」が保育園では重視されていることでしょう。
保育園に着て来て欲しくないシャツ

保育園生活で困るため、保育園では避けてほしいシャツの特徴を紹介します。
いずれのシャツも、よく子どもが着て登園しているものばかりです。
ジャストサイズのシャツ
ジャストサイズのTシャツ。見た目的にはだぶだぶよりも可愛いのですが、保育士目線では、正直ありがたくないのです。
保育園生活では家庭生活と比較して、自分の身の回りのことを自分で行うことを非常に重視していることは、意外と知られていません。

1歳児クラスからお着替えは自分で!
ジャストサイズのピッタリとしたTシャツは、子どもが自分で脱ぎにくいためおすすめしません。
プラスチックの飾り付きのシャツ
結構な頻度で保育園で見かけますが、キラキラのスパンコールが付いているTシャツ。

面白いし園児も保育士も擦って遊んでいますが、スパンコールが取れたら嫌だなとヒヤッとしているのも事実です。

面白いでしょ。みんな触っていいよー。
スパンコールに限らず、金属のワンポイントやプラスチックの飾りなど、万が一取れてしまった場合、0歳児クラスの子が誤嚥してしまう可能性があります。
集団保育の場である保育園では、極力避ける方が無難です。
バックプリントのシャツ
全介助が必要な0歳児や3歳児以上で自分でTシャツの前後が分かる年齢であれば問題ないのですが、1歳~3歳のこだわりが出てくる時期に大好きなキャラ付きのTシャツを買う場合はキャラの場所に注目です。
是非、お気に入りのキャラがフロントに描かれているタイプのTシャツを選びましょう。
子どもがお気に入りのキャラがバックプリントでついている場合、キャラが見えないと嫌だと前後ろ反対に着たくて大泣きする子がいます(笑)。

ウルトラマンが前じゃないと嫌。
そんなときは、前後ろ反対のまま過ごしてもらって、お迎えの際に保護者の方にカクカクシカジカで前後ろ反対で着てもらっていますと説明しています。
チュニック
スカートは禁止としている保育園、多いですよね。スカートが駄目ならチュニックをと考えて、チュニックを持参する園児、とても多いです。

女の子なのにTシャツしか着せられないのつまんない。
保育園でスカートやチュニックを禁止する理由は、子どもが活動しにくかったり、遊具などに引っ掛けたりする危険性があるからがまずひとつの理由。
他にも、トイレで汚しがちになるので、保育士目線だと非常に困るというのがあります。
トイレで、長い裾を自分でたくし上げるという動作は、子どもには高度です。
可愛らしい服を着せたいというのはよく分かりますが、保育園では避けて欲しいのが本音です。
ボタン付きシャツ
年中・年長さんになればボタン付きのシャツも自分でスムーズに着ることができますが、月齢が小さいと難しいです。
このため、保育士目線ではボタン付きのシャツはできれば止めて欲しいというのが本音です。
また、ボタンが取れてしまった場合は乳児が誤って飲み込んでしまう可能性もゼロではありません。

せんせー、ボタン落ちてたよー。
僕が拾ってあげた。
ボタンがついていなくても、可愛い襟付きなどのシャツがあります。園児も「フリフリー」といって喜んで着ているのでおすすめです。
フリル付きのシャツ
フリルやレースが付いた服でも、大半の保育園ではOKかと思いますが、一部フリルやレースは一切ダメという保育園もあります。

フリルもレースもダメって何で?
フリル付きがNGな理由は、遊具や園内設備に引っかかってしまう可能性があるためです。
フリルが引っかかってしまうと、子どもが転倒して危険という主張ですね。
全くその通りなのですが、他に、引っかけてしまいやすいフリルのお洋服が破れてしまった場合、誰がその物損の代償を払うのかという問題も生じます。
そのような物損トラブルが発生しやすい服は着て来て欲しくないというのもフリルNGの大きな理由の一つであるはずです。
現役保育士がおすすめする保育園用のシャツ

保育士目線で園児に来てもらいたいシャツの特徴を紹介します。
紹介するシャツはすべて、園児が着ていたことがあり、かつ保育士としても保育し易いと感じたシャツです。
キャラがフロント側にあるシャツ
キャラがフロントなので着ている子どもからもキャラが見えます。
また、丈が長すぎず身幅がゆったりしているので子どもでも着脱しやすいです。
衿口や袖口がゆったりしているシャツ
衿口や袖口がゆったりしているので子ども自身で脱ぎやすいです。
子どもが好きなキャラクターがフロントについていることで、前後が子どもでも分かりやすいメリットも。
縫い付けフリルのシャツ
スパンコールは付いていないけど、肩フリル&レースの盛りTシャツでも保育園生活には困りませんよ。
外遊びや泥遊びでひっかけたり、汚れたりはするのでその点だけご了承ください。
注:フリルの大きさに関わらず、フリルやレースは一切NGという保育園には向きません。
着丈が短いシャツ
丈が短いため、トイレで汚してしまう心配がないので保育士目線ではありがたいです。
着丈が短いながら、飾りが袖についていてひらひら感もあり。
裾が絞ってある長袖シャツ
近年の子供服はデザインを重視するあまり子どもには袖が長過ぎる傾向が。
袖を折り上げる動作は子どもには難しいので、このように袖が絞ってあるシャツはありがたいですね。
フリルが可愛らしいながら活動の邪魔にならない分量です。
インパクトで勝負しているシャツ
フリルもダメ、レースもダメ、チュニックもダメ・・という保育園なら、インパクト勝負のかっこいいシャツを選ぶのはどうでしょうか。
インパクト大なかわいいTシャツだと、保育士も「これ誰のTシャツ?」とならなくて嬉しいです。
まとめ
保育園用のシャツのおすすめを現役保育士目線で紹介してきました。
シャツの他、保育園で使う持ち物の選び方については、下の記事でまとめています。
合わせて参考にしてくださいね。





